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最初に「地震だ!」と気付いたのはパパ。
でもまぁ、すぐにおさまるだろうと思っていたら、突然強い揺れっっっ!!
ゴォゴォだか、ガンガンだか、揺れと一緒に恐ろしげな音も。
小さめの水槽からは水が溢れてくるし、大きい水槽も大波打ってる!
従業員サンがトランシーバーで、『ちょっと大きいね』と話しながら動き出したのを期に、
他のお客さん達も外へ出ようと焦り出す
そう、、、この時点で既に私は相当パニくっていた
こんな場所で、もし水槽が割れたりしたら!?
天井が落ちてきて、閉じ込められたら!?
そう思ったら、危険だと頭でわかってても走らずにいられない!!
チュン太を抱いて、ひたすら走る・・・が、あまりの強い揺れに、全く前に進まない
それでも母は走る・・・そして階段を駆け上る!!!
が、ここでも強い揺れで階段を思うように上がれない
後ろからパパの大きな声が聞こえてくる、、、 『危ないから、しゃがめ!!!』
この時、パパは後ろから見てて、本気で母子もろとも階段から落ちると思ったらしい。
それくらい、チュン太を抱いた母はよろけていたそうです
いや・・・自分でも感じてたカモ・・・。でも、あまりの極限状態に、完璧理性を失っていた。
それでも、なんとか外へ出て、出られたことに安心したら、その場から動けなくなっちゃったよ
足ガックガク・・・。
外は外でも、半分室内!?みたいな所で、頭上に天井みたいのがあって(←???)
それがガッチャガチャ揺れてるし、辺りは水びだし。
やっと、屋外の広い場所に来た時は、グッタリ・・・かと思ったら、興奮しちゃって、何だかもうよくわからないテンションになっとった
その後も余震は続くし、大量のトンビが空を飛び回ってて、不吉極まりない。
野生の感!?で、鳥も何か感じるのかな~??
間違いなく、もう水族館に戻れるわけないってわかってるんだけど、すぐに動く気がせず、とにかくベンチに座り続けてました。
1時間くらい経ったのかなぁ?
ようやく館内放送で、営業中止のお知らせが流れ、チケット代払い戻しの手続きが始まりました。
駐車場に戻る途中の道が、液状化してるのか!?水びだし。。。
でも、それより驚いたのが、駐車場のアスファルトが、有り得ないくらい波打ってて、そこいら中ひび割れ状態
自販機なんて盛り上がっちゃって、斜めに傾いてたよ。
改めて、事の重大さに気付き、怖くて怖くて、一刻も早く家に帰りたかった
でも案の定、ちょっと走ったところで既に大大大渋滞~~~~~
その時の時刻17時。
もちろん高速は全て通行止め。家に辿り着けるのだろうか・・・不安な気持ちでイッパイでした。
車に乗っててもシッカリ感じるくらいの余震が何度もあって、その度、信号機や看板が落ちてこないか心配でたまらなかった。ヘルメットが欲しかった!
そのうえ、突風まで吹き始めて、風で揺れてるのか?地震なのか?もうどっちなのかわからないっっっ!!!
でも、自分達は家族揃って車に乗れている。怖くて不安だったけど、すごく心強かった。
窓の外には、電車も止まってしまい、歩いて家路に向かう人たちの長い長い列。
雨も降ってきて、雨宿りなのか?夜を明かすつもりなのか?屋根のある場所で座り込んでる人達も。
数十年生きてきた中で、一度も見たことがない、とても普通じゃない光景。。。
ただただ、「どうしてこんなことに・・・」と思うばかり。
ようやく家の近くまで辿り着いたのは、22時過ぎ
もう少しなのに、動いてないはずの電車の踏み切りが全く開かなかったり(涙)
ずっと運転し続けてたパパの疲れもピークに
そして、やっとやっと愛しの我が家に到着。
(パパ、本当にお疲れ様でした。途中、チュン太と一緒に寝てしまってゴメン)
心配してた家の被害もなく、棚に飾ってた小瓶が落ちて割れてたくらい。
食器棚も無事でした・・・が、中の食器を確認しようと扉を開けたら、マグが一つ転がり落ちてパリン(二次被害!?!?)
でも、そのくらいで済んで本当に良かった。。。
この大地震が、各地でどんな被害をもたらしたのか、、、明日の新聞やニュースを見るのが怖い