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2003年発売の「マレ・ノストルム」というゲームがあって、ツイッターで「これ面白いんだけど実質5人専用でなかなかプレイできないんだよなー>よござんす、やりましょう>shirohineさんもいかがですか>よござんす、やりましょう」という流れになり、お呼ばれしてきました。PHYさん、Pmnjさん、シミーズさん、いたるさんの5人で。
ボックスアート
ずいぶん昔のメビウス便に乗ってたらしい。今は取り扱っておらず、 こちら
で和訳が公開されている。
バビロン、カルタゴ、エジプト、ローマ、ギリシャのいずれかを担当し、指定地域に都市やらキャラバンやら置いて専属の英雄カードを受け取る。
都市から税金、キャラバンから対応する産物を受け取る。税金も産物もカード。都市に神殿があれば税収2倍、キャラバン地域に市場があれば産物2倍もらえる。これをプレイヤー間で指定の枚数だけトレードして、それ使ってボード上に都市やキャラバン(そして神殿や市場)を増やしたり、特殊能力のある英雄カードや七不思議カードを買ったりする。
そのあと指定の順番で軍団や軍船を移動させ、必要があれば戦争して、略奪したり建物を占領したり地域の支配権を得ようとしたりする。
これを繰り返して、英雄+七不思議カードを4枚獲得するか、最高の七不思議であるピラミッドを建てるかしたら終わり。条件満たしたプレイヤーの勝ち。
デザイナーはフランスのSerge Laget。バラエティに富んだデザインをする人のようだが、ヒット作は「キャメロットを覆う影」くらいか。
スタート条件が大きく違い、国による優劣があったり(同レベルプレイヤー間だとギリシャはほぼ勝てないらしい)、交渉の要素があったり、直接攻撃が大きなウェイトを占めていたりと、近年のヨーロッパ系ゲームとは真逆を行くデザイン。好みは分かれるだろうが、デジタルでは今でもそんなゲーム多いし、古くささは感じなかった。
毎ターン3種類の支配者を決めるのがちょっと独特。都市+神殿が最多だと政治支配者になり、建設手番順を決められる。キャラバン+市場が最多だと商業支配者になり、交易するカードの枚数を決められる。軍団、軍艦、要塞が最多だと軍事支配者になり、駒の移動手番順を決められる。各分野で優勢を取ってると、その分野での活動をある程度コントロールできる仕組み。特に商業支配者は、たとえばカードを4枚しか持っていないプレイヤーがいるときに「このターンは5枚交易します」と言えばそのプレイヤーを完全に交易から除外できるので強いかも。ただこの日は、いったい何枚交易するのが有利なのかが全然分からなかったので、あまり有効に機能してなかった感じ。
建設には必要な枚数の税金カードか、必要な枚数の“すべて異なる”産物カードが必要になる。カード5枚いる建物なら税金カード5枚か、5種5枚の産物カードがいる、といった具合。なのでどちらかに注力したいが、当然マップのどこに都市を立てられるか、どこからどの産物が沸くかは決まってるので、独力ではなかなかうまく行かない。まあだから交易するわけだけどw 自分の出したカードを取ってもらうたびに自分にもカードを取る権利が回ってくるので、珍しい産物を出せば早く手番が来るだろうけど、その代わり他プレイヤーも利することになる。そのあたりのさじ加減が悩ましい。
戦闘ではダイスを使い、相手を殲滅してようやくその先の選択肢が選べる。「略奪」は建物を1つ破壊し、即物的な利益は何も得られないが相手にダメージを与え、慢性的に不足しがちな都市やキャラバンをストックに戻せる。「占領」は軍団を都市やキャラバンの上に置き、その収入を継続的に得るが、軍団を置きっぱなしにしなければならない。「変換」を選べば地域をまるごと自分のものにできるが、支配できるのは次の建設フェイズなので、利益を得られるようになるまで少し時間がかかる。どれを選ぶかに苦悩することになるだろう。
この日は2回はやってみようということで、まずは1回目。ランダムに担当国を決めたところ、私は陸戦的に有利(軍団と要塞の建設コスト-1)なローマになった。しかし地元に肥沃な土地が多くあったので、まずは軍事に見向きもせずにせっせと内政に力を注ぐw(↓左上)
さすがに初回から積極的に戦争するプレイヤーもおらず、終始おとなしい展開となった。能力的、地政学的に有利な南方の2国が牽制し合う中、ギリシャの北を迂回してバビロンを伺おうとしたが、ちょっと展開が遅すぎたか。内政を重視したおかげで順調に産物カードを集め、ここで建設手番が回ってくれば勝利確定という状況まで持っていったものの、同ターン中に税金カードを12枚集めたエジプトに先に手番を回され、敗北。うーん、悔しいw あそこは口プロレスで何とかできた局面だったなあw
休憩挟んで2回目。今度は勝てないと言われてるギリシャに。だがそもそも滅多にボドゲで勝てない私に取って弱小国は大好物。負けても国のせいにできるからw
1回目とはうって変わって、ローマ担当のシミーズさんがもりもり軍拡。対応しなければ蹂躙されるだけなので、南方2国も連鎖して軍備を増強し、私も地元に要塞を置いて防御を固める。殺伐としてきたw
ギリシャ弱いと言っても、ちゃんと「軍艦の建設コスト-1、開戦時の各ダイスに+1」という海戦無双能力がある。まあこの手のゲームで海戦強い能力はたいてい役立たずだけどw それでもこのゲームだと、陸を接してる国が互いに1つか2つしかないので、地中海を牛耳るのは重要。この日はぶいぶい言わせてたローマの軍艦をあっという間に駆逐してフルボッコにw そして当然、各国間のバランスをとらなきゃならないゲームで1国をボコボコにしたら勝てるわけもなく、あっという間に他の3国が拡大。時間の都合で打ち切りとなったけど、あのまま続けててもギリシャにいいところはなかっただろう。反省。
↓(いたるさん撮影)は要塞化したコンスタンチーノポリスと沿岸全土に兵を派遣するローマ、そしてその船を駆逐して補給路を断つ直前のギリシャ。ここで少しローマに余力を残させておくのが正着だったかな。
以下、余った時間でプレイしたゲームをダイジェストで。
・ペニーワイズ×3
チーパスのゲーム。シンプルながら癖になる面白さ。ただしポーカーチップを使って遊ぶとこんこんうるさくて周りに迷惑w
・スリードラゴンアンティ
「スコットランドの領主たち」にちょっと似てるかな。D&D好きならもっと楽しめそう。
・エドカ
↓のようなカードを使った花札。それだけw 2回目は特殊カードありでやったがひどすぎるw この日2番目の駄目ゲー。これが2番目になるのもすごいw
・Whack a Catgirl
場に出てるカードを取って手元に置く(そのとき発動する能力があればそれに従う)か、手元のカードを猫ちゃんに投げつけて得点にする(そのとき発動する能力があればそれに従う)。あまりのひどさに途中終了。0.7族王くらいの糞ゲーw 頑張って日本の萌えを研究してるのはよく分かった。こんなの出してるメーカーが「イノベーション」出したりするんだから、ボドゲ業界とは魔窟だなあw
腹一杯ゲームしたあと、遅い夕食をとりつつエッセン新作やらボドゲ界のちょっと危ない話やら(こればっかだなw)を終電ギリギリまで。楽しゅうございました。
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