こまぷろぐ

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2009年07月23日
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カテゴリ: PCハードウェア
CUDAのエンコードを試してみました。

エンコーダはbadaboomの体験版。ちなみに、今回badaboomを使ってみた感触ですと、日本語のファイル名が使えなかったり、入力コーデックを選んだり、 出力設定の自由度が低かったり (現バージョンではフルHDも対応していますし、比較的多様な出力ができます。設定がわかりにくかったので、大幅に勘違いしていました。)で購入して使おうとは思えませんでした。

ソースファイルは以前キャプチャしてエンコードしてあった1分30秒程度のwmvファイル。1280x720ドットの30fpsでビデオのビットレートが10Mbps程度のものです。出力はPS3向けで画質設定を最高にしたmp4(H.264)。

試したボードは以下の3種類。Leadtekなのは単なる好み。
・GeForce 9800GT 省電力版 (WinFast PX9800 GT Power Efficient)
・GeForce 9800GT (WinFast PX9800 GT S-FANPIPE)
・GeForce 9500GT (WinFast PX9500 GT 512MB (GDDR2 ファン))

使ったメインボードがP45チップセットのGA-EP45-DS4Pですので、PCIe 2.0のSlot1とSlot2を併用すると両スロットとも8レーンの動作になってしまいます。そこで、9800GT PEについてはx16とx8を試しました。


結果です。

GPU PCIeレーン数 画面表示 フレームレート(fps) 所要時間(分:秒)
9800GT
x16 37.4 1:12
9800GT PE
x16 34.6 1:18
9800GT PE
x8 33.7 1:20
9800GT PE
x8 34.1 1:19
9500GT
x8 14.2 3:10
9800GT PE
x4(1.1) 27.2 1:39
9800GT PE
x1(1.1) 16.1 2:47
※7/25 9800GT PEのPCIe1.1 x4の結果を追記
※7/30 同 x1の結果を追記


9800GTと9800GT PEでは、クロックなりの差はあって、やはりPEのほうが少し遅くなります。x8とx16の差はわずかで、今回の環境とテスト内容では、バス速度がボトルネックにはなっていません (※ 7/25 追記:PCIe1.1 x4スロットではさすがに差が出ました) 。この結果はもっと上位のGPUになると変わってくると思いますが。ビデオ出力の有無については、今回の環境ではわずかな差になっていて、有意差があるとは言い難いですが、テスト環境がアナログXGAの1画面出力なので、高解像度出力とかをしている場合は影響が大きくなるかもしれません。その場合、画面表示有りのx16と画面表示無しのx8のスコアが入れ替わる可能性があります。9500GTは、SP数が32で9800GTの7分の2なので、その割には速いかなという感じですが、GPUエンコード向けとは言えませんね。

さて、総括ですが、9800GTの場合はどちらも30fps以上で、再生時間より短い時間でエンコードが完了しました。SpursEngineでもリアルタイムでエンコードはできるわけですが、CUDAも意外と使えるなという印象です。キャプチャしながらのリアルタイムエンコードなんかができるコーデックとかがあると便利になりそうですね。
実際に運用するときの使い方としては、9800GT PEと9500GTを使って(8レーンになりますが)、9500GTを表示用、9800GTをエンコード用にするのがいいかなと今のところはそんな感じです。





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Last updated  2009年07月30日 01時53分10秒
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