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本日は「特捜最前線」第90話"ジングルベルと銃声の街!"の感想を書きたいと思います。津上刑事主役編、荒木しげるさんの見所満載な話でございます。まずは簡単なあらすじ。トランペッターの村島が銃殺される事件が起きる。そばでトランペットの練習をしていた弟子の浅野健司が逮捕された。トランペットの音と銃声を聞いた男子学生達の証言等、様々な事から犯人として疑われるが、浅野が住んでいるアパートの住人達から彼のアリバイ証言が得られる。そのアリバイ証言に疑問を抱く神代。津上は証言を再度調べていくと意外な真相があった。感想。「くだらん浪花節はやめたまえ!」事件の真相が明かされる直前、そう言葉を吐いた橘刑事。今回の話は犯人側、そして特命課側も何とも言えない人情味溢れるというか、それこそ浪花節一直線(笑)のような話でございました。まるで時代劇に出てきそうなくらいに根性悪な村島。対してそんな酷い男を師と仰ぎ、プロを目指し懸命に練習に励む浅野。最初は浅野の事をぼろくそに言っていたアパートの住人達が、実はとても心優しい浅野を慕い守ろうとしていた。ああ・・・本当、下町っていうか、もう時代劇そのものみたいな泣かせる話でしたよ。ところどころにクリスマスソングが流れ、景色もクリスマス一色華やかな様でいて何故かどこかもの寂しさが漂い、けれどもポッと灯りが灯るような・・・そんな感じ。何とも理不尽極まりない村島の行いとそれでも必死について行った浅野、浅野を守ろうと殺人を犯した報われないアパートの住人達。神はいないのか、と思いましたが。部下達にはとても厳しい神代課長。けれども、最後はとても粋な計らいをしてくれました。どんな計らいかは是非DVDを観て頂きたいな、と。(「くう~っこのぉっ、神代課長!!」って画面に向かって言いたくなるわ(笑))何となく分かってしまう結末なのに、すごく泣かされてしまいましたよ。心にね、ジンときちゃったんだよね。さて。今回は荒木しげるさん演じる津上刑事主役編。←嬉しいから何回でも書く(笑)季節は冬。題名にある通りクリスマスシーズンの話なので津上刑事他、特命課の刑事達がコート姿で登場する姿に氷子さんはウハウハ男性のコート姿はいつ見てもいいですなあ犯人として疑われる浅野がトランペットを吹くという事で音楽話繋がりから、フォーセインツでドラムスをされている荒木しげるさんの経歴が随所に活かされていましたね。音楽を愛する者としての心情を語ったり、学生服姿でドラムを叩く姿や(まあ・・・これはなんつうか、さすがに学ラン姿はかっこいい荒木しげるさんとはいえチト無理があるようにも思ったんだけれど(苦笑))、ラストでもドラムを叩く姿を見せてくれたり。とてもかっこよいです、荒木しげるさんじっくりと(いつも特命課はじっくりと捜査しますが)丹念に捜査を洗いなおす津上刑事。見ていて何だか兄貴、お兄さんみたいないい雰囲気でしたね。どうしても浅野の犯行が濃くなる中、紅林刑事と一緒に捜査する姿が心打たれます。ただ、どうしても定番みたいなストーリー運びなのでどこか地味で、他の話に比べ印象が薄いかなという点が残念に思います。捜査にあたる津上刑事の姿はかっこいいし、今回は脇に回った他の刑事達もとてもかっこいい。けれども犯行に関わるアパートの住人達の人物像、人を殺す理由が分かるんだけれど・・・どこかしっくりと来ない。とても魅力的な人達だと思うんです、アパートの住人達が。浅野から受けた優しさは本当涙を誘うし。けれどもどこかで観た様な・・・という感じがして(苦笑)胸がギュウッと締め付けられるような切なさ、悲しさ、感動を数々与えてくれる「特捜最前線」なので、どうしても沢山の事を追い求めてしまいます。津上刑事のドラムを叩く姿は嬉しかったけれどさ。もっといろんな表情とか心情も観たいかな。コート姿は本当最高だったけれどな←最後はこれかい(笑)もうすぐクリスマス、という事で「特捜最前線」"BEST SELECTION BOX Vol.5"に収録されているクリスマスの話2つの内、この第90話"ジングルベルと銃声の街!"の感想を書いてみました。
2008.12.21
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本日は「特捜最前線」第1話"愛の十字架"の感想を書きたいと思います。「特捜最前線」はじまりはじまりな話です。まずは簡単なあらすじ。退職間近の刑事、特命課の課長・神代の先輩であり刑事は何たるかを教えてもらった西田に暴力団のたちばな会との癒着の疑惑が持ち上がる。それを密かに捜査していた特命課の刑事達。組の幹部の矢沢を逮捕し、罪を見逃す代わりに西田と手を切るように持ちかけた。しかし西田は矢沢を脅迫し5千万を取ろうとし組の刺客に刺され、彼の娘がさらわれてしまう。感想。さて、第1話という事ですが。第1話だからといって、特命課の結成話ではありません。観続けていくと結成されてそう日は経っていないようですが、もうすでに捜査が大分前から始まっていてその途中というところから1話は始まっています。最初という事でまだこれからの「特捜最前線」の雰囲気や世界観が確立されておらず、観ていると少々とまどいと違和感を感じますね(笑)エリートの刑事達の捜査にあたる緊迫したものとは違う、作品の作りたての硬い雰囲気が出ているという感じでしょうか。荒木しげるさん演じる津上刑事なんて背広姿がまだちょっと着こなせていないというか(笑)その中で桜井刑事演じる藤岡弘、さんがいい雰囲気と動きをしていて良かったですね。藤岡弘、さんが動くと作品も動くって感じです。この1話から変わらないのは特命課の刑事達の捜査に対する真剣さから来る言い争いと、神代課長の厳しさでしょうか(笑)初っ端から言い合ってるし(笑)、初っ端から神代課長はクールで厳しかったです(苦笑)今回の特命課が捜査する相手は西田という刑事。なんとこの西田を演じるのは中村竹弥さんでございます。そう内藤の御前ですよ。御前、あなたは現代においても事件を捜査する仕事をなさってたんですね(笑)刑事としては許されないことをし金を得て、退職後の安穏な生活を手に入れようとしていた西田。しかし特命課の捜査により潰される。後輩である神代は自分の出来うる限りの事をして西田を何とかしようとしながら捜査をし、西田は壊されそうになるものを必死に戻そうと画策する。その二人の動向の緊迫感はすごかったです。西田を演じる中村竹弥さんがさすがですね。してはいけない事で嘘の幸せを手にいれられなくなりそうになった時の涙ぐんだ表情は秀逸でした年齢を重ねた事による威厳と存在感の中になんとも言えない悲哀をすごく感じさせるのです。この物悲しいものをたっぷりと感じさせてくれるのは中村竹弥さんの素晴らしさではないでしょうか。中村竹弥さんと二谷英明さんが劇中に並んだだけでも迫力が違いますな。最後は中々粋な終わり方をしています。胸を締め付けられるような感覚を本編で何度も味わいましたが(苦笑)、ラストはどちらかというとホッとするような終わりでした。ああ、数少ない気持ちが重くならない終わり方ね(笑)この頃はまだまだ手探りで「特捜最前線」が作られていたんですね。それが話が進んでいって、濃く・深くなっていくのかあ・・・。1話の津上刑事は多少は出ていましたが、何とも印象が薄かったです初めにこの話を観ていたら果たして津上刑事をここまで好きになっていたか・・・なんてチラリと(おいおい)この時代のちょっとした奥様は普段でも着物を着ていたりして。時代を感じさせますなあ(笑)
2008.12.05
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病院へ行くまでにはまだ時間があったので、テレビ朝日で再放送されていた「八丁堀の七人」を観ました。本放送の時も観ていたなあ・・・。初めて観た時は「どうかな?」と思い観ていましたが、段々と面白くなってきて観ていましたね。久々に観た「八丁堀の七人」はやっぱり面白い時代劇でした。今日再放送された話は青田典子さん演じる遊女の哀しくも激しい仇討ちが主軸となるものでした。主要人物である仏田八兵衛(演:片岡鶴太郎さん)はいつもの様に絡んでいきますが。今回、遊女と心温まる、そして最後は切ない関わりをしたのは八兵衛の上司の青山久蔵(演:村上弘明さん)の息子、市乃丞でした。字を教えて欲しいと遊女に頼まれ、字を教える市乃丞。その姿はまるで母子のよう。でも・・・そんな楽しいひと時は無残にも終わりを迎えます。遊女は、死んだ姉の敵を討つ為に人を殺してしまうのです。まだ子供で何も力がない。ましてや仇討ちとはいえ人殺しまでしている遊女を救いたいと思っても救う術を持たない市乃丞・・・でも、亡くした母のように遊女を慕う市乃丞は出来る限り懸命に遊女を助けようとし、そんな姿に私は涙が流れました。けれども、罪を犯した者はどんな理由があろうとも罰せられます。父である青山は役人、与力として出来る限りの事をしたものの結局は救う事は出来ず。市乃丞は自分が字の手ほどきをした遊女からの最後の手紙を受け取り走り出すシーンは本当に切なくって哀しかったです。どんなに懸命にしても、どうにもならない事がある。でも、そこからどうやって進んでいけばいいのか。とても考えさせられた話です。「八丁堀の七人」は、主要人物を演じられる俳優さん達、脇を固める女優さんや俳優さん、ストーリー、作品世界、見事に調和した時代劇の面白さを持つ作品ですね。そうそう。今回、遊女があだ討ちをするきっかけを作った悪人の1人を宮内洋さんが演じていらっしゃいました。最初に劇中に登場した時から何やらどこか一癖も二癖もある人物を感じさせ、終盤悪事が露呈し青山に打ち据えられ遊女に敵として殺されてしまう役でした。もっとこう立ち回りのシーンを観てみたかったかな。でも、"ん~?これは何かあるぞ。"と興味を惹かれる人物を好演されていたのはさすがですね。ああ・・・おもしろかったなあ「八丁堀の七人」。午前中の再放送だったから、今まで再び観る事がなかったんだけれど。何だかもっともっと観たくなってきましたよ。
2007.12.13
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いやあ、久しぶりにドラマの感想を書くんで緊張するわ~(笑) ウソです。 はい、氷子さん、ウソつきました んなこたあありませんから(苦笑) さて、あんなにとち狂ってる「必殺仕事人V風雲竜虎編」や「西部警察」の感想は書かず、今回はコレです(笑) 「代表取締役刑事」、久しぶりに観ましたら、B'zのOP曲とか、ドラマ内での温厚な感じの渡哲也さんの姿とか、安部譲二さんの頭を抱えたくなるような演技とか(苦笑)、レギュラー刑事の1人に「気まぐれオレンジロード」でOP 歌った池田政典さんがいたなあとか、いろんなことを思い出したんでございますな。 で、今回感想を書く第36話「さらば友よ」、三浦友和さんがゲスト出演した話でございます。 全然覚えてなかったよ ネットやこの「代表取締役刑事」のDVD のブックレットで出てますがね。 「西部警察パート2」(厳密に言えばパート3の第6話までだけど。)から約10年後、団長@渡哲也さん・オキ@三浦友和さん・ハト@舘ひろしさんが刑事として、テレビ画面に揃う訳でして。最期、己の死期を悟り雪山に消えたオキを思うと、このお三方の共演はむちゃくちゃ感慨深い。 前置きが長くなりましたが 今回、三浦友和さんが演じるのは兵庫県警の菅野刑事。剣道の腕がめちゃめちゃたち、優秀な刑事。すげぇなあ。 しかも階級は警部・・・って、オキが本庁に返上する前の階級と同じじゃん 舘ひろしさん演じる兵藤が兵庫県警に捜査依頼され逮捕した男を菅野刑事ともう1人の刑事が護送する・・・ってのが話の発端。犯人の男は変な奴らに襲われ逃げちゃうわ、菅野刑事は何か隠していてるっぽいし。 オキといい、この菅野刑事といい、隠し事が好きね(苦笑) 菅野が何を隠しているのか、兵藤や渡哲也さん演じる橘が探るんだけど、なかなか分からない。なので、しまいにゃ兵藤が菅野を留置所に入れて身動き取れないようにしてしまう。 まあ、ここからの流れがいいんだわ。 頑なだった菅野が段々と兵藤と打ち解けて、最後は二人で事件を解決。 「西部警察」では若々しく、血気盛ん、血の気も多かった(笑)二人が、時を経て「代表取締役刑事」では落ち着きも出てきつつ、まだやんちゃさが残る、更にいい男になった姿が観られます。 三浦友和さん、舘ひろしさんのやり取りは本当いいですね。決して衰えることなく、軽妙で、大人で、男くさい。お二人ならではの醸し出す世界。 留置所で二人、タバコを吸うシーンには痺れたなあ 終盤、三浦友和さんが銃を撃つシーンがあるんですが、その姿、表情の鋭さはオキを彷彿とさせました 「代表取締役刑事」は人間ドラマ、アクションは大人しめ・・・っていうか、「西部警察」を見慣れると、あらゆる面で物足りなさを感じるのは正直言えば否めません。 でもね、渡哲也さん・三浦友和さん・舘ひろしさんが刑事ドラマでの共演を観られるってのはやっぱりいいなあ、いいんですよ! 菅野が散々関西と関東の違い、ライバル視してたのに、実は東京生まれの横浜育ちだったと兵藤にあかして、標準語にちょっと戻るシーンが、めちゃめちゃ好きでございます。 「代表取締役刑事」はセレクションのDVD BOX が出ています。 36話を観る為に、とまでは言い難いですが(苦笑)レンタルで観るのはありかも。←おいおい オキの最期に泣き、あり得ないことだけれども、オキがもし生きていたら・・・・・、なんて、「代表取締役刑事」で束の間の夢が観られる気持ちです。
2015.02.15
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♪あ~の恋も~過ぎぃ~てみれば~♪歌詞あってるよね?!何て不安げな事を言っている氷子さんですが「必殺仕置屋稼業」の主題歌"哀愁"でございます。↑この作品の主題歌っすね。歌うは葵三音子さんという方。初めて聴いたのは「必殺仕置屋稼業」を観て。数話しか観ていないのですが、この歌が使用されているシーンで最も印象に残っているのが第2話"一筆啓上罠が見えた"で沖雅也さん演じる市松が自宅で真っ赤な夕陽の光を浴びながら、うつろな表情で折鶴を折っているシーン。実際の歌よりもスローテンポで、葵三音子さんの歌が物悲しく淡々と流れるこのシーンがとても印象的です。っつうかね。このシーンの沖雅也さんはまさしく"美"。あまりにも美し過ぎる、芸術的なシーンと"哀愁"が非常にマッチしていて時を忘れる程。EDロールでもこの歌は使用されていますが、1話でのそれぞれ仕置屋のカットが流れます。沖雅也さんがこれ又美しいんです。初登場し劇中、初めての仕置きをしようとする横顔のシーンがEDで流れるのですが、"哀愁"の前奏に合わせて市松を演じる沖雅也さんの端整な横顔が映し出されるこのシーンも見る度にウットリとしてしまいます。少し高めな声で、題名通り"哀愁"たっぷりで聴かせてくれる葵三音子さん。歌詞自体もとてもいい歌詞で♪あの人は優しさを~、あの人はときめきを~、置き去りに~消えた~人~♪という部分が氷子さんはとっても大好きです。何かさ~、すごく分かるんだよね。分かる気がするんです。この歌、一度でいいからカラオケで歌ってみたい・・・と密かに思っていたりするんですが。何故だかカラオケに行くと"哀愁"というこのタイトルと、"葵三音子さん"というお名前も忘れてしまい、結局歌詞本から探す事が出来ず家に帰ってから思い出す氷子さんにとって魔性の歌でございます(笑)
2007.11.18
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先日発売された「特捜最前線」のDVD-BOX、BEST SELECTUON Vol.8に収録されていた第70話"スパイ衛星が落ちた海!"の感想を書きたいと思います。まずは簡単なあらすじ。某国のスパイ衛星が墜落し、堂ヶ島温泉付近で爆発、炎上した。残骸が回収されるものの肝心の機密内容が収められているマイクロフィルムが入った機材(メカ)だけが見つからなかった。特命課はその捜査、回収にあたるのだったが・・・。う~ん・・・この話ってものすごく時代を感じさせます。つまり東西冷戦時代を色濃く感じると言いますか機密メカを探し出す為、いろんな国の情報機関の人達が特命課刑事達を追い掛け回し大乱闘(笑)某国は結局どこだったのか?という事については何も分からず、結局どこだったんだろう???と。この機密メカ、ネタバレしちゃうととある少年が持っていて、海に隠していたんだけれど。捜査の内容が国と国との問題が絡んで大きなものなんだけれど、結局のところ捜査自体はなんていうか地味目(笑)これも特捜たるものなのか・・・?別なドラマだとものすごい突飛なスパイアクション系のドラマに仕上がりそうな内容なのですが、この話は橘刑事と機密メカを隠し持っている少年とのやり取りが中心。ちょっくら頭の良い少年、そして全てを見透かしているけれど少年の家庭環境や生い立ち・年齢を考慮して敢えて強引に捜査せずひたすら交流をするという、そこが地味だけれど何とも心に残るものなのです。初めて少年と出会うシーンでの事。この少年の祖母から水をかけられ追い返されそうになる橘刑事と津上刑事なんだけれど、橘刑事はにやりと笑い"もう1回水をかけられれば孫に会えるか?"と言う場面はさすがだと思います。この自然なやり取り、相手を短い事柄で心を解き解す、というのはベテランで切れ者の橘刑事だからこそという事もあるし、演じられる本郷功次郎さんの力量だと思うのです。この味はこの方ならではですよ!今回、津上刑事は橘刑事と組み捜査にあたっているのですが、どちらかというと援護側なのであまり活躍がありませんが、津上刑事を演じる荒木しげるさんの釣りをするようなラフな格好やサングラスをかけた姿を見られたのはウヒャウヒャです荒木しげるさん、かっこいいですよね♪そして国の機関のエライ人を演じられたのは中丸忠雄さんでございましてね。氷子さん的にはきましたね~(笑)この方が演じるこういう役はどこかシャープなエラサが感じられて好きなんですよ。と、いろいろな感想を持ちましたが。今まで観ていた中で比較的地味目な楽しみ方をしたこの話。けれどもものすごいインパクトな部分がありました。この話には捜査を引っ掻き回し事件を起こす暴走族のグループ名がなんと・・・。ブラック・サタンおいおい、まさか「特捜最前線」の劇中でこの名前を聞くとは思わなかったし、しかも津上刑事=荒木しげるさんが言う台詞まであるとは(笑)解説書にもこのシーンについての記述があったのですが、脚本を書かれた長坂さんの話では、荒木しげるさんが演じられた「仮面ライダーストロンガー」の敵組織"ブラックサタン"と関連があったものではなく単なる偶然だったらしいです。氷子さん、津上刑事から"ブラックサタン"なんて台詞を聞くとは思いもよりませんでしたよ本当。あ~、びっくりしたしかし・・・「特捜最前線」っていうのは出演者やストーリー諸々と楽しめるけれど、こういった点でも"ぶはっ!"と楽しめるんですね。全話を観たいなあ・・・。あ・・・そういやあ、神代課長が機転を利かせて少年が逮捕されるのを免れたんだけれど。その機転の方法が分かるようでどうやったらそう出来るのか?とか前述した某国ってどこの事だったのか?とか、捕まらなかったものの少年の未来はどうなるんだろうか?とか、いつも以上に謎と言いますか、先の見えなかった内容でもありましたね、この話って。
2009.10.21
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本日は「特捜最前線」第94話"恐怖のテレホン・セックス魔!"の感想を書きたいと思います。第62話の"ラジコン爆弾を背負った刑事!"とどっちを先に書こうかとすごく迷ったんですが(笑)←橘刑事にメロメロ今回は船村刑事萌え(←この萌えは使わないと決心していたのに)の方を書きます(笑)まずは簡単なあらすじ。船村刑事の妻、加代の知人の主婦、洋子が性的なイタズラ電話に悩まされていた。加代から相談を受けた船村刑事は洋子に会い、イタズラ電話をかける犯人を捕まえる事を約束。捜査を進めると美容師の森浦という男が浮かび上がるが、知能犯である森浦は船村刑事の裏をかく等翻弄する。感想。はい、今回は大滝秀治さん演じる船村刑事主役編。そして最初は不気味な電話の声で登場し、劇中なかなか姿を表さなかった犯人"森浦"という男を演じられた西田健さんとのジワジワとした恐怖と、派手ではない、しかし鬼気とした迫力のある対決が見所の話でございます。「奥さん・・・奥さん・・・。」淡々と卑猥な言葉を言いながら洋子を追い詰めていく森浦。ベテランの名刑事、船村も裏をかかれたりして大苦戦。辞表を書くまでに追い込まれた船村だったけれども、長年連れ添った妻の助けもあり事件解決となります。その妻の内助の功がいいのよね~。森浦に上手く仕組まれ追い込まれた船村刑事。自宅で静かに辞職願を書く船村刑事は「すまなかった。私はお前にまで刑事であろうとした。」と加代に話す。すると"私、妻を辞めます。 加代"そう書かれた小さな紙を船村に見せる妻、加代。「私の辞表ででございます。私も刑事の女房です。これしきの事に耐えられない女とお思いなのなら・・・。」昔ながらの・・・芯が強い奥さん、刑事である夫を影で支え続けてきた奥さんの強さと温かさが観ていてすごく温かくなるのは何でだろう。もうこんな女性像は古い、時代遅れ、男女平等の今・・・と言われる方もいるかもしれませんが。家庭を支え、夫を愛し支える・・・加代という女性はとても素敵です、美しい女性です。そう思います。さてさて、船村刑事を演じる大滝秀治さんは最初から最後まで魅せてくれる俳優さんですよね。脇に回る話の時でも必ず見せ場がある。すごい俳優さんです。どこにでもいる、間もなく定年を迎える男性の、親近感が湧く、そんな刑事。取調室で犯人に自白を促す時、被害者に語りかける時、後輩の刑事達への助言、船村刑事がこれまで辿った人生・経験を言葉に、所為に表す姿を魅せられるのは大滝秀治さんだからこそ。観続けているとどんどん船村刑事にはまっていくんですよね。(ものすごく失礼なんだけれど)決して二枚目じゃないし、禿げたおっさんなんですよ。ランニング来て、股引きはいて。走ればドタドタとそこら辺にいるおっさんと同じで(笑)かっこいいところなんてそうそうない。でもそこがかっこいい、最高にかっこいいんです。何気ない・日常誰でもする事をさり気なく魅せ、穏やかさがあると見せて実は誰にも負けない激しさを見せる、彼の姿を通して共感できたり、何気ない事をじわりじわりと魅せてくれるのが船村刑事=大滝秀治さんかなって。そんな船村刑事が、今回の犯人である森浦との攻防は凄まじかった。被害者の洋子が森浦のかけ続ける電話によって精神的に追い詰められる様子が最初から最後まで狂気に満ちていたのがまずすごい。画面から怖さが滲み出ているんですよ。変な恐怖ものの映画なんか観たりするよりよっぽど怖いです。洋子が段々と正気を失っていくシーンが随所に織り込まれていて、じわじわとした怖さがたまりません。そして、そのイタズラ電話の犯人を何とか捕まえようと地道にかかってきた電話を録音し分析したり、電車の音が聞こえれば路線を辿りどこの公衆電話からかけたが探す。体力的にはもう若くはない船村刑事ですが、これまで培った経験の豊富さを存分に魅せてくれます。何か起こってしまってから・・・の前に解決したかった。そう思いながら捜査にあたるも、その思いは無残にも打ち砕かれてしまいます。非常に知能犯な森浦は接触してきた船村刑事の声をこっそりと録音し加工、洋子に加工した声でイタズラ電話を再びかけ追い詰め、船村刑事に殴られ怪我をしたと弁護士と一緒に特命課まで乗り込み世間をにぎわせたり・・・今回の犯人、森浦は本当にすごかったですね。頭の切れるベテラン刑事の船村を苦戦させるにはこれくらいすごい犯人じゃないとおもしろくないかもしれません。イタズラ電話をかける様な男・・・というとどうしても気色の悪い、表現がまずいんですが外見も何か気持ち悪い男・・・とイメージしてしまいますが、それを西田健さんが犯人役を演じるとは恐れ入りました。切れ長の目、スーッとした顔立ち、という非常に端整なお顔をされていて、スマート感がある西田健さんが卑猥なイタズラ電話をかける男を演じるという事がすごくびっくりして、でもそれが妙にしっくりいっていて。西田健さんが演じられた男みたいな犯人が返って怖さが増すのかもしれませんね。普段は仕事をちゃんとこなし、皆と同じように普通に暮らしているようで実は・・・。森浦の見せるスマートさが返って怖かったです西田健さんの魅せる怖さは絶品でした。苦戦を強いられましたが、ドラマの終盤、洋子を追い詰めどこかへ連れて行こうとした森浦を船村刑事と津上刑事が捕まえます。船村刑事が全速力で追いかける姿は迫力ありました。もうすごくリアルに追いかけるんです。そして捕まえた森浦の口の中に指を突っ込み・・・恐らく舌をかまれないようにという、これまたニクイ小技を利かし最後まで魅せる船村演じる大滝秀治さん。私ゃあんたの魅力に乾杯っす!ラストは「特捜最前線」にはなかなかない、ハッピーエンドの様な終わり方をします。事件が無事解決し、洋子を家族の元へ連れて行った船村と津上。持病の心臓病が微かに表れ少し苦しそうな船村に気付き心配する橘に対し「大丈夫。」と満面の笑顔を浮かべつつ、森浦の逮捕時に背広から落とし津上に踏まれ壊れてしまったメガネをおどけながら橘に見せる終わり方はすごく心が楽しくなりました。船村刑事の後ろにいた津上刑事はちょっと気まずそうだったけれどね(笑)いつもこんな風に終わればいいのに(苦笑)最後に。駅構内のシーン、洋子を連れ去ろうとする森浦に素早く近寄る船村刑事と津上刑事。「特捜最前線」のOP曲がバックにかかり、タイミングよく津上刑事が洋子を抱きかかえ森浦に体当たりし引き離す、そんなシーン・・・ああ、かっこいい船村刑事と津上刑事が森浦に気付かれないように近付くシーンは身震いするほどかっこいいです。津上刑事がちょうどコートを着ていて、洋子を確保する時にコートがひらめくのがすごくかっこいいんですよ~!荒木しげるさんって背広姿がすごく似合いますが、コート姿もそそられます。この確保する時の動きがシャープで素早かったんで、それが又良かったですね。やばい、やばい、とぶつぶつ言いながら魅入っていた氷子さんです(笑)船村刑事は観れば観る程、はまる刑事ですわいつの間にかその魅力の虜になってます、はい。西田健さんも良かったな~
2008.09.27
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テレビ放送時は超低視聴率でへこんでしまい、涙が止まらなくなってしまった「マッスルボディは傷つかない」の企画・脚本を担当した安田顕さん。「ドラバラ鈴井の巣」のDVDはバラディスクを観て、ドラディスクを観るという図式になってしまった氷子さんですが・・・「マッスルボディは傷つかない」、面白かったけどなあ。いろんなことが唐突に起こり、登場人物は主役だけではなく皆濃くて際どくて、ヘタすると収拾がつかなくなりそうな話なのに、これがまたちゃんと最後までまとまっていたのが見事。マッスルボディ、と題名にあるようにボディビルの世界を取り上げた、安田顕さんワールドなとてもシュールな傑作ドラマ。ここまで思い切りがいい唐突なストーリー展開は観ていてすごく面白いけれどなあ。いろいろと予算の関係上、ところどころしょぼいシーンもあるけれど(笑)、それも又楽しめる要素のひとつになっているからね~。安田顕さんがへこんで泣いてしまったという企画・・・ってのをDVDを観る前にネットで知っちゃって、実は観ることに若干不安だったんだけれど、そんなことはない面白いドラマでした。「マッスルボディは傷つかない」、観て損はないと思いますさて、ドラマ本編も非常に濃いものでしたが、撮影の裏側を撮ったバラディスクも濃くって面白い。・企画発表で・・・。黄色のパンツを履いて登場した安田顕さん。企画内容にメンバー皆引き気味で(笑)安田顕さんの慌てっぷりに笑えた。・ボディビルの企画ということで体を鍛えるためにスタッフからアブドロなんたら、みたいな健康器具をプレゼントされた鈴井社長・安田顕さん・音尾琢真さん。お腹に装着し上級者用で一気に試したところあまりの激しさに途端に身悶える三人(笑)その反応を疑った大泉洋さんが着けてみると、やっぱり同じ反応をしくねくね体を動かすわ、変な声が出ちゃうわで大爆笑!・・・と思ったら、こっそりつけた森崎博之さんまであまりの刺激に暴れる始末(笑)←さすがリーダー、でかいリアクション・ボディビルジムに入門した安田顕さんと音尾琢真さん。試しにまずバーベルを持ち上げてみた安田顕さん、音尾琢真さん・・・ええ、安田顕さんたら基本の20kgが持ち上がりませんでした(笑)大泉洋さんがやってみると軽く持ち上げていたのに(笑)そして。安田顕さんと音尾琢真さん、スタッフとの高額プロテインの攻防に思わず笑ってしまいました。←結局スタッフが勝って安いプロテインを支給される二人(笑)・真池龍役の大泉洋さんと用務員とタカユキの二役を演じた鈴井社長の果てしなき戦いに爆笑!何とか目立とうと二人がこれでもかと火花を散らす様が凄まじく大笑い(笑)"タレントつぶし"と大泉洋さんに言われた鈴井社長がナイスです・主題歌「涙はいらない」の歌詞の意味・・・作詞をされた鈴井社長が「セッ●スの意味ですから。」と(苦笑)いやはや、今後どう聴けばいいか(笑)・ボディビルはビキニ型パンツ一枚の姿・・・ってことで、ムダ毛処理をしなければならなくなった安田顕さんと音尾琢真さん。トイレで剃毛する姿まで撮るってすごい(笑)せっせと二人鏡の前に並んで仲良く処理している姿に妙な哀愁が漂い爆笑!・戸次重幸さんと小橋亜樹さんがキスシーンに挑むことに!すごい嫌がる戸次重幸さんと、喜ぶ小橋亜樹さんの対比がすご過ぎて(笑)っつうか、戸次重幸さんたらあまりにも嫌がり過ぎやろ(苦笑)・撮影にロサンゼルスまで行ってしまった安田顕さん・・・散々でしたな(笑)飛行機に乗っている時にパスポートを座席の影に落として拾うのにエライ目に遭ったり、カメラの三脚は行方不明になるわ、ケン安田さんのジムの住所が分かる書類が入った封筒を置き忘れるスタッフといい、夢だったライブハウスに行ったもののカメラを持っていたため入店できなかったり(苦笑)しまいには空港で身体検査されちゃう安田顕さんに、ご本人は大変だったろうけれど観ている氷子さんはこれでもかという不幸さに笑ってしまいました。・クリーンな料理を作ることにチャレンジした安田顕さん。予想通りダメだった展開に(笑)・EDの歌「ハッスルマッスルブギ」の振り付けを出演者に教える音尾琢真さん。いつも横にいる安田顕さんが仕事でいない時に一人で教えていて、思わず自分の姿を窓ガラスで見てしまいへこんだ音尾琢真さん。駆けつけた安田顕さんにこぼし、それを慰めるために安田顕さんは・・・なんと「友達んこ」をしたんです(笑)黄色いパンツを履いた二人の「友達んこ」は後ろで見ていた森崎博之さんやオクラホマの藤尾仁志さんではないけれど、氷子さんも笑い過ぎて腹が痛くなりました。・「マッスルボディは傷つかない」のCDのボーナストラックには森崎博之さんが歌う「ハッスルマッスルブギ」が収録されています。自分でもオンチであると自覚している森崎博之さんの歌いっぷりに感動しつつも"リアルジャイアン"と評する安田顕さんと音尾琢真さんが(笑)・最後には本物のボディビル大会に出場してしまった安田顕さんと音尾琢真さん。いやあ・・・なんかある意味すごかったですよ。ムキムキな人達の中で臆することなく出場したお二人の堂々とした姿は天晴れだったと思います。バラディスクの他にドラディスクの人物紹介におまけ映像もついていましてね。・ゲームセンターでプリクラを撮った安田顕さんと音尾琢真さん。ドラマで使うためだったんだけれど・・・お客さんが普通にいる店内で黄色いパンツ姿の二人が異様で面白い(笑)・この作品には、なかやまきんに君も登場します。なかやまきんに君と安田顕さんや大泉洋さんとの話ややり取りが可笑しくって最高おまけ映像の中で一番好き(笑)「マッスルボディは傷つかない」はドラマ本編、撮影の裏側、そして主題歌や挿入歌・EDと名作な作品。ED歌「ハッスルマッスルブギ」は安田顕さんの作詞・作曲なんだけれども、デモテープには笑ったなあ・・・バラディスクでそれが流れたんだけれど、めちゃくちゃシュール。でも、楽しい♪この「マッスルボディは傷つかない」は安田ワールド全開で、とってもシュールで、観る人によっては突拍子もない作品かもしれないけれど、氷子さんはとっても楽しく最初から最後まで観ました何回も書いてしまいますが、めちゃくちゃ楽しくて笑ってしまいました。ドラマの最後の展開には切なさも感じてよかったし。「ドラバラ鈴井の巣」は全編、DVD化されているので興味が湧いた方は是非迷うことなくご覧あれ(笑)観たらもうはまりますよHTBのオンラインショップ、もしくはローソンのLoppiでDVDを購入することが出来ます。
2011.12.30
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昨夜、寝る前の癒しとして「バトルフィーバーJ」を見ました。(すいません、又会誌があまり手付かずで(汗))例のごとく、フランスばっかり目が行ってはいたんですが。そんな中・・・・・。いつもながらコサックを見るとすごく複雑な気分になってきます。1話とかはね、安心して見てるんだけど、段々と後期近くになると心の中がザワザワとざわめきます(苦笑)だって殉職しちゃうからさ~(泣)ミドレンジャーの時はすっごく安心して・・・というか、そんな心配はせずに見れたのになあ~。楽しくて頼もしくて、身近な感じを感じさせてくれたミドレンジャー=明日香兄ちゃんから、大人になり大きな愛で子供や弱者にさりげなく手を差し伸べてくれるコサック=謙作兄ちゃん、とこんなにね涙が出そうなくらい素敵な男性になってくれたのにね。(役が違うって(笑))伊藤さん、貴方は本当に罪な方です。あんなにも貴方の姿を私達の心に刻み込み、そして悲しさ切なさを感じさせてくれるんですもの(泣)トラウマ・・・トラウマ・・・トラウマ・・・。ちっくしょう!コサックが嫌いだったらこんなにも苦しまなくていいのにね~(泣)好きだからさ~、大好きだから、あんな殉職の仕方はとってもつらいんだよぉ~(号泣)今日も悶々としながら見ちゃうのかなあ~(苦笑)
2005.08.05
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はい、この作品も久し振りに氷子さん観ました。数年前、レンタルビデオ店で見つけ、観たのが初めてでした。まずは簡単なあらすじ。1842年の冬の事。唐人一座の踊りを観に来た中村主水一家。しかし何者の投げ文により日本人が化けていた唐人一座の中に本物の異人がいる事が判明し、役所の手入れが。唐人一座に紛れ込んでいた少女、劉孟春は逃げようとしたが盲目の為秀に助けられた。孟春は広州でジョン・ガーデン一味に盲目にされたばかりか、両親を彼の配下である異人の殺し屋達に殺されていた。ジョン・ガーデン達は貿易商だった父が隠し持っていた大量のアヘンを狙っていたのだ。仕事料は一万両。中村主水達仕事人は日本と香港を股にかけた大仕事を実行するのだった。感想。まずは全体的な感想。初期に見られた必殺独特のドロドロ感やギリギリ感は薄れ、この作品は痛快さ、とんでもなさを楽しむ作品だと思いました。何せ、子供達も楽しめるようにひかる一平さんが投入され、コメディ色や殺し技の華麗さが前面に出た頃ですもんね。本当、トンデモナイ話なんですよ(笑)遠山の金さん(演じられたのは何と栗塚旭さん!!)や国定忠治(近藤正臣さん)は出てくるわナポレオン役でクロード・チアリさんまで出てくる平賀源内までも出て来て、その源内が作った熱気球を使って香港に行く仕事人・・・でも何故か違和感は感じず笑ってしまいました。パロディ、スペシャルですから(笑)最後には香港の馬の神様(?)の原型は中村主水、なんていう話まで出てくるんだから。凄過ぎです今回、すごく印象に残ったのは入船屋お北を演じられた鰐淵晴子さん。おりくの一番弟子であり、長崎の商人であるお北。和風と外国のものを上手く取り入れた感のある着物の柄、ちょっとしたアクセサリーが良かったです。鰐淵晴子さんの気だるい感じの色気、長崎の方便を取り入れた台詞回しは可愛らしく、独特の存在感がありました。今、こんな感じの女優さんって中々観られなくなったなあ・・・・・。「おりくお姐ちゃま。」と言った時の可愛らしさはなかったです。時には卑怯な手口でおりくや勇次、秀を怒らせたけれど、おりくの一番弟子であるお北は最後の最後は人情味のある筋の通った美しい女性として命を散らした姿には涙が流れました。子供は殺さない。そう言い放ったお北が最後にお民を守った姿はお決まりなシーンかもしれませんが、感動したシーンです。主軸をになう孟春を演じたのは時のアイドル、アグネスチャンさん。とっても可愛らしいです。歌のシーンもさすが上手いです。チャイナ服もお似合いで素敵でした。けれども演技がなあ・・・・・(苦笑)アグネス・チャンさんには悪いけれど下手過ぎだ主役達を演じる俳優・女優さん達がさすがなそれぞれの存在感で素晴らしい演技を魅せてくれるので、アグネスチャンさんの不慣れな演技がすごく目立っちゃってるのよね~さてさて、主役の主水達ですが。ドタバタした感じのストーリーの中でもしっかりと魅せてくれます。加代と順之助のコンビは大笑いだし、それを上回るのはやっぱりせんとりつの母娘(笑)適度に婿殿をいびり、適度に大切に思い。いびりながらも実は主水を愛しているりつに対し、現実を見ているせんの冷たい言葉。何か現実味があるよなあ(大笑)秀は女性やお民との関わりを魅せますね。仕事人としての非情さはあるけれど、どこまでも温かい。お民と遊んでいる時、お民を守っている時、彼だからこそ出来る温かさです。そしてやはり1番氷子さんが魅せられたのは勇次とおりくの親子。今回のこのスペシャル。母親おりくを守りまくる勇次がいいです!異人殺し屋達に追いかけられ母を抱きかかえつつ竹に三味線の糸を絡ませ塀を飛び越え逃げるシーンや(俺も勇次に抱きかかえられてみたい(こらこら))、殺し屋達に銃を撃たれ崩れ落ちるおりくを見て愕然とした勇次・・・けれども寸でのところで助かったおりくにホッとする表情を見せる勇次。あっちこっちでもてる勇次ですが(笑)1番愛している女性は母親だよね~・・・と妙に納得します。勇次がおりくに見せる温かさ・優しさはともすれば現代で言う"マザコン"と言われるものかもしれませんが、母を思う勇次の姿は至極当たり前の事であり、憧れる親子像です。今回、主水もすごく良かったですね。最後、孟春から何故声を聞かせてくれないのか?と問われ苦しそうな切なげな表情を見せる主水は本当に良かった。仕事人としての素性は明かせないから声をかけたくともかけられない。ただ黙って手を取り、肩を叩き、肌のぬくもりで感情を伝える主水の姿は素晴らしかったです。孟春と主水達のお別れのシーンは泣けました仕事人達の殺し技のシーンは相変わらず見事でした。中でも勇次が結構小技を魅せてくれましたね。おりくと共に逃げ出す為に竹に糸を放ったり、お北が孟春を人質に取り逃げようとしている所を逃がさない為に糸を絡ませたり。明かりを消す為に糸を放つシーンも良かったなあ・・・。圧巻なのはクライマックスである仕事をするシーン。勇次が明かりに糸をかけ自分へと引き寄せ悪人達をおびき出し仕事が始まります。勇次は2人始末をしますが最後に始末するシーンが素晴らしい(感涙)ジョン・ガーデンの後ろから糸を放ちいつものように引っ張ります。しかし、ジョン・ガーデンは持っていた銃を勇次に向け撃つ寸前で糸を緩ませ洞窟の穴へと転落。糸をどうやって吊るしジョン・ガーデンを殺すのかと思いきや・・・自分の肩にかけて吊るし殺した勇次。現実にはありえない殺し方でしょうが(苦笑)見事でした、本当に見事でした。白と紫の着物の取り合わせと勇次を演じる中条きよしさんの色気が見事にマッチして非常に魅せたシーンでした。中条きよしさんの足が着物の裾から見えるのがすごく色っぽくてあまりの色気にやられた氷子さんはクラクラしちまいました。この中条きよしさん独特の色気と存在感はすごくいい、素晴らしいものだと思います。やっぱいいねえ~♪そうそう。何かこう必殺っぽいいい意味での俗物さを感じたのが、香港へとやってきて、敵をあざむく為にあちこち動き回る主水達のシーン。海(?)で船に乗っていた主水、勇次、秀達に愛想を振りまく女達。遊女のようで、そんな彼女達を見て「おめぇも嫌いじゃないだろ。どっちでもいいから寝て来い!」とそんな事をシラッという主水(苦笑)「寝て来いったって今そんな場合じゃないだろう。」と言い返す勇次も勇次ですわな(笑)主水は敵を欺く為に言ったんだけれど、このシーンを観ていた私はこういった大人な会話(例えそれが仕事に至る為の作戦でも)を劇中に出来るという雰囲気がいいと思います。今はこういった雰囲気のシーン、台詞、これがいやらしくなくサラッと出来る俳優さんって中々いないものなあ・・・・・。(下世話な話ですが、ちゃっかりと勇次は主水に言われた通り女性と遊んだようです(笑))最後、仕事を追え一万両を手にし江戸へと戻って来た主水達。けれども一万両は熱気球と共に空へと消えてさようなら(笑)呆然とする主水。主が帰ってきて大騒ぎするせんとりつ。後ろでどうする事も出来ず頭を抱えるしかない勇次、秀、加代、順之助。この明るさはこれはこれですごくおもしろかったし楽しめました。奇抜だけれども妙に納得してしまう強引な世界観にストーリーが良かったのではないでしょうか。それに俳優さん達の力量にすごく助けられていると思います。空へと消えていった一万両に頭を抱える表情を見せた勇次と秀が妙に可愛かったなあ(笑)「必殺仕事人」がDVD化されたし・・・次は「新必殺仕事人」をDVD化してくれないかなあ。俺、絶対買っちゃうよ!!
2007.07.14
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私はいろんな作品の最終回にとても弱いです。もう、これで最後・・・となると。うぎゃ~ん!!やだやだやだやだこれで終わりなの~?!と、途端に寂しさで心がいっぱいになりますこれはもう小さい頃からそうでして。大好きなテレビ番組が今回で終了とか、大好きなアニメや読んでいたマンガが終わるとなると日がな一日ドヨドヨ落ち込んでいるようなガキンチョでございました(苦笑)マンガは単行本化されているといつでも読めて・・・しかも今なんてさ、DVD化して大好きな作品がいつでも観られるでしょ。ウキウキ♪して観続けていく内に最終回に近付いてきて「ああ・・・あと何話で最後だわん」なんて寂しくなって。昔、タイムボカンシリーズが大好きで一年周期?位で作品が変わるじゃないですか。その度に今までズーッと観ていたヒーロー・ヒロイン・悪キャラにお別れする寂しさと、次作品はどんなものなのか?という期待感がごちゃまぜになりながら観ていた事を思い出します。それが中学生、高校生位の頃は・・・「聖闘士星矢」なんか●●編、なんて変わって行ったし。同じように「セーラームーン」もSがついたりSSがついたりして次から次へと新キャラが出て来て・・・はるか、みちるに思いっきりはまった氷子さんは彼女達が活躍したシリーズが終わると知った時はさめざめと泣きましたよ(←はるかって誰?みちるって誰?とご存じない方は飛ばして下さい)そうそう、時代劇とか刑事ドラマもそうでした。「大江戸捜査網」は主要人物が入れ替わり立ち代り、「太陽にほえろ!」とか「Gメン75'」とか「西部警察」なんかも主要人物が変わったりするじゃないですか。好きな人物がいなくなるとそりゃあ激しく落ち込んでいましたね氷子さん、のめり込むととことんのめり込んじゃう性格らしくしかも生まれた時から持っている性格のようなので、●十年、幾度となく最終回を観る・読むに当たって寂しく切ない気持ちを感じています。なんで急にこんな事を書いたのかというと今、このブログを書きながら「バトルフィーバーJ」の最終話を観ているから。太陽の光を浴びながら爽やかな笑顔を見せるジャパン達。その表情に感動でジーンとしちゃうものの、もっのすごうく寂しくなって寂しくなってしょうがなくなっていますあ~あ・・・彼らの戦いが終わったのね~・・・・・。そう思いながらいそいそと1話が収録されているDVDを取り出そうとしている氷子さん寂しがるのも程々にしないとね
2007.07.11
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今回は海外ロケの前後編のお話。まずは簡単な(本当すげぇ簡単よ)あらすじ。ローマで香川晶子(演:金沢碧さん)という留学生が記憶喪失で警察に保護された。しかも兄の浩介(演:中丸信さん)が行方不明、晶子の婚約者であるICPOの捜査官・岡本警部(演:速水亮さん)がバラバラ死体で発見される。ICPOの要請により桜井刑事と叶刑事をローマへと飛ばし捜査をすると、岡本警部は一年前の宝石強盗事件を内偵していた事実に当たった・・・。感想。海外ロケ、前後編、そしてXライダー@神敬介を演じられた速水亮さんがご出演しているという事で結構わくわくして観始めました。が・・・ちょっと期待外れだったかなあ・・・ローマとか、パリとか、名所名所が捜査の過程で見られるんだけれど・・・映画「ローマの休日」に出てくる場所とかね。犯人に辿り着くまでにたくさんの謎や伏線が張られていて面白いとは思ったんだけれど、特捜独特の深みが感じられないんですよ。ある部分のみ記憶を失ってしまった晶子の苦しみとか、そう至る前の兄や婚約者との幸せなひと時との対比はそれなりに楽しめたんですが、観ていて胸をかきむしられるような登場人物に感じられる哀しさとか事件の辛さが薄かったんです。終始、晶子が記憶を取り戻そうとあうあうと苦しみ続け観ていて気が重くなってしまった点、ぐるぐると景色が回る視覚効果の気持ち悪さ、ほぼエンドレス状態で五輪真弓さんの「恋人よ」が流れ落ち着かない等・・・ごめん、とんでもない感想ですよねでも、何だか全然じっくりとは楽しめなかったんです。そして何よりも残念だったのが、何故ICPOの捜査官・岡本警部が欲にかられ犯行に至ったのかが最後までよく分かりませんでした。岡本警部を演じられた速水亮さんはとても魅力的でした。晶子と晶子の兄との仲のいいシーンで見せる表情や声は温かくてとても穏やかな素敵なものを感じられたし(こんな優しい彼がいたらいいなあって。)、対して最後に事件の真相が暴かれ冷たい表情を見せたのにはぞくぞくとしたんです。(表情もそうでしたが、この時に台詞を発する声質も鬼気迫っていてすごく良かったです。)そしてついには特命課の刑事達に囲まれて神代に向けた銃を力なく下ろす姿に、欲にかられた男の末路の哀しい姿を感じられて良かったと思うし。だからだ優しかった婚約者が、残忍な犯行に至る。その決定的な原因とか、人物形成を観たいと思うんです。速水亮さんの随所に見られた表情や声の違いとか、もっと観たかったですね~。本当、今回は我ながらとんでもない感想ですね。そうそう、外国で捜査をする特命課の刑事達って意外に(こらこら)違和感なく感じられましたね。外国語(私は彼らが何語をしゃべっているか分かりません)をぺらぺらと喋る神代や橘刑事等など特命課の刑事達の姿に思わず「かっこええ~!!」と思う私は・・・アホだな、と。サングラスをかけ捜査している橘刑事がすごくかっこよかったなあ~ただ、おやじさん@船村刑事はローマとかパリに行かなかったのは残念。外国に立つおやじさんを見たかったよん(笑)
2009.05.04
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氷子さん、さっきから頭の中でぐるぐると流れている歌があります。その歌は「必殺仕事人V 風雲竜虎編」の挿入歌"ついて行きたい"。歌うはテン・リーさんという方。♪ついて行きたい~ ついて行けない~ あなた~恋しい~♪の部分がとても印象に残るこの歌。「必殺仕事人V 風雲竜虎編」では切ないシーン等に使用されておりました。ついこの間、この「必殺仕事人V 風雲竜虎編」がテレビ朝日で再放送され、この歌を知った氷子さん・・・のはずなんですが、この歌をどこかで聞いた覚えがあったのです。どこでだろう・・・。ずっと考えておりました。この歌を思い出すたびにね(笑)で、やっと思い出したんですが、有線だったんではないか!と思うんです。これを初めて聞いた当時、まだ家に風呂がなく銭湯に通っておりました。いつも行っている先頭で有線が流れておりまして。そこでこの"ついて行きたい"を聞いていた・・・と。前述しました♪ついて行きたい~♪のフレーズがね、頭の隅っこに残っていたんです。いい歌ですよね。ネットで検索してみると、この歌を歌うテン・リーさんという方は台湾出身の演歌歌手。とても透き通った声、美しい発音で"ついて行きたい"を歌っていらっしゃいます。私ね~・・・実は演歌って避けていたんですよ。というか、聴く事に抵抗を感じていました、ずっとね。今思うとものすごい偏見なんですが、演歌を聴くってのはどうしても年配の方が聴くもの、好むものという事がどこか頭にあって「私は演歌を聴く様な歳じゃないわ。」なんて、バカな事をずっと思っていました。聴きもしないでねところがここ何年か時代劇関係のCDを聴いたりDVDを見たり等・・・又は演歌が主題歌や挿入歌に使用されている昔のドラマを見たりして「この歌いいじゃない。」と素直に思えるようになったのです。今まで聴かなかったくせに偉そうな事を言いますが「演歌って心に残るいい歌がたくさんあるんだ。」なんて思っています。素直に聴ける歳・・・少しは大人になったって事かしらね~・・・(笑)まだこぶしが利きまくっている様なものには抵抗があるんですが(あぶら汗)「この歌いいなあ~・・・。」と思う歌が結構出来ました。そういえば時代劇で奇をてらったようなミスマッチな歌が使用される事がありますが、そういうものについては氷子さんはどうもですね(苦笑)この他にも時代劇等を見ていて「いいなあ。」と思ったジャンル問わずいろいろな歌があるので、ちまちまとブログに書けたらと思います。しかし・・・いつもなんだろうけれど、益々このブログって変な方向に行っているなあ(笑)ま、氷子さんだからね(笑)いいよね。
2007.10.28
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「東映スーパー戦隊大全」~バトルフィーバーJ・デンジマン・サンバルカンの世界~この本で「バトルフィーバーJ」の企画うんぬんが掲載されています。最初は「バトルフィーバーJ」という名前ではなく「キャプテンジャパン」だったとか、いろいろ当時の企画について結構興味深い話が多々掲載されております。「バトルフィーバーJ」に取り入れられているもの、あ~違うなというもの、見比べてみると結構おもしろいです。ヒーロー側の組織について、敵について、物語の流れやヒーローはどんな能力を持っているかとか。企画書の段階は本当にアメコミ色がとても強いものだったんですね。それがあんなにも和が程よく入ったヒーロー達になるとは「バトルフィーバーJ」を製作された人達ってすごい、とつくづく思います。さて、この企画書についての掲載には企画段階の主要人物(ヒーロー達)の事も書いてあります。これがとんでもないんだよね~5人それぞれすごい生い立ちだし、とんでもない人達で(苦笑)中でも"すごい"と思ったのは、バトルコサックにあたるキャプテンロシアの白川謙作と、バトルケニアにあたるキャプテンケニアの曙四郎。キャプテンロシアは5人の中で一番の巨漢だしキャプテンケニアはお腹が減っているとゴキブリまで手づかみで食べてしまうような人物だったらしいです・・・(ミスアメリカにあたるミズアメリカのペリー・マクブライトなんて空雷によって全身ずたずたになってしまい、外科手術によって甦り超人になったっていう設定だったんだよね~)こ、こんなすんごいヒーロー達がもしまんま作品になっていたら・・・びっくりよん!!氷子さんが1番好きなバトルフランスに至っては・・・企画書ではキャプテンフランスという名前で、変身する男は志地京介という男らしく元華族の孫で"女に優しく、礼儀作法に小うるさいキザな男"だそうで。・・・まあ、この辺はフランス@志田京介に多少なりとも受け継がれているので(笑)いいんですが。(小うるさいという記述がちと気になるけれど。)外見の設定がね若いのに口ひげを生やし、時に金縁メガネをかけている。なんて記述があるんですよぉ~初めてこの本の記述を読んで、氷子さん想像しました。フランスが口ひげ生やして、金縁メガネ?!倉知成満さんが口ひげ生やして、金縁メガネ?!・・・想像したくないかもしれないそりゃあさ~、倉知成満さんはメガネ姿もとってもお素敵でかっこいいけれど。フランスで口ひげの金縁メガネはちょいと想像できない企画段階で終わってよかった・・・なんて、思ったりなんかして。(←小声でな(あぶら汗))でも、倉知成満さんが口ひげ生やして金縁メガネをした姿を見てみたいとも思う私は・・・やっぱアホでしょうかそういえば、メガネ姿は見た事があるけれど、倉知成満さんがひげをはやした姿を見た事がないなあ・・・ひげを生やした人物を演じられた事ってあるのだろうか・・・?あったら見てみたいぞ。
2007.06.11
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♪優しいだけのあいつを忘れて~♪初めてその歌う姿・声を聞いたのは高校生の頃だったかな。彼らを観た時の衝撃はすごかった。KONTAと杏子という男女の二人のボーカルがいるバンド「BARBEE BOYS」。高校生の頃、邦楽洋楽等音楽全般が好きな友達がいて、その友達が「BARBEE BOYS」のファンになってこんなかっこいいバンドがいると良く聞かされておりました。でもね、昔っから私はマンガとかアニメとか特撮ヒーローの方に目が向いていて(笑)、バンドやポップスなんて遠い世界だったのねん。だから"ふ~ん・・・。"程度にしか聞いてなかった訳でそれが何の気なしに音楽番組を観ていると「BARBEE BOYS」が出ていて「おおっ、友達が言っているバンドか。」って観てみる事にしました。今でも覚えているんだけれど、その時歌っていたのは"勇み足サミー"。すごくかっこよかった女性ボーカルの杏子(呼び捨てでお許しを)の、これでもか!という程の同性である私が強烈に魅せられる色香と何とも言えない魅惑的なハスキーな声。そしてツンツン頭でハンサム、かすれた声だけれども良く通る高音の声で聴かせるKONTA(これ又呼び捨てで失礼)の二人の声がたまりませんでした。曲もすごくかっこよかったなあ。こんな歌があるのか。こんな曲があるのか。聴いた後、私の心臓は興奮でドキドキしておりました。その後、どうしても「BARBEE BOYS」の歌を聴いてみたくてCDショップへと行きました。で、アルバムを購入してその中で一番印象に残り好きになったのが"目を閉じておいでよ"という歌でした。これ、歌詞の意味を知るとものすごく悩ましい、大人な世界(はっきり言えばちょいとHな世界)を歌い上げたもの。けれどもその歌を、妖艶な色気を帯びた杏子の声と、澄んだパンチの利いたKONTAの声がすごく良かったのです。この歌もすっごくかっこよかった歌詞も曲も、歌う二人も、演奏する人達も。♪抱きしめて 背中の手が 狂わせて 腰をなぞる♪かっこよかったなあ・・・本当、男性の、女性の、それぞれの大人の色気を存分に漂わせて且つかっこよく歌い上げる。そんな風に感じたかっこいいバンド、そして"目を閉じておいでよ"という歌でございました。もっと聴きたいなあ・・・って思っていたら、確か数年後?に解散しちゃってねいつもそうなのよ、私って。いいなあ、と思うと解散間近とか、ファンになりそうな時に途端に解散しちゃったとか当時購入したCDが今も出ているのね。これ、引越しの時に行方不明になっちゃってね買い直すしかないのかしら彼等ほど"かっこいい~!""色っぽい~"と衝撃を受けたバンドって中々ないよなあ・・・・・。
2008.04.09
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って、時代劇が氷子さんが子供の頃にTBSで放送されておりました。本放映の年を見ると私が観たのは恐らく再放送・・・とはいえ、主役を演じられていた西郷輝彦さんや、おゆき@紫頭巾を演じられた松坂慶子さんがとっても素敵で、子供の癖にいっちょまえに目を輝かせて観ておりましたよ(笑)♪なぁにぃ~うぉ~、今日は求めていぃきたぁ~♪西郷輝彦さんが歌う「江戸を斬る2」の主題歌"ねがい"が頭の中でリピートするわ~ん高めな透き通るような声で、ビブラートがとってもお素敵だったわね~ん(笑)あ、西郷輝彦さんは「江戸を斬る2」から主役を努めておられますが、じゃあ1は?というと「江戸を斬る 梓右近隠密帳」というもので主役は竹脇無我さん。そう、「大岡越前」の伊織先生ですな(笑)いつだったかこの梓右近も再放送をした記憶があるんですが・・・観る機会を逃してしまって未だ未見横道にそれてしまいましたが(笑)今回お話しするのは西郷輝彦さんが主役を努められた方の「江戸を斬る」でございますので、あしからず。この「江戸を斬る」は遠山金四郎が主役。そう、桜吹雪のね。でも西郷輝彦さん演じる金さんはテレビ朝日で放送されていた(杉良太郎さんとか、高橋英樹さんとか。)のとはちょいと違っておりました。金さんは武芸に秀でており、頭も切れる、そして好青年・・・ああ、かっこいい。西郷輝彦さん演じる金さんは本当粋でかっこよかった~んが、しかぁし!!!!!この時代劇は金さんを取り巻く周りの人もとても魅力的で、そこがすごくおもしろかったんです。(西郷輝彦さん版「江戸を斬る」は第2部から第6部まであり、氷子さんはいろいろと記憶がごっちゃになっているので、話も部を跨いでいたりするのでご了承下さい)何と言ってもね~、金さんといい仲のおゆき演じる松坂慶子さんがとても綺麗で、きっぷが良くて素敵でしたね。おゆきは実は将軍"徳川斉昭"の娘でお姫様。けれども魚屋の娘として生きており、しかもそんな魚屋のお姫様は金さんを助太刀する紫頭巾という女性。時代劇でよく頭巾を被った●●頭巾みたいなのが出てきますが、私は松坂慶子さんの紫頭巾が一番好きです♪おゆきは女性のしなやかさと太刀捌きの見事さを備えた剣士であり、勝気でさっぱりとした性格の女性・・・という、何ていうか一種憧れてしまう女性で(笑)しかも松坂慶子さんってすごい美人でしょ。魚屋の扮装は少年っぽさの様な中性的な粋さが漂い、金さんとのやり取りは女性を感じさせ、紫頭巾姿では頭巾の間から見える切れ長の目が非常に色っぽく・・・本当、松坂慶子さんってお素敵です。そして時代劇というとこの人!!と浮かぶのが松山英太郎さん。松山英太郎さんというとねずみ小僧次郎吉が即浮かびますが(笑)それだけ「江戸を斬る」の次郎吉は最高でした♪タイプは違いますが、「水戸黄門」の弥七みたいに印象深いです。松山英太郎さん、好きだったなあ・・・細い方だったんですが、ねずみ小僧次郎吉と言えばこの人!!ってね~。若くして病に倒れられお亡くなりになったのは本当に残念ですおゆきを育てた母、お政を演じる春川ますみさんも印象深いですね。娘以上に勝気できっぷの良さは天下一品!!!まさに肝っ玉母ちゃん。キンキンとした高い声が印象な方です、はい。最近はテレビでおみかけしませんが・・・今はどういった活動をされているんでしょうか?!え~・・・、ネットで「江戸を斬る」を検索してみました。いろんな時代劇とごっちゃになっていたり、記憶がすっ飛んでいたりしていたもんでで、出演者のお名前を見て改めてびっくりするやら、思い出すやら。そうそう、この「江戸を斬る」には大山のぶ代さんや関口宏さん、ジュディ・オングさんも出ていらしたんですよね。ジュディ・オングさんは女性の十手持ちの役立ったよね、確か?!松坂慶子さんが魚屋の扮装をして綺麗な生足が子供心に見ていてドキドキしましたが、ジュディ・オングさんの生足にもドキドキした覚えがあるんだもん(笑)本当、おもしろくて痛快な時代劇だったよなあ・・・。昔はよくTBSは地上波で再放送をしてくれたもんですが、最近はご無沙汰ですね他にも「大岡越前」とかいろんなものを再放送してくれたもんですが、最近は「水戸黄門」ばかり。たまには他の時代劇作品も再放送して下さいよぉ~TBSさ~ん!!!!!西郷輝彦さんが遠山金四郎を演じた「江戸を斬る」が又観たいで~す!!!!!数年後、今度は里見浩太郎さんが遠山金四郎を演じ、おゆき@紫頭巾は城之内早苗さんが演じられた「江戸を斬る」が放送されましたが・・・これは全然おもしろくありませんでした里見浩太郎さんは好きな俳優さんですが、「江戸を斬る」の金さんのイメージじゃないんだよね~(苦笑)最後に「江戸を斬る2」からの主題歌"ねがい"はいろんなCDに収録されているので、今もばっちり聞けます。私も「ちょんまげ天国」で聞いておりますよ~♪
2007.11.03
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はい、本日は「太陽にほえろ!」第519話"岩城刑事、ロッキーにて殉職"の感想を書きたいと思います。題名の通り、七曲署の刑事であるロッキーこと岩城刑事(演:木之元亮さん)が殉職してしまう話。このロッキー刑事は後にマミー刑事となる早瀬令子婦警(演:長谷直美さん)と結婚し双子を授かる、七曲署の刑事としては特異な刑事。長さんはまあ平凡な家庭を築いている(?)みたいだけれど、他の刑事は別離や悲恋を繰り返していたし、結婚し子供に恵まれた刑事ってのはこのロッキーが初めてですよね?!今回、舞台となるのはカナダ。念願だったロッキー山脈登頂の夢を叶える為に長期休暇を取り、カナダへと旅立ったロッキーだったが、日本で起きた殺人事件の犯人である杜丘(演:小野進也さん)がカナダにいるとの事で登頂直前に捜査の為に山へ入る前に引き返す事を余儀なくされてしまった。ドック刑事こと西條刑事(演:神田正輝さん)、ラガー刑事こと竹本(演:渡辺徹さん)が先に現地入りしロッキーと共に捜査を開始。途中、FBI刑事が別件で杜丘を追いかけており妨害に合うが、長さんこと野崎(演:下川辰平さん)・ジプシー刑事こと原(演:三田村邦彦さん)も合流し、女とキャンピングカーで逃げている杜岡を追った。ロッキーの推測が当たりロッキー山脈で二人を見つけたが、杜丘が放った爆弾を爆発させない為に飛び出した所へロッキーは撃たれてしまう・・・・・。壮大な景色がこれでもか、というほどちりばめられた今回の話。カナダで異国の人達と触れ合う、自然と触れ合うロッキー刑事の姿はとてもはつらつとしていて心が温かくなり、これから彼が命を落とすなんて考えられません。日本では妻、双子のまだ乳飲み子である子供達がいつもと変わりない日常を送り、父の帰りを待っている・・・夢の実現に向かって歩く父と、それを日本で見守る家族・同僚との交互に映し出されるシーンがとても切ないです。ロッキーが命を落とす原因になった犯人が放った爆弾を拾い上げるシーンですが、愛する山を自然を、動物を人を守る為にした自然の行為。素手で爆弾を握り締め火がつくのを食い止めた所を犯人である杜丘の撃った凶弾によって命を落としてしまう・・・。ロッキー刑事の命がゆっくりと消えていく姿、家族や仲間が悲しむ姿にこう思いました。人の死は突然やってくる哀しく無常なもの・・・。ただちょっとこのロッキー刑事の殉職話は今まで何話か観た各刑事の殉職話の内容に比べて掘り下げたものではないな、と感じました。これは続けて話を観ていない事から関連するものかもしれないと思いつつ・・・。長年の夢であるロッキー山脈登頂を叶える為にカナダを歩いているロッキー刑事の姿からこの話は始まります。そして七曲署の面々が和気藹々と彼の事を話しているところへ突然殺人事件の知らせが入ります。そして、カナダでの捜査が始まり刑事達は犯人を追い詰めていくのですが・・・何故、犯人である杜丘が殺人を起こしたのかとか、以前つきあっていた女性と逃げるに至ったのか・・・とか、ロッキーがカナダの自然や人と触れ合い刑事として生きていこうと固い決意をするに至った心情とか、とにかくあらゆる面でどこか浅く中途半端な感じがするのです。そう、内容が散漫だなあ・・・と感じてしまったのがとても残念でしたね。とは言うものの、長さんやドックが又しても仲間が倒れていく姿を見届けなければならなかった、あの悔しさ哀しさが画面にこれでもかという程にじんでいた哀しいシーンはやはりとても切なく名シーンであると思います。また、夫が殉職した事を山さんこと山村(演:露口茂さん)の口から聞き、幼子を見つめ号泣する早瀬婦警の姿はとても胸がうたれました。子供が生まれこれから、という幸せな時に愛する人との突然の別れ・・・彼女は後に夫と同じ刑事になりますが、女性として母として一人の人間として日々の生活や仕事に立ち向かう姿を応援したいと泣き崩れる姿にふとそんな事を思いました。ロッキー刑事の死は、私達が普段何気なく生活している中で突如起こる大切な人の死の哀しさを教えてくれるものでしたね。さて、今回ロッキー刑事の命を奪う犯人、杜丘という男を小野進也さんが演じていらっしゃいます。現在は小野進也さんから小野聖心さんとお名前を変えていらっしゃいます。「ワイルド7」の飛葉大陸役など沢山の作品にご出演されていらっしゃいますよね。(と言いながら、氷子さん「ワイルド7」は未見でございますのよん)ですので、このお話で小野聖心さんの姿を観た時に"この人!"とすぐ目が行ってしまいましたね♪どこか野性味・ワイルドなものを漂わせた感じがよく、存在感の良さとか、声もとても素敵な俳優さんでいらっしゃると思います。だ~か~ら~さ~、もっとこの杜丘役についていろいろと掘り下げたものにしてロッキーと絡ませたり、沢山劇中に登場して欲しかったなと思うのです。このお話は「太陽にほえろ!」4800シリーズVol.5"ロッキー&ラガー殉職編"に収録されており、現在も購入可能・観る事が可能なお話です。以前、倉知成満さん(旧:倉地雄平さん)がご出演されているという事でラガー殉職編"ラガーよ、俺たちはおまえがなぜ死んだか知っている"を当ブログで感想を書かせていただいた話と一緒に収録されているビデオでございます。昨夜、寝る直前にこの二つの話を観たらすごく哀しくなっちゃってロッキー刑事の最後を観て辛くなっちゃって、「倉知成満さん観て元気を貰おう!!」ってラガー刑事の最後を観て辛くなっちゃってでもこんなにも感情移入できる作品を観る事は本当に嬉しいので、切なくなって思わず涙ぐんでも何度でも観ちゃうんだものね~。でも本当、寝る前は危険よん(苦笑)今日は目が腫れてるんだもん(笑)注)小野進也さん(現:小野聖心さん)が演じていらっしゃる犯人の名前を間違えて当ブログ(当記事)に書いておりましたので訂正致しました。(誤)杜岡→(正)杜丘
2008.01.20
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久し振りに「バトルフィーバーJ」の同人誌原稿のカットなんぞを載せてみたりする俺(苦笑)(相変わらず画像が不鮮明でごめんなさい・・・いや、俺の絵は不鮮明な方がいいかもね(苦笑))なかなか描けなくてトホホな状態だった同人誌「バトルフィーバーJ」本の原稿も少しずつ再開(汗)もう一つの投稿制のサークルも遅れに遅れて、本当ごめんなさい(大汗)こんなに描けないって状態も今までにないものでして、当の本人も困惑しています(駄目ねぇ(泣))取りあえず、ラフでいいから描きたいものを原稿用紙とこだわらず描いています。マンガとかイラストを描き始めた頃のように・・・。描き始めた頃は大好きな漫画家さんのように描きたくてキャラを真似して。全然似ていなかったけどねぇ(笑)今もないけれどオリジナリティなんて皆無。とにかくスケッチのように真似して真似して。何年か経ってやっとこさ輪郭はこう描いて、目はこう描いて・・・みたいな事が出来るようになりました。久し振りに今回ここに掲載したカットを原稿用紙に描いたんだけど・・・好きな人を描くのがすごく嬉しかった(涙)下手だけどさ・・・大好きなフランス=倉知成満さんを思い浮かべながら描くのがすごく楽しくて嬉しかった・・・幸せな気分になれたんです。まだまだ、かなりかかりそうで・・・こんな同人誌をまだかしら?なんて思って下さる皆様。ごめんなさい、もうしばらく待って下さい(汗)又、別の方の会誌の会員の皆様。本当、申し訳ないです。もう少しだけ待って下さい。あともう少し、昔のように楽しく描けるようになるまで・・・どうか待って下さい・・・。"描く事が大好き"なのは変わる事はありません!
2006.02.19
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