ここにはリバティ・メディア傘下のF1が進めるソフト面での強化、つまりスポーツとしてのアクセス性向上という点も大いに関係しているだろう。F1の積極的なソーシャルメディア運用をはじめ、Netflixのドキュメンタリー番組『Drive to Survive』が世界的に大ヒット。新型コロナウイルスのロックダウンが行なわれている間にはeスポーツシリーズが開始され、これまではリーチし得なかった層からもF1に注目が集まっている。ここには言葉の壁という日本特有の問題があるかもしれないが、日本でも”F1ブーム”が再燃する兆しが見えてきたと言える。