つれづれなるままに いずもまりの独り言

つれづれなるままに いずもまりの独り言

2010.05.10
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カテゴリ: 日本
宮崎口蹄疫拡大、牛豚6万頭処分、家畜市場や施設49か所を閉鎖

宮崎県で家畜感染症の口蹄(こうてい)疫が拡大しているが、殺処分される牛や豚は計約6万頭に上り、国内で過去最悪の事態となった。感染疑い防止のため、家畜が出た農場や施設は計49か所を閉鎖した。各地の地元ブランド牛として商品化される子牛が出荷できないなど、影響は広がっている。

 宮崎県は新たに、7日夜、同県川南町の8農家の牛と豚計21頭に感染した疑いがあると発表した。8農家はいずれも、1例目の農家から南東に約 3.5-7キロ。牛や豚計1万4,000頭あまりを処分する。 東国原英夫知事は1日、陸上自衛隊に災害派遣を要請、「非常事態を宣言してもいい」とも訴える


財経新聞http://www.zaikei.co.jp/article/biznews/100509/47319.html

「口蹄疫」、読み方は「こうていえき」。家畜(牛や豚)の病気のことだ。
宮崎県で発生し、知事が自衛隊に災害派遣を要請したと報道されたが、大きなニュースになっていないし、見慣れない文字、よくわからないままの人も多いのではないか。この機会にぜひ知っておこう。

口蹄疫は、牛・水牛・豚・猪・鹿・山羊・羊などが感染する伝染病。
感染すると、発熱し元気がなくなり、多量のよだれを出し、口や蹄(ヒヅメ)に水ぶくれができるなどの症状が出る。治療法はない。
成長した家畜だと死亡率は数%程度だが、エサを食べずに家畜としての価値がなくなるし、感染力が非常に強いので、蔓延防止のための殺処分が義務付けられている。

口蹄疫が発生した農場の家畜はすべて殺処分して埋め、周辺部において農場や車両の消毒、牛や豚の移動制限をするだけでなく、発生した国は家畜や肉の輸出を停止するなどといった、国をあげての大規模な対策となる。畜産業への打撃、食肉や乳製品の流通への影響など、本当に大変な病気なのだ。
初期の対策に失敗した2001年のイギリスでは1000万頭以上の羊や牛を殺処分する事態となり、総選挙を延期するほどの影響が出たぐらい。
そのため、 今年発生した韓国や中国では、両政府ともすぐさま全力をあげて対策に乗り出している。

日本においては2000年、92年ぶりに宮崎県と北海道で発生したが、対処に成功し被害は740頭で済んだ。
しかしながら今回は、宮崎県での豚や牛への感染の広がりは止まらず、いわばパンデミック状態。宮崎県内で殺処分の決定は、すでに豚6万頭、牛5千頭近くに及んでいる。
東国原英夫宮崎県知事のツイッター「@higashitiji」やブログ(4月20日以降の投稿)を見れば、現場の宮崎県の大変さがひしひしと伝わってくる。

我々の体の安全には影響がないので、その点を心配する必要は全くない。ただ、国を揺るがす大きなニュースであるということは、知っておくべきではないだろうか。

EXCITEニュース http://excite.co.jp/News/bit/E1273452368239.html



口蹄疫が発生したのは2010年4月20日…と言われています。
なんだかなぁの風評もでてますが、それだと3月?
ニュースになって無いのでココでは書きませんけどw




口蹄疫対策、東国原知事「後手後手だ!」 官房長官が拡充を指示も赤松農相は外遊中

平野博文官房長官は 7日 の閣僚懇談会で、宮崎県で過去最悪の被害が出ている牛や豚の口蹄(こうてい)疫対策として(1)防疫措置の徹底(2)発生農家の経営対策(3)地元自治体への適切な財政支援-に関係省庁が連携して取り組むよう指示した。記者会見では災害派遣中の陸上自衛隊の拡充を検討する考えを表明した。

 これを受け、原口一博総務相は特別交付税による自治体支援を表明した。

 だが、口蹄疫は 先月20日 に確認され、すでに殺処分頭数は4万4千頭に上る。派遣された自衛隊は処分した家畜を埋める場所がなく立ち往生しており、政府の初動対応の遅れを指摘する声は強まっている。

 宮崎県の東国原英夫知事は7日、宮崎市内のホテルで民主党の小沢一郎幹事長と会談し、対策の拡充を要望した。知事は会談後、記者団に「指揮系統が後手後手に回っている。こういう危機管理をきちっとやってもらいたい」と政府の対応に不満を表明した。

 それを象徴するのが、 問題を所管する赤松広隆農水相。先月30日からメキシコ、キューバ、コロンビアへの外遊中で7日の閣僚懇を欠席した。

 また、畜産農家への融資を担う独立行政法人や社団法人は政府の事業仕分けの対象となり、基金の返納や事業の縮小などの判定を受け、動きが鈍くなっているとされる。宮崎県選出の江藤拓衆院議員(自民)は先月22日の衆院農水委員会で「10年前は発生した朝から農水省からファクスで資料が次々に届き、いろんな指示が飛んだが、今回は何の指示もない」と指摘したが、政府の対応は遅々として進まなかった。


これは国際法定伝染病にあたるそうですが、処分した牛や豚を補償してくれるとか・・・でもさぁ その後 牧場ってすぐ再開できないんじゃないっすか?

何年間かは確か牛とか豚とか飼えないんじゃないの??


外遊中でも、電話もあればFAXもありましょうに・・・
なんで さっさと 対応しないかなぁ・・・

目先の補償だけをちらつかせたってねぇ・・・








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最終更新日  2010.05.10 15:02:38
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