未熟な作家の気まぐれファンタジー小説blog

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2007.04.04
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カテゴリ: 落雷疾風記
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・。集落が見えたぞー!」
ジンが息を切らしながら叫んだ。見た目は特に何の問題も無いレヴェナーンを見た時はホッとしたが、もう少し。僕達は最後の力を振り絞り、走った。
ついに集落に戻ってきた。短い期間だったが、とても長い旅に感じた。
「・・・・・・見ろ!クローヴィス達が帰ってきたぞー!」
一番先に僕達に気付いた人が声を張り上げ皆に伝えた。その声を聞いて、皆は歓声を張り上げながら僕達に走り寄り、胴上げをした。
そして、ついに親分が口を開けた。
「よくぞ帰ってきた我が息子よ!わしはお前を誇りに思うぞ!」
僕は父セルヴォイに近寄り、目的の鉱物を目の前に差し出した。
「父さん。あの未確認鉱物、発見したよ・・・・・・。これらを使って、早く武器を作ろう!」

「ジンよ。よくクローヴィスの面倒を見てくれたな・・・・・・。心から感謝している。」
ジンは照れながら頭を掻き、妹達を紹介した。
「セルヴォイさん。この3人は、俺の兄妹なんです。この集落に置いて頂けませんか?」
アルメ達は軽く礼をすると、セルヴォイは驚きの表情を隠せれなかった。
「その子達はアルメちゃん達かい?!久しぶりだなぁ・・・・・・。あの日以来から・・・・・・。いいだろう!この集落に居座る事を許可しよう。」
そして、セルヴォイが周りをキョロキョロし、何かを発見すると、今まで緊張していた眼の力を抜くと、軽く笑った。
「さぁ、あの方々の方へ、行きなさい・・・・・・。」
セルヴォイがその方へ手を差し伸べると、そこにはジンの両親がいた。その両親らは一瞬ビクッとなったが、隠れず、自分達から前へ進み出し、皆に囲まれている中、アルメ達の前まで歩いてくると、そこで立ち止まった。アルメが敬語使いで話し始めた。
「始めにお伺いします。・・・・・・なぜ私達をお見捨てになられたのですか?なぜ、ジン兄さんだけを家に残し、私達を追い出し、捨てたのですか?私達は幼いにも関わらず、今までカルメス山付近で、周りの人や精霊達の力も借りて、ここまで成長しました。」
そうアルメが説明している途中に一旦切ると、アルメ達は自分達が所持している精霊全員を召喚した。
「この精霊達がいなければ、私達はもう何年も前に昇天していでしょう。しかし一昨日、クローヴィスさん達に出会い、私達は障害も少々有りながらも、このレヴェナーンに戻って来ることが出来ました。」

「・・・・・・アルメ・・・・・・アイリ・・・・・・アリア・・・・・・全て私が間違っていたとは思っていたよ・・・・・・。しかし、捨てなければならなかったのよ。私達の本職は鍛冶屋。繁盛期は争い事がある時。争い事が無い限り、儲からない職業なのですよ。その中、先にジンを生み、その後にアルメ、アイリ、アリアと立て続けに生まれ、少しも儲からない私達の生活は一気に苦しくなったんだよ・・・・・・。鍛冶屋は男が命。そう思った父さんと母さんはジンだけを育てるのがやっとだった・・・・・・。血のつながっていない子達を他人に預けるわけにもいかなかったから、うぅ・・・・・・」
ジンのお母さんは声がしゃがれ、もう喋れなくなってしまった。ジンのお父さんが代替わりに話し始めた。
「本当に申し訳ないと思ったよ。この通りだ。もう・・・・・・繰り返さないことを約束しよう。」
お父さんは土下座までし、涙を流した。そして、ジンに視点を変えた。
「・・・・・・ジン。父さん達はお前が家を出た時、もう駄目かと思ったんだ・・・・・・。アルメ達を追い出し、ジンだけを一生懸命に育てた。そのジンが!数少ないレヴェナーンの鍛冶屋を継ぐ子が!・・・・・・死んでしまったのと同じだと思ったよ・・・・・・。」





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Last updated  2007.05.23 21:28:53
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