こまぷろぐ

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2012年05月28日
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カテゴリ: PCハードウェア
Ivy BridgeのCore i7 3770Tのエンコードが試せるようになったので、Sandy BridgeのCore i5 2500TとのTMPGEnc 5 Video Mastering Works 5による比較テスト結果をレポートします。新旧省電力クアッドコア同士の比較で、Core i7 3770Tの価値を探りたいと思います。

いちおうCPUのスペックをおさらいしておきます。
Core i5 2500T Core i7 3770T
TDP
45W 45W
Core
4 4
Thread
4 8
Cache
6MB 8MB
CPU Clk.
2.3GHz 2.5GHz
TB Clk.
3.3GHz 3.7GHz
Graphics
HD2000 HD4000
GPU Clk.
650-1250MHz 650-1150MHz


テストの設定について。ソースの動画は"SD"が720x480i、"HD"が1440x1080iのMPEG2-TSファイルで、それぞれ1分程度にカット編集しています。これをMPEG4 AVC(H.264)にエンコードします。出力は以下の設定にしました。
SD:720x480p 29.97fps 2.4Mbps(VBR Max:4Mbps)
hd:1280x720p 29.97fps 4Mbps(VBR Max:8Mbps)
HD:1440x1080p 29.97fps 8Mbps(VBR Max:16Mbps)

なお、検証機でのドライバインストールの問題があったため、2500Tと3770Tで完全に条件を合わせていないことをお断りしておきます。再交換してテストしなおすのも面倒だったので。

まず、それぞれのCPUの定格設定時の結果です。単位は秒。開始から15秒くらいは出力準備中なのでグラフのメモリは15秒から取っています。グラフの作り方が悪くて見づらくてすみません。

Ivy Bridge 1

HD→HDでは差が開きましたが、解像度を変更した場合の向上はわずかという結果でした。



Ivy Bridge 2

今度はSD→SDの差がさらに詰まり、HD→HDの差も小さくなってしまいました。
HD→HDはまだそれなりに差(準備中の15秒を差し引いて約16.7%)がありますが、それ以外はほとんど差がないと言わざるを得ません。

現時点では、高解像度でサイズ変更を含めフィルターを使わない場合はそこそこ向上するけれどサイズ変更をするようなケースでは差はわずかしかないという残念な結果になりました。私の場合は1440x1080iか1920x1080iから1280x720pやSD画質にエンコードすることが多いので、かなりガッカリな結果です。まあ、すでにいくつかのベンチマークが出ているので知っていましたが。
今後なんらかのチューニングで改善する可能性がありますが、TMPGEnc 5で使う限りにおいて、現時点ではQuick Sync Video 2.0の効果は限定的であると言うことですね。

ちなみに、 公式ページにIvy Bridgeでのベンチマークが掲載されて いますが、 画像 の下のグラフにあるように、実際の向上は2割に満たないということで、今回のテスト結果とあまり変わらない結果になっています。こういうベンチマークは効果が最大のケースを載せているものと考えてよさそうなので、そんなもんなのでしょう。

ただ、編集画面の操作感は2500Tから3770Tへの変更でスムースになったように思いますし、それ以外の性能向上もありますので、一概にあまりメリットがないとは言えないかなとは思います。2500Tを持っている人が買い替えるほどかというと微妙ですが。





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Last updated  2012年05月30日 19時56分45秒
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