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手紙の基本 1





    vol.1 『手紙の決まりごと』

    手紙には基本的な決め事、ルールがあります。
    手紙の構成は前文、主文、末文、後付け、副文という流れで出来ています。

      ●前文
      ・頭語
      行頭にくる言葉です。「拝啓」などがそれにあたります。

      ・時候の挨拶
      頭語のあと一字あけて、または改行して一字下げて。季節感が伝わるような挨拶を。

      ・安否の挨拶
      最初に相手の安否を尋ね、次に自分の様子を伝えます。


      ●主文
      ・本文
      手紙に用件を伝える部分です。できるだけ簡潔に。本文に入る前には、「さて」など起こしの言葉を使います。


      ●末文
      ・結びの挨拶
      改行一字下げで。手紙の内容にあった言葉で結びます。

      ・結語
      頭語と対になった結語を。


      ●後付け
      ・日付
      行頭から1~2字下げて。

      ・署名
      行末に一字あまるように。

      ・宛名
      行頭にそろえて書きます。


      ●副文
      追伸のことです。少し小さめに書きます。


         ⇒  手紙の基本書き方例



    vol.2 『頭語と結語』

    頭語は手紙の一番最初の言葉、結語は最後の言葉です。
    拝啓、敬具というように対になっています。
    手紙の種類によっても、頭語と結語は変わってきます。
    ただし、「かしこ」は女性のみ使うことができる結語で、どんな頭語にも対にできます。

      ●一般的な手紙
      頭語: 拝啓・拝呈・啓上・一筆申し上げます
      結語: 敬具・敬白・拝具・かしこ

      ●丁寧な手紙
      頭語: 謹啓・謹呈・恭啓・謹んで申し上げます
      結語: 謹言・頓首・再拝・かしこ

      ●急用の手紙
      頭語: 急啓・急呈・急白・とり急ぎ申し上げます
      結語: 草々・早々・不備・かしこ

      ●返事の手紙
      頭語: 拝復・拝啓・復啓・お手紙拝見いたしました
      結語: 敬具・敬白・拝具・かしこ

      ●再信の手紙
      頭語: 再啓・再呈・追啓・重ねて申し上げます
      結語: 敬具・敬白・拝具・かしこ

      ●前文省略の手紙
      頭語: 前略・冠省・略啓・前略ごめんください
      結語: 草々・不一・かしこ



    vol.3 『時候の挨拶』例

      ●1月
      ・厳寒の候
      ・初春の候
      ・一段と寒さも厳しくなってきましたが

      ●2月
      ・余寒の候
      ・晩冬の候
      ・梅のつぼみもふくらみ始め
      ・余寒厳しい折から

      ●3月
      ・早春の候
      ・春暖の候
      ・一雨ごとに暖かくなってまいりました
      ・日増しに春めいてまいりました

      ●4月
      ・陽春の候
      ・桜花爛漫のこのごろ
      ・桜の花も満開となりました

      ●5月
      ・薫風の候
      ・新緑の候
      ・若葉がまぶしい季節となりました

      ●6月
      ・梅雨の候
      ・梅雨に入り、過ごしづらい日が続いていますが
      ・雨に映える紫陽花が見ごろの季節となりました

      ●7月
      ・盛夏の候
      ・真夏の候
      ・暑中お見舞い申し上げます
      ・暑さ厳しい折から

      ●8月
      ・残暑の候
      ・晩夏の候
      ・降り注ぐ蝉の声に夏本番を感じるころとなりました
      ・立秋は迎えたものの

      ●9月
      ・初秋の候
      ・新涼の候
      ・秋風爽やかで、しのぎやすい日が増えてきました

      ●10月
      ・秋冷の候
      ・仲秋の候
      ・気持ちのいい秋晴れが続く今日このごろ

      ●11月
      ・晩秋の候
      ・初霜の候
      ・木々も冬支度をはじめる季節となりました
      ・朝晩の冷え込みに、冬の訪れを近くに覚えるころとなりました

      ●12月
      ・初冬の候
      ・師走の候
      ・今年もおしせまってまいりましたが
      ・師走となり、寒さもいっそう厳しく



    vol.4 『封筒の書き方』

     手紙の第一印象を決めるのが封筒。
    だからこそ、丁寧に仕上げたいものです。
     改まった手紙は、和封筒が基本です。
    敬称は個人なら「様」、会社ならば「御中」が一般的です。
     また、封を留めるのは、糊付けで、友達宛てならいざしらず、セロハンテープなどでは、失礼になります。

      ●和封筒
      封筒の右に宛先を書きます。長いのならば2行に分け、体裁を整えます。
      2行目は1行目より下げて、名前は封筒の中心に大きく、住所より2,3字下げるとバランスのいい構成になります。
      裏面には自分の住所、名前を真ん中のとじ目を挟んで小さめに、その上に日付をいれます。

      ●洋封筒
      タテヨコの違いがありますが、基本的には和封筒と同じです。
      注意する点は郵便番号は封筒の右に記入し、切手を右上に貼るようにすることです。


      ⇒  手紙の基本 2


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