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今でも、サモワールを使っているところがある。
劇場の喫茶室のレジ横にはサモワールのあるところが多い。
このサモワールはボリショイ劇場のカフェにおいてあるもので
かなりゴージャス。
本来なら、この上に小さなポットが乗っていて、
そこに 濃~く煮出された紅茶 が入っていて
それを適量コップに取り、
下のタンクで ぐつぐつ と煮えたぎっている熱湯で薄めて
ジャムを舐めながら飲む
これが正式な ロシアンティー 。
ところが、最近は、このトップのポットがあるのを見たことがない。
お客は、レジでティーバックを買うと、
コップに入れてこのサモワールのところへいき
自分で熱湯を入れる。
ロシアへ来た頃、
我が家には引き継いだメイドの ガーリャ さんがいた。
週に2回スープを作ってもらったのだけれど
これがびっくりする位大量に作ってくれる
大なべの ふちから5ミリ のところまで入っている。
どうやってかき混ぜたのか?
私の疑問は結構長く続いた。
ガーリャさんが辞めて、
臨時で来てもらうことになったベビーシッターの ターニャ さんに
またスープを頼んだ。
私も主人も無類のスープ好きなのです。
また、 ふちふちいっぱいのスープ
ターニャさんが体調を悪くして(太りすぎでひざに来たらしい)
あたらしいベビーシッターの ナターシャ さん
やはりふちきり一杯のスープ
ここでやっとわかった。
濃~く作って薄めていたのだった。
右のピンクは、おなじみ ビーツのサラダ
ゆでたビーツを適当に切って、マヨネーズとおろしにんにくで和える。
にんにくの量は半端ではない。
左が アクロシカ という夏の冷スープ
具は、二十日大根、きゅうり、ジャガイモと各種ハーブが入っている。
やはり 濃~くつくり、
最後に ”クバス” と言う暑い季節限定販売の
アルコール度の弱いお酒
ハーブが入っている上に、クバスのアルコールが多少なりともあるので
子供たちは、一口で ”うえ~” と言った。
ちなみに、ロシアで一番おいしいクバスは”アカチャバ”と言うらしいです。
この クバス 、私はどうしても好きになれませんでした。
したがって、この大量のスープは、ほとんど主人が食べました。
濃く作って薄めて食す、ロシアの習慣でした。