真実一路

真実一路

2009.07.06
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カテゴリ: 少子化・教育
小渕少子化担当大臣の設置による「 ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム 」がまとめた 報告書 に目を通した。

学生の研究サークルがまとめたような理想論・理念の集成で、具体策に乏しい内容だ。
特徴的な提言として「恋愛・結婚にまで視野を広げて政策的対応を図る」というものがあるが、恋愛・結婚にまで行政が立ち入るなんてのは、まったくのナンセンスだ。
そもそも「日本における少子化」は、国家が特別に取り組まなければならないような深刻な問題なのか?
私はむしろ、日本のこの傾向を、自然なあたり前の成り行きとみている。

社会が成熟して経済成長が止まり、若者の多くが職にあぶれる状況なのだから、人が減るのはむしろいい傾向といえる。政府が将来の危機だと喧伝するのは、単に、税金や社会保険料の負担者が減るからという、体制側の不利な状況が予測されるからに過ぎない。税収や経済的生産の減少は社会の上位階級にとって最も困ることなのだ。自分たちの存立基盤が揺るぐことになるからね。多くの下位階級の人間が生んだ富こそが、少数の上位階級(資本家・支配者)の贅沢な生活を支えているのだ。

どうしても行政機関が、政策によって新生児を増やしたいというなら、実は、方法は簡単に思いつく。
全国の市町村に「結婚課」を設置

最後に政府に注文を。
「少子化担当大臣」よりも、「北朝鮮対策担当大臣」を独立して置いたらどうなの?
そっちの方がよっぽど重大事だろ?





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Last updated  2009.07.09 03:44:25コメント(0) | コメントを書く


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