こまぷろぐ

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2009年07月05日
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カテゴリ: PCハードウェア
A-DATA SSD エンクロージャ



まず外観ですが、パッケージはA-DATAにしては高級感のあるデザインになっています。
S592の箱

SSD本体は黒のプラスチックケースに覆われていて、赤いラベルが非常に印象的です。
AS592S-64GM-C×2

特筆すべきはその厚みでしょう。一般的な9.5mm厚ではなく、実測で7mmの厚みになっています。
S592の厚み
トランセンドのSSDと並べた写真ですが、その違いが分かるでしょうか。
薄い分、スライドさせて挿入するようなマウンタを使っている場合、コネクタ位置を合わせるのにコツが必要かもしれません。

そして、PCに接続して動作チェックです。
今回は、nVidia GeForce 9400チップセット(nForce 730i)にCore 2 Quadのエンコード機でテストしました。このマシンは近いうち、Intelのメインボードに変更する予定です。

起動するなりドライブがマウントされていたのは意外でした。初期状態はNTFSでフォーマット済みで、パーティションはディスクの管理で見るとこんな感じです。
S592初期パーティション


では、S592のベンチマークです。
S592ベンチ
シーケンシャルリードが150MB/s、ライトが90MB/sと、公称値ほどは出てない感じです。ランダムライト4Kが7MB/s以上出ているのはいい感じですが。

次に、メインボードのBIOSでストライピング(RAID0)を設定したときのベンチマークです。
S592ストライプ(nVIDIA)
ライト系は伸びていますが、サイズ50MBでは、リードががた落ちになっています。ランダムライトが伸びているのはいい感じですが。

なんか遅いので、nForce 730iの限界かなと思い、OSの機能(Windows XP 32bit版 SP3でダイナミックディスク)でストライピングしてみた結果が以下です。
S592ストライプ(OS)
リード系はかなり伸びました。ライトはnForceのほうが速いケースもあり、なんとも言えません。

比較のため、DDR2 SDRAM使用のRAMディスクANS-9010のベンチマークも取ってみました。

ANS-9010シングルモードではこんな感じ。
ANS-9010ベンチ

ANS-9010をnForce 730iでストライピングした場合です。
ANS-9010ストライプ(nVIDIA)
ほとんどの項目でシングルの時より遅くなっています。唯一、500MBサイズの時のランダム4Kがリード・ライトともシングル時と同程度です。このへんがnForce 730iの限界ということでしょう。

ANS-9010をOSの機能でストライピングした場合です。
ANS-9010ストライプ(OS)


最後に、ERAMで作成したRAMディスクのベンチマークも載せておきます。
ERAMベンチ
さすが、PCIeやSATAバスの足枷がないRAMディスクはまさに桁違いのスピードです。

ということで、ストライピングでSSDの速度を活かすには、それなりのコントローラが必要だということが分かりました。Intelだと450MB/sくらいは出るらしいので、Intelならオンボードでも十分かなと。でも、このエンコ機はSSDの速度を活かせるような使い方をすることはないので、あまり関係ありません。SSDは、名ボードを入れ替えて空いたGeForce 9400のほうで組む新しいマシンのブート用にしたいので、別途RAIDカードを調達してストライピングをしようかと思ってます。

で、S592の話に戻しますが、このSSDを一番上の写真にあるA-DATAのRAID機能付きエンクロージャ( 上海問屋さんの商品ページ )を試すのに使おうとしたんですが、認識しませんでした。他のSSDやHDDは認識するのに、自社製のSSDを認識しないあたり、A-DATAにありそうな感じで笑えます。



もし、ゼロフィルでパフォーマンスが改善するとしたら、ゼロフィルのアクションをデータ消去と見なし、以前そこにマップされていたページを未使用ページにしてしまうようなことをコントローラがしているのかもしれません。論理ページとデータの対応は、ゼロフィルしたという情報を持っていればいいだけですから、マップを記録するのと同程度のデータで管理できるでしょう。これならシンプルな処理で済みますし。
SSDの消去としては、今後TRIMコマンドに対応するものが増えてくると思いますが、現在ではSecure Eraseコマンドで消去できるものが多いみたいです。CFだと、CF Erase Sector(s)コマンドもあるのですが、そのコマンドを発行できるツールが必要でしょう。あと、CFにはWear Levelコマンドというのもあるみたいなので、そういうのが使えると、CF変換のSSD化がまた注目されるかもと思ったり。

でも、ゼロフィルだとOS管理下でも実行することができますから、それでパフォーマンス改善してSSDの寿命も延びるなら、積極的に対応して欲しいところです。

8/1:Intelチップセットでのテスト結果をUPしました。
8/2:パフォーマンス回復テストしました。ゼロフィルはダメでした。





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Last updated  2009年08月04日 08時03分16秒
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