最近、どう?

最近、どう?

February 22, 2011
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カテゴリ: 読書の時間
私の男
私の男
初めて読んだ 桜庭 一樹 です。直木賞受賞作ということで期待大。う~ん小説として面白かったんですが、とても万人受けという小説か、受賞作としてはどうなの?というのが率直な感想です。また、女性目線なので理解できないのかもしれませんが、男である父親目線でいうと”そりゃないわ”です。男性作家では確かに書けない文体とおもいましたが、裏を返せば書かないともいえる気がします。直接のいやらしさというより纏わり付くようないやらしさです。でも内容の割に綺麗過ぎるんです。私の好きな作家は、女性でも男性でももっと表現が直接ですね。エロが足りない?←不要ですね

昔々に聞かされた年上の女性が言ったフレーズで、未だずっと心に留まっている『男が一生変わらず愛せるのは母親と実の娘だけ』という言葉がずっと残っているんですが、実際愛するという意味はかなり異なってます。しかしこの小説では娘が分身であり、過去には自分の女だったという近親相○というタブーな筈なのに現実味が湧かないんですね。文章の中でしかないようにおもいます。血が繋がってなければとおもうのは凡人ですかね。父も娘もずっと心通いあっている。でも娘は嫁に行く。ここだけなら普通なのに

小説としては、短編構成でどんどん過去に遡っていくのであっさり読めました。過去に戻るので途中が欠けてても問題ありません。これは上手い手法だな~と感心。時間軸ではこうはいきませんね。私は、おそらく読み返すこと無いようにおもいますが、未読の方は”これも小説”ということで読んでみて下さい。但し、お仔ちゃまは駄目です

どうも消化不良なんですが、1冊では判らないのでまた機会あれば別の作品読んでみようとおもいます。





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Last updated  February 22, 2011 01:37:18 AM
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