真実一路

真実一路

2024.07.13
XML
カテゴリ: 映画

500ページの夢の束 [ ダコタ・ファニング ]

『スタートレック』の応募脚本執筆に夢を託し、グループホームで暮らす自閉症のウェンディをダコタ・ファニングが演じている。
ダコタ・ファニングというと、天才子役として大変有名な人なのだが、成人してからの作品を見るのはこれが初めて。なかなかいい女優ぶりに感心した。少女の頃の可愛らしさもほどよく残して、すっきりした大人の女性になっている。

子役で脚光を浴びた俳優は、大人になって躓き大成できない人が少なくない。その点彼女は確かな素質を維持して順調な俳優活動を続けている。こういう人はハリウッドの宝だと思う。
それと、顔はそれほど似てないが、彼女は若い頃のジョディ・フォスターとどこかイメージが重なるところがある。物事の真実を見つめるようなあの目元のあたりかな。彼女には共演したベテラン俳優、監督から数多くの称賛の声があるそうだけど、それも至極納得。
ハリウッドは「女優は40歳を過ぎると役がなくなる」という厳しい世界だそうだが、彼女は長く活躍できるタイプと思うので今後も地道に俳優業を続けてほしい。

なぜ『スタートレック』なのか?
“トレッキー”にはその答えは簡単だ。この作品の主人公をめぐるエピソードと「スタートレック」には共通のテーマがあるからだ。それは「異質な者との共生、そして絆」である。
宇宙船エンタープライズ号のメインクルーは国際色豊かだ。白人、アフリカ系、アジア人、そして宇宙人とのハーフと。深宇宙の有人探査ができ、宇宙人とのコンタクトが成った未来の話だから違和感はないんだけど、この設定は同SFドラマの放送が始まった時代には新鮮だった。「スタートレック」の作者であるジーン・ロッデンベリーは、このSFドラマに「異質な者との共生と絆(あらゆる差別の超克)」をテーマとして折り込み、理想とする未来像を描いたのだった。

いろいろなハンデをもって生きていくのは大変なこと。これは女優が演じる映画作品だからソフトできれいに作られているが、現実のあり様がもっと深刻であるのは誰しもわかることと思う。けれど、「夢をもって生きる」と。自分を支える何かが無ければ、人は人生に失望して虚無の奈落に落ちたまま。
「スタートレック」もそうなんだけど、こうした作品を見て希望の光に接することは癒しになる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.07.13 22:41:55 コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: