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ドクさん「結婚決めた」 支援者に手紙 ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響で、結合双生児の弟として生まれたグエン・ドクさん(25)が、10月に結婚する予定であることが17日、分かった。日本の支援者に届いたドクさんからの手紙で明らかになった。 手紙は5月末、約20年間支援を続けている「ベトちゃんドクちゃんの発達を願う会」代表の藤本文朗滋賀大名誉教授(72)に、ドクさんのベトナム人主治医を通じて送られた。 藤本さんによると、手紙には長年の支援に対する感謝とともに、今年10月の吉日にベトナム人の専門学校生(24)と結婚することを決めたとあり、結婚式に出席して門出を祝福してほしいと書かれていた。藤本さんは「以前から交際は聞いていたが、結婚は人生の一つの節目。(ドクさんは)反抗期で荒れたこともあったが今は非常に優しい子。自分の息子が結婚するようにうれしい」と話している。 ドクさんが働いているベトナム・ホーチミン市のツーズー病院のトイ副院長は共同通信の取材に「ドクは最近、結婚したいと言ってきた。病院として正式に決めてはいないが支援していきたい」と話している。 ベト・ドク兄弟は1981年2月に誕生。「ベトナム戦争被害のシンボル」とされ、1988年に「二人とも助かれば奇跡」とされた分離手術に成功した。兄のベトさんは寝たきりの状態。 [ 2006年06月17日 16:56 速報記事 ]
2006.06.17
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掲示板で、omote-iriminageさんより情報をいただいたので。X51.ORGに「寄生的頭蓋結合の少女、史上初の分離手術成功か」、の記事。元ネタはこのニュースのよう。ポイントの部分は、貼り付けておくが。「寄生体」として切除された側は「笑顔を見せたり、まばたきをすることも出来ました」という。ということは、脳及び顔面は活動していたことになる。それなのに人間としては扱われず、切除されてしまったと言うことだろうか。そうすると人間とは何なのだろうか?以下貼り付け。今週土曜、エジプトにて、生後十ヶ月の頭蓋結合の少女から、寄生頭蓋を分離する手術がひとまず成功したとのこと。手術を受けた生後10ヶ月のマナル・マジェドちゃんは結合性奇形の中においても、最も稀有な症状とされる寄生的頭蓋結合体の症状を持って生まれた。現在治療を行っているアブラ・エル・アルフィ氏によれば、マジェドちゃんは現在、依然として予断を許さない様態であるものの、経過は順調だと話している。「現在もまだ集中治療を行っています。発熱、不整脈などの症状が見られますが、安定しています。上手くいったと思います。マジェドちゃんのもうひとつの顔は、笑顔を見せたり、まばたきをすることも出来ました。しかし、独立した生命ではなかったんです。」同病院が手術前に撮影したビデオには、マジェドちゃんの左側頭部に"寄生した"双子がしばしば瞬きする様子が映しだされている。アルフィ氏によれば、今回の手術は13人からなる専門的医師団によって行われ、まず最初に結合頭蓋への血流を止め、マジェドちゃんの心臓への血流量を確保し、心停止を回避することから始められたという。またマジェドちゃんの頭蓋骨は手術中に再構築され、頭蓋骨の上には新たに皮膚が張られたため、今後更なる整形手術は必要がない、とアルフィ氏は話している(写真は手術前のマジェドちゃんの様子)。また当初、手術地としてカイロや海外の病院が候補として上げられたが、最終的にカイロから北40kmにあるベンハという町が選ばれた。アルフィ氏は、その理由をマジェドちゃんの実家に近いこと、そして設備が充実していることによると説明している。「彼女の家族もすぐに面会に来ることが出来ますし、それに設備も医師団も充実しています。ここでが最も適切な場所だったと思いますね。」また今回の手術は13時間に及んだが、アルフィ氏は手術が成功した要因を、生後間もない段階で分離手術を行うことを避け、10ヶ月に及ぶ研究を行った成果であると話している。「我々はまず慎重に彼女の症状を研究したんです。寄生頭蓋の方にどのように血流が行われているかを十分に調査する必要がありました。今後更に10日間は現在の集中治療体制を続けます。経過は順調ですが、まだ何が起こるか油断は出来ません。」こうした結合双生児の症状は、もともと一卵性双生児として誕生した胎児が、母親の子宮内において片方の成長が停止してしまうことを原因としている。そして成長を止めた片方の双生児は、もう片方に寄生する形で誕生し、多くの場合において必須器官を欠いた状態で誕生するのである(写真は手術後、現在のマジェドちゃん)。昨年2月には、ドミニカ共和国のレベッカ・マルチネスちゃんがこの寄生的頭蓋結合の症状を持って誕生し、生後7週間目で分離手術が行われた。その際、分離には成功したものの、翌日、マルチネスちゃんは大量出血により死亡している(参考:寄生的頭蓋結合の幼児、史上初の分離手術へ (2))。マルチネスちゃんの手術を指揮したカリフォルニア大学のホルヘ・ラザレフ医師は今回のこのマジェドちゃんの写真を見るなり、寄生頭蓋がマルチネスちゃんのケースと比べて"あまりにもよく成長している"とその驚きを語っている。「マルチネスちゃんの場合は垂直な状態で寄生頭蓋が存在していましたが、マジェドちゃんの場合は横向きですね。」またホルヘ医師は今回、マジェドちゃんのケースを術後に初めて知ったと語っている。Doctors remove baby's second headBy Amil Khan in Benha, EgyptFebruary 20, 2005 EGYPTIAN doctors today said they had removed a second head from a 10-month-old girl suffering from one of the rarest birth defects.Abla el-Alfy, a consultant in paediatric intensive care in Benha, near Cairo, said Manar Maged was in a serious but improving condition after the procedure to treat her for craniopagus parasiticus - a problem related to that of conjoined twins linked at the skull. "We are still working on the baby. After surgery ... you get unstable blood pressure, you get fever. But she is stabilising," Dr Alfy said. "We have some improvement." As in the case of a girl who died after similar surgery in the Dominican Republic a year ago, the second twin had developed no body. The head that was removed from Manar had been capable of smiling and blinking but not independent life, doctors said. Video footage provided by the Benha hospital, a national centre in Egypt for children's medicine, showed Manar smiling and at ease in a cot with the dark-haired "parasitic" twin, attached at the upper left side of the girl's skull, occasionally blinking. After the 13-hour operation, journalists saw the baby, her head swathed in bandages and body wreathed by tubes, in an intensive care ward. A separate twin sister, Noora, is healthy after initial problems with the birth on March 30. Dr Alfy said the 13-strong surgical team separated Manar's brain from the conjoined organ in small stages, cutting off the blood supply to the extra head, while preventing increased blood flow to Manar's heart, which would have risked cardiac arrest. Benha, 40km north of Cairo, was chosen for its equipment and proximity to the girl's family. "The family of the child are from near here, we have the equipment, we assembled a team, so why not have the operation here?" Dr Alfy said, explaining the choice not to work in Cairo or at centres abroad with more experience with conjoined twins. She said Manar's skull had been reconstructed during surgery and her skin had been joined over the bone, leaving no need for further reconstructive surgery. The doctors decided not to carry out Manar's operation soon after her birth. "We studied the babies well," Dr Alfy said. "We had to study how the blood supply of the parasite is working." She plans to keep Manar in intensive care for up to 10 days and remains cautious. "Things are getting better but ... at any time things can go wrong." The condition occurs when an embryo begins to split into identical twins but fails to complete the process and one of the the conjoined twins fails to develop fully in the womb. The second twin can form as an extra limb, a complete second body lacking vital organs, or, in very rare cases, a head. Last February, seven-week-old Rebeca Martinez died in the Dominican Republic after surgery to remove a second head. The leader of that team, Jorge Lazareff, of the University of California in Los Angeles, noted on viewing one picture of the Egyptian baby that the face of the undeveloped twin was "very well developed" compared to that in Rebeca's case. "Rebeca ... had a more vertical sibling, whereas (in) this the second growth is tangential," he said.
2005.02.22
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ガンガとヤムナについて、数ヶ月前調べたときは、ガンガが死亡した、というサイトを見た気がしたが、今回調べたら、そのサイトが見つからなかった。というわけで、結果は不明のまま、二人の話はおしまいになる。手術自体は、大きなニュースになっても、その後の経過の情報がとたんに少なくなるのは残念なことである。
2005.02.21
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前回の続き。このサイト より。祖国のネパールには2001年の11月に帰国。2003年12月現在、両親の話では、ガンガは手術によって、いったん、元気になったが、現在では昏睡状態だ。彼女の脳は、手術により、感染し、医師たちは知的障害を引き起こすことを心配している。ヤムナの経過は良好だ。言葉をいくつか話し、周りの人たちとのやり取りが可能だ。しかしながら、歩くことはできず、頭蓋骨も、もろい。ヤムナに対しては、2004年に更なる再建手術を行い、問題のいくつかを解決することが望まれる。
2005.02.10
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前回の続き。このサイト より。カルソン医師は、頭部の結合したドイツの双生児を1987年に分離して、医学の歴史に新たな1ページを加えた。この手術では、脳の神経に何の後遺症も残さず、分離を成功させたからだ。カルソンは、1997年の南アフリカの結合双生児の分離手術を成功したときに、シンガポールの3次元映像システムを用いた。カルソンが言うには、このシステムは、「絡まったスパゲティのような、複雑な血管の結合がどうなっているのか理解するのに、大変役に立つ。」シンガポールや バルティモアだけでなく、ビズデクスターは、ミネソタのメイヨークリニックや、スェーデン、デンマーク、香港、ドイツの研究施設でも使われている。
2005.01.22
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前回の続き。このサイト より。このシステムを利用する医師は、外科手術のリハーサルのために、3次元メガネを着用し、バーチャルリアリティのデジタル写真を操作する。システムは医師の動かす手に反応する。マウスもキーボードも要らないのだ。両手を自由に動かし、3次元画像を操作することが出来る。開発者のセラの話では、シンガポールの医師たちは、ガンガとヤムナの分離手術の前に、ジョンズホプキンス大学の結合双生児の専門家であるベンジャミン・カルソンからの助言を得るために、この3次元画像を用いた。セラの話では。「われわれは、3方向から双子の画像を撮影した。その後、医師たちに3次元画像を見せた。ベンジャミン・カルソンはデータをよく読んで、十分に理解し、主治医のケイス・ゴウと方針を検討した。」
2005.01.18
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前回の続き。このサイト より。「バーチャルリアリティ」手術を行う前に、医師たちは、シンガポールで開発された3次元画像システムのバーチャルリアリティを用いて、危険な手術のリハーサルを行った。手術への6ヶ月の準備の間、医療チームのリーダである、外科医のゴウは、このシステムを用いて、双生児の癒着した頭蓋骨を入念に調べた。この画像システムは、ビズデクスター(VizDExter)と呼ばれ、シンガポールで開発された。最初に用いられたのは、1998年に、アメリカのジョンズホプキンス大学だと、開発に携わったルイス・セラ医師は語った。ビズデクスター(VizDExter)
2005.01.15
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前回の続き。このサイト より。この若い20台の両親は、結合双生児である子供のために、ずっと病院に寝泊りした。時間を見つけると、ヒンズー教の寺院に、お祈りに出かけた。シンガポール人から35万8千ドルの寄付が集まった。病院は多額の医療費は請求せず、シンガポール航空が双子一家がネパールから来るための航空費を負担した。頭部で結合している双生児は極めてまれだ。1987年に最初の分離手術の成功例があるが、過去500年に79例しか、世界中で知られていない。去年、オーストラリアのブリスベンで、後頭部の結合した、生後6ヶ月のテーラーとモニク双生児の分離手術が成功した。同様の手術は南アフリカで1997年にも行われている。シンガポール政府は、近年、自国が資源の乏しい小国なので、アジアの「生命科学」の中心地となるよう力を注いでいる。そこでは、医療サービスや、生命科学研究も行われる。
2005.01.13
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前回の続き。このサイト より。「細心の注意を払った手術」病院発表によれば、手術は「細心の注意を払い、着実に」行われた。というのも、双生児の血管は「広範囲にわたり複雑に」つながっていたからだ。神経外科医と形成外科医から構成される医師チームは2チームに分かれ、交代で小休止しながら、24時間ぶっ通しに手術した。医師が言うには、二人ははっきりと違う個性がある。ガンガは口唇裂があるが、元気で、いつもお腹をすかしている。一方ヤムナは恥ずかしがりやだ。この姉妹は、ネパールのカランガと呼ばれる貧しい山村でうまれた。この地域は共産ゲリラの多いところでもある。姉妹の父親のブシャンは、家業の商売を手伝い、母親のサンディヤは、幼稚園の先生だ。
2005.01.08
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昨日の続き。このサイト より。手術の責任者だった、ケイス・ゴウ医師は、地元のラジオ局にこう語った。「姉妹は元気だ。しかし、これからの数日は予断は許さない。」そのネパールの双子は頭部で結合していた。脳の一部は融合し、多くの血管を共有していた。そのため分離手術はきわめて困難であった。「神のご加護があり、ひ孫に再び会うことができるだろう。」と、84歳になる双子のひいばあさんの、デブクマリ・カトリはネパールからの電話で語った。医師たちは双子への手術を金曜の午後に開始し、火曜の朝に終了した。約88時間の手術であった。当初の予定では、40時間以内に終わらせるつもりであった。
2004.12.20
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昨日の続き。今日からCNN。分離手術直後のニュース。このサイト より。「手術成功 二人はついに別室に」2001年4月10日。シンガポール発ネパールの双生児、ガンガとヤムナは初めてそれぞれの別室に分かれた。頭部が結合して生まれた、この双子の分離手術にシンガポールの医師が成功したからだ。大きな目をしたヤムナは、恥ずかしがりやのほうだが、シンガポール総合病院の医師たちが「成功」と呼ぶ4日間にも及ぶ手術のあとに、小さな青い外科用の帽子をかぶり、手術室から運び出された。「ヤムナの姉妹のガンガは、形成手術をさらに受けるために、まだ手術室にいる」と、病院の広報担当のハミード氏は語った。
2004.12.19
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昨日の続き。このサイト より。ネパールよりシンガポールに双子が到着して以来、医師たちは、コンピューターを利用し、なんどもシュミレーションの手術練習をした。シンガポール総合病院での長時間の手術の間、医師たちは脳のどの部分が、双子のどちらのものか、見極めていく必要がある。分離後に、考え、話す能力を保つためだ。医師たちは、脳細胞のいくつかの箇所が損傷を受けることは認めた。しかし、そのことが直ちに機能的問題を生じるかどうかは不明だ。双子の家族は、ネパールの首都のカトマンズ近くの田舎出身で、とても貧乏だ。そのため、シンガポールのマスコミの関心を集めた。医師たちは無償で働く一方、5万600ドルもの寄付が集まった。これは必要な医療費の7倍に及ぶ。あまったお金は、双子が今後必要とされる治療費代用にと、蓄えられておくことになろう。
2004.12.15
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インドのガンガとヤムナに引き続き、今日からは、ネパールのガンガとヤムナ。実は、このふたりについては、すでに2004年9月7日の日記で、少し出ているのだが。(そのときはギャンガとジャムナとしたが、ガンガとヤムナの発音のほうが正しいので訂正。)まずは、BBCニュースから。このサイト より。2001年4月6日。BBCニュース。「シャム双生児分離手術」シンガポールの外科医たちがネパールの結合双生児、いわゆるシャム双生児の、マラソン手術を開始した。この双生児の頭蓋骨は融合している。生後10ヶ月のガンガとヤムナは、頭蓋骨が癒着していて、顔は、お互い反対のほうを向いている。二人の脳は、左部分で融合しており、医師たちは手術は36時間かかると予想した。医師たちが言うには、双子は生存のためには分離が必要で、正常な生活を送る可能性がある。手術の責任者である、小児神経外科医の、ケイス・ゴウが言うには、過去に4例しか同様の手術例はなく、成功はわずか一例だ。ケイス・ゴウがいうには「回復の可能性は十分にある」。
2004.12.14
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前から、噂のあった、「one of us」の日本語訳、「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」がついに出版された。結合双生児を考える良書。出版社の紹介文。「結合双生児、インターセックス、巨人症、小人症、口唇裂……多様な身体を持つ人々。その中でも、もっとも独特な身体と思われる結合双生児は、いったい本 当に異常といえるのか?実際、彼ら自身はどう感じているのか? 医者はなぜ結合双生児を分離したがるのか? 一人を犠牲にしてでも分離するべき なのか? 親や医者はなぜ「正常化」したがるのか? 本書は、人種差別から医学裁判まで、身体的「正常化」の歴史的文化的背景をさぐり、独特の身体に対して治療でも同情でもなく、変えるべきは身体では なく、人々の心ではないかと問いかける。 (2004.12)」目次。はじめに第1章 結合双生児は個人であるのか 第2章 分離手術をするべきかしないべきか 第3章 一人を犠牲にしてでも分離するべきか 第4章 アイルランドの巨人を解放せよ 第5章 新しい時代の正常な身体とは 訳者あとがき 原注索引
2004.12.10
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前回の続き。このサイト より。「あなたたちは二人、一人?」と聞かれて彼女たちはこう答えた。ヤムナ。「私たちはふたりの人間なの。たとえ一つの体であっても。私たちには二つの魂があるの。」ガンガ。「私たちを一人に数えるなんて、間違っているわ。」「インドの結合双生児:ガンガとヤムナ」は終了。
2004.12.09
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前回の続き。このサイト より。1993年、ふたりは帝王切開で娘を生んだ。しかし、生まれて数時間後には死んでしまった。ふたりは子供をほしがっているが、妊娠はふたりにとって危険ではと、医師たちは心配している。ふたりは最近のニュースでは2003年に報道された。結合双生児のラダンとラレが分離手術により、シンガポールで死んだときだ。二人はマスコミ対して次のようにコメントした。「私たちは、分離は決してさせない。医学的に危険なことだけが理由ではない。そうすることは神の意思に背くと信じているからだ」
2004.12.07
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前回の続き。このサイト より。ふたりはいろんな点で違いがある。喧嘩するときも時々ある。ガンガは魚が好きで、ヤムナは肉が好きだ。夜になるとガンガは読書や音楽鑑賞をしたがる。ヤムナはすぐに眠りたがる。ガンガのお気に入りのタレントは、アミタバで、ヤムナのお気に入りはアクシェイクマだ。しかし、ふたりは将来については、同じ考えを持っている。ふたりは、一人の夫を愛している。ガダダーという男だ。彼は「二人のうちどちらを好きか」と質問されると「私はふたりを平等に愛している」と答える。
2004.12.04
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前回の続き。このサイト より。二人は立つことはできる。しかし、歩くことはできなかったので、手足を使い這って進む。そのため、ふたりはショーでは「蜘蛛女」(スパイダーガールズ)と呼ばれた。ショーではベッドに横たわり、観客に姿を見せたり、会話をしたりした。ふたりは、一つの皿で食べていたが、食糧の配給はふたり分あった。ふたりは、ふたり分の選挙権があったが、共通の銀行口座を持つことは拒否された。
2004.12.02
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今日から一組目のガンガとヤムナ。このサイト より。モンダル家のガンガとヤムナ。1969年または1970年、ふたりは、インドの西ベンガルで、アヤラとジャヤラの間に生まれる。二人は坐骨と臍帯が結合している双生児だ。二つの心臓と4本の腕がある。しかし、3本の足と、2つの腎臓と、1つの肝臓と、1つの生殖器を共有している。3本目の足は、未発達のもので、二人は服装の中にいつも隠していた。
2004.11.30
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いくつか、連載ものがあったが。ちょっと中断して。この1週間、用事があって、インドに行ってきた。インドといえば、ガンガ(ガンジス川)とヤムナという聖なる川がある。ヤムナはガンガと合流し、二つの川はYの字のような流れを作る。で、本題だが、「ヤムナ」と「ガンガ」という名の結合双生児がいる。しかも二組も。川の流れを考えると、説得力のある命名だ。せっかくのインド帰りなので、彼女たちについて調べてみることにした。
2004.11.29
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11.28.迄留守にします。それ以降に気合を入れて更新したいと思います。
2004.11.20
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最近更新をサボっていたが。今日、以下に貼り出すようなメールをいただいた。私のページが本で紹介されるらしい。感激である。これを励みに、また更新したい。以下メール文貼り付け。シャム双生児研究様いつもお世話になっております。楽天広場でございます。平素より楽天広場をご利用いただき、誠にありがとうございます。このたび、宝島社より出版されるブログ特集本におきまして、楽天広場を紹介するにあたり、楽天広場内のサイトを誌面に掲載したいという依頼を受けました。つきましては、下記URLの貴サイトの掲載許可をいただきたく、ご連絡差し上げた次第でございます。
2004.11.18
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「二人のジャン」が面白かったので、このサイトで何人かにご教示いただいた萩尾望都「半神」をネットで調査。確かに面白そう。私は漫画はあまり詳しくないのだが、萩尾望都の漫画「残酷な神が支配する」の書評を書いたことがある。そのときは、「この漫画のテーマのは、相反する二つの概念の融合だ」みたいな事を書いたのだが、「半神」もまさに、双生児の分離と融合というテーマのようだ。萩尾先生の中心的モチーフなのかもしれない。ちなみに、萩尾先生と何度かお会いしたこともあるが、一見したところは鬼気迫るものは感じさせず、穏やかな感じであった。しかし、いざ漫画となると、すごいものを書かれる。恐るべし。また、私は演劇や芸能もぜんぜん詳しくないのだが、この「半神」、野田秀樹が演劇にしていることもはじめて知った。見たいなあ、と思って調べていたら、ビデオ化されていることがわかった。ということで、「半神」の漫画と、演劇のビデオ、楽天さんには悪いが、amazonで購入することにした。読み終わり、見終わりしたら、感想を書きたい。
2004.11.09
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私の読んだ全集は、図書館にあったかなり古いもの。現在では、この「二人のジャン」は、手塚治虫全集には収録されていないらしい。http://www.fukkan.com/vote.php3?no=19009なぜだろうか。結合双生児が描くのがタブーだとでも言うのだろうか。実際に一定の割合で生まれてくるのに、タブー視するほうがよほど問題だと思う。少なくとも、ブラックジャックでは、「二人のジャン」を二つの人格のある人間として、きわめて真摯に描いている。あるいは、「脳で実験する」というテーマが問題?しかし、これもおかしい。現実に今日本では、中絶した胎児の脳を使っての実験が取り組まれている。http://www.mwc.med-apple.co.jp/news/data/2002/0211161.html安直な出版禁止は、医学や生命について深く考える機会を奪ってしまう。
2004.11.07
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ビデンデンは今日は一休みして。教えていただいた、漫画、「ブラック・ジャック (13) 手塚治虫漫画全集」の「二人のジャン」を読む。大学の図書館に 手塚治虫全集があるのを思い出し、いったらありました。二人のジャンのあらすじ。とある国に招かれたブラックジャック。そこで、5歳のシャム双生児の手術を依頼される。二人は体は一つ。脳は二つだが、一部分結合。手術は成功し、一人の脳は分離され、脳だけ培養液の中に入れられて、実験材料に。しかし、手術を受け普通の体になった、子供が、その培養液のケースを壊し、脳は死んでしまう。「実験材料にはなりたくなかった」と子供は言うのであった。で、感想。分離手術の問題をさすがによく捉えてはいる。しかし、医者たちが「研究目的に手術をしたがる悪いやつら」として描かれているのが気になる。悪いやつらが悪いことをするのは当たり前である。実際の医療では、あくまで良心的な医師たちが、こころの底からの善意で、分離手術を行い、その結果死んでしまったりするのが問題なのだ。善意からの行動のほうが厄介なのである。
2004.11.05
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続きですが、今日から文献的考察へと入ります。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。考古学上の証拠ビデンデン娘に関する、よく知られる2つの昔の文献がある。1775年の「antiquarian repertory」と1782年のデュカレル医師によって書かれたものだ。この2つの文献は、チャリティがずっと昔から行われてきたことと、結合双生児姉妹によって始まったことは、同じように記している。しかし、一方の文献では、二人は「肩と体の下の部分が結合したまま、長く生きていた」と書いているが、もう一つの方では、単に体が結合していたとしか書いていなく、「20から30歳の間まで」この状態で生きた、と書いている。
2004.11.03
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続き。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。1907年、チャリティは、ほかの村々と、合同で行われるようになった。その結果、イースターごとにパン、チーズ、お茶が配られ、クリスマスにはお金も配られるようになった。しばらくすると、農場だった土地は、売られ、人々が家を建て住むようになった。このことで、チャリティーはますます資金的に楽になった。長い間、イースターのときには、大きなパンが焼かれていた。しかし、ビデンデンのパン屋が閉店されたとき、この習慣はなくなった。パンとチーズの配給は名物として続けられている。今も観光の目玉である。お祭りの記念に、ビデンデン菓子を持って帰る。この菓子はとても硬くて、食べるのは大変だ。しかし、お土産としては丈夫で便利なのだ。ビデンデン村では、二人を記念した碑が、1920年代に建立されている。
2004.11.01
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続き。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。1882年には、教会の牧師は、カンタベリーの大司教にこんな手紙を書いている。「ビールも一緒に出るので、相変わらずのひどい騒動ですので、イースターの習慣は、中止にすべきではないでしょうか。」しかし、大司教は、ビールは禁止して、存続を決めた。1900年の新聞にはこんなことが書かれている。「イースターの日曜日、大勢の人が集まった。二人の警察官は、混乱がおきないように大変な苦労をした。190セットのチーズとパンが配られた。500個のビデンデン菓子を焼いたが、ぜんぜん足りなかった。」1900年、4月14日、17日の新聞「Times」も、この習慣に注目をし、こんな記事を載せた。「実存する記録から、シャム双生児のように、結合した姉妹が描かれた菓子を配る習慣は1740年には行われていることは確かで、実際にはもっと昔からだろう。」
2004.10.30
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続き。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。しかし、結局のところ、ビデンデン姉妹の場所のありかははっきりとは分からない。教会の最も古い部分は12世紀ごろにできたものだ。1400年ごろには、印象的な塔も増築された。1826年に、Honeによって書かれた記載によれば、その当時はすでに、イースターの日曜日は、多くの人でビデンデンはごったがえしていた。「そのすばらしい伝統と習慣により、近隣の人々をひき寄せていたのだ。」建物は人であふれ、その一日は、お祭り騒ぎで過ぎていったのだ。ビデンデン娘とその祭りが有名になるにつれて、イースターのとき、教会に集まる人たちはだんだん、大暴れするようになっていった。騒然とした雰囲気となり、教会の管理人は、杖を使った、群集を追い払わなくてはいけなかった。その結果、食べ物の配給は、教会ではなく、貧民院で行われるようになった。
2004.10.29
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続き。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。1820年代になると、姉妹について「新しく詳しい」説明が印刷された。そこには姉妹の墓の位置が示されており、訪問者にもわかるようになっていた。それは牧師の席の近くであった。当時、教会の床はすでに改装されていたので、目に見える墓石はなかった。しかし、その場所は、おそらくは牧師のいすの近くにあるオルガンの付近であった。今はすでにないが、おそらく当時は、教会に東のステンドグラスに姉妹の姿が描かれていた。このことについて触れた詩がある。東の窓に月が輝く鋭き石柱の間を通り淡き銀色の光が差し姉妹と聖人たちを映し出すその姿はグラスに映える秘密の姉妹は隣に並ぶ月光は窓に接吻をし神秘の影を床に映すビデンデン教会
2004.10.24
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昨日の続き。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。18世紀後半、食物は直接配られるようになり、教会には多くのおなかをすかせた人が集まった。1770年には、土地からの地代は、毎年20ギニーになり、多くのパン、チーズ、ビールが配られた。混雑しすぎて、教会の中に入れない人には、硬いビデンデン菓子が教会の屋根から投げられた。18世紀にはすでに、このお菓子は、珍しいものとして、高い人気があった。歴史研究者によれば、姉妹のことを書いた紙が、18世紀には、イースターのとき、教会の外で売られていた。この新聞の、改訂版と思われるものが1808年に印刷され、2ペンスで売られた。わたしもそのいくつかのものを持っている。さらに、お菓子を模した、小さなバッチも作られるようになった。この頃には、土地からの収益は、年間31ギニー11シリングになり、1000ものビデンデンケーキが焼かれ、多量のパンやチーズも配られた。ビデンデン姉妹のことを書いた紙
2004.10.21
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おとといの続き。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。毎年、イースターの日曜日、パン、チーズ、ビールが貧しき人々に配られた。ビデンデンの教会を、カンタベリーの助祭長が、1605年のイースターに訪問したときは、パン、チーズ、ビールを配布する習慣は目撃されていない。というのも、例年、配布のときは大騒ぎになり、収拾がつかなくなっていたからだ。1645年、教会の牧師が、そのパンとチーズの土地は、教会のものであり、村のものではないとして、裁判を起こした。この裁判は、やっかいなものであったが、1649年に牧師が敗訴した。1656年、牧師はしつこくまた裁判を起こした。しかし、やっぱり敗訴して、ビデンデン・チャリティは存続した。1681年に、別の牧師は、教会の中で配布することは、混乱を引き起こすので、大司教の規制の下に行ってほしいと裁判を起こした。しかし、チャリティは存続した。教会の玄関で行われるように変更はされたのだが。
2004.10.20
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昨日の続き。The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsより。言い伝えによれば、ビデンデン娘は1100年にかなり裕福な家庭に生まれた。体は、肩と尻が結合していた。二人は生まれつきとても仲が良かった。しかし、ある文献によれば、時々意見の合わないこともあり、「よく口論をし、殴り合いのけんかをすることもあった」。1134年、34年の結合した生活をすごした後、突然メアリーが病気になり、死んだ。外科手術によって、分離するべきだという提案を受けたが、エリザは断った。「わたしたちは一緒に生まれてきたから、死ぬときも一緒よ」。そして彼女は6時間後に死んだ。二人の遺言により、ビデンデンに所有していた土地を、合計20エーカーほど、地元の教会に寄贈した。その土地は「パンとチーズの土地」と呼ばれるようになったが、そこを借地にし、借地代は、毎年貧しい人への施し金に用いられた。あまり信頼の置けない文献によれば、その土地の借地代は、二人が死んだときで、6ギニーであった。
2004.10.18
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リクエストに応じ、予定を変更し、「ビデンデン娘伝説を探る」を本日より開始。15回ぐらいの連載?ネタ本は、The Two-Headed Boy and Other Medical Marvelsです。では、はじまりはじまり。毎年、イースターの月曜日の朝、ケントのスタプルハーストの近くにある、ビデンデン村では、ビデンデン娘チャリティという、興味深い習慣を見ることができる。オールド・ワークハウスと呼ばれる建物の窓から、お茶、チーズ、パンが地元のお年寄りに配られる。小麦粉を焼いて作られたお菓子である「ビデンデン・ケーキ」が、たくさん多くの観光客に配られる。そのケーキには、ビデンデン娘の姿が描かれている。すなわち、二人の娘がお尻と肩の部分でくっついているような姿だ。古くなってはっきりしない言い伝えによれば、二人は1100年に生まれ、結合したまま34年間生きたらしい。ビデンデン娘は記録に残る最も古い結合双生児の例として、多くの医学文献で紹介されている。しかし、歴史研究家の中には、その言い伝えは単なる作り話だと考える人もいる。あるいは二人が生まれたのは、1500年ごろではと推測する人もいる。
2004.10.17
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おとといの続き。このサイトの翻訳。二人が死んだとき、地元の協会に20エーカーの土地が寄贈された。この二人の寛大な寄贈を記念して、毎年のイースターごとに、二人の姿が描かれた、洋菓子が貧しい人たちに配られるようになった。この珍しいサービスによって、二人の死後900年経つ現在も、ビデンデン娘はその名誉を保っている。ビデンデン菓子の食べれるお店
2004.10.15
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昨日の続き。このサイトの翻訳。姉妹の一人が死んだとき、医師は残りの一人の命を救うために、分離手術を行おうとした。しかし、生きていた一人はそれを断った。「わたしたちは一緒に生まれてきました。死ぬときも一緒です。」彼女は、数時間後に死んだ。
2004.10.13
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このサイトの翻訳。おとといの続き。記録に残る、最も古い結合双生児は、チュルクハースト家のメアリーとエリザ姉妹(Mary and Eliza Chulkhurst )だ。この二人はビデンデン娘(Biddenden Maids)として知られている。二人は西暦1100年に生まれる。英国のケント地方、のビデンデンに34年間生きる。二人は、尻と肩とが結合して、描かれることが多いが、多分、背中の下からお尻にかけて結合していた、殿結合体だったようだ。
2004.10.12
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本日よりこのサイトの翻訳。結合双生児の歴史について。古代ヨーロッパにおける結合双生児の歴史。歴史において、結合双生児は、伝説や神話の中に登場してきた。ギリシャ・ローマ神話における、「ヤヌス」は二つの顔を持っていた。ひとつは年老い、ひとつは若い顔だ。ケンタウルスは、半獣半人だが、4つの足を持つ、側部結合体双生児からヒントを得たのかもしれない。紋章によく描かれた、は、中央ヨーロッパで共通して見られた。ヤヌス 二頭鷲 ケンタウルス
2004.10.10
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ネットでいろいろ検索していたら、エンとチャンの標本のある、ムッター博物館のサイトを発見した。このページ参照。今、結合双生児展をしているらしい。このページ参照。ちなみに日本語の訪問記がこのサイト。ムッター博物館の結合双生児に関する記述の日本語訳は明日から少しやってみたい。
2004.10.08
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おとといの続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。だが、結合双生児は個人という概念の限界を広げていく。思慮深く、他者の気持ちをくみ取れる単生者であれば、どの程度私たちは本当に自立しているのか、あるいは自立したいのかを、結合双生児の存在を通じて考えるだろう。さらに、個人であることや、そのほかの人間性の諸側面が、なぜある特定の身体の者達にのみ、持つことができるとされるかに疑問を持つであろう。Violet and Daisyの巻、終了。
2004.10.06
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おとといの続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。決して一人にはならない歌、ずっとほかの人に触れている感じの歌、あなた自身と同じぐらいあなたのことを知っている人の歌、こんなすべての歌が、結合双生児のことを賛美しているように感じてしまう。単生者にとっては、こういったことはとても難しい。しかし、二人のつながりへの昔からの賛美は、結合双生児にどんなに似ているようでも、あくまで比喩的な意味で用いられる。愛というものは個人的体験として見なされ、一人の個人というのは一つの身体にだけ宿ると見なされる。
2004.10.04
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おとといの続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。1999年、エレン・ウェイスブロッド監督とロリとレバ姉妹のドキュメンタリーを一緒に制作している時のことだ。エレンは、私に「ずっと結合双生児のことばかり考えていると、熱狂的なラブソングが全部、結合双生児のことに思えてくるよ」と言った。あなたは私の肌の中あなたは私の心臓奥深く私の心臓の奥深くあなたの体は私の一部あなたは私の肌の中何が起きてもあなたのために我が身を捧ぐあなたをそばに抱きしめるため(訳注:「“I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN“は「あなたはしっかり私のもの」と訳されるのが一般的だが、意味が通じるようにあえて直訳した。) I’ve got you under my skin
2004.10.02
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昨日は4012アクセスで、「健康・ダイエット」の1位であった。驚き。誰かが1日クリックしていたのだろうか?以下、おとといの続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。ブロードウェイで上演された「サイド・ショー」で、デイジー役を演じたエミリー・スキナーはこのことが良く分かっていた。「最近、CBSのテレビ番組で見たの。シャム双生児が出演していて、自分たちの半生について語っていたわ。まるで、ソウルメイトと共に生まれてきたみたいだと言っていた。本当のことだと思った。サイド・ショーのラストシーンで『決してあなたから離れない』を歌うときに、二人は自分たちのあり方を認め、強くなるの。それは、すばらしい魂の瞬間なの。まるでその歌は『私はあなたのソウルメイト、私はあなたを愛している』と歌っているみたいに。」 EmilySkinner
2004.09.30
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どこかにリンク張られたのかどうかは知らないが、今日はすごいアクセス。1日で3000すでに超えている。以下、おとといの続き。「One of Us Conjoined Twins and the Future of Normal」より。このことは、バイオレットとデイジー姉妹の生活を元に作成された「サイド・ショー」というミュージカルのラストシーンの歌で、美しく示されている。その歌は「決してあなたから離れない(I Will Never Leave You)」という二重唱だ。この歌は、バイオレットとデイジー姉妹役の二人が歌うのだが、恋人達が歌うのにふさわしいロマンティックな歌だ。 sideshow
2004.09.29
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おとといの続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。 もちろんこういった性行為は、独特のものだ。それに、結合双生児が他の人と長期的恋愛関係を築きにくいのは、こういう性行為であることが一つの原因であることは疑うまでもない。しかし、他の原因も考えられる。強い絆、相互理解、無償の愛といったものは、多くの人は恋人達から得るのだが、結合双生児の場合は、双子のもう一人から既に得ているのだ。
2004.09.27
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おとといの続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。でも性生活について語ってくれた結合双生児の人たちは口をそろえて、「性行為の最中、双子のもうひとりはじっと静かにしていて、精神的にはそこにはいないのです」と言う。おそらくバイオレットとデイジー姉妹は、友人のハリー・ハウンディニーから、もうひとりが性行為をしているときに精神的な距離を保つ方法を習った。エンとチャンも同様の方法を取ったようだ。ロリ・シャッペルも同様だ。
2004.09.26
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今日の日記も予定を変更して。本日、「砂漠の王国 ヨルダン展」に出かける。するとそこには、Ain Ghazel アイン・ガザルで発掘されたとか言う、「双頭の胸像」が。これはまさに、結合双生児。新石器時代、紀元前7300-6500年の頃のものらしい。そんな時代は、結合双生児は畏怖されていたのだろう。また、アンマンで発掘された、紀元前700-550年の「双顔女性頭像」というのもあった。 「双顔女性頭像」これは頭の裏も表も顔にになっているもの。これもひょっとしたら、結合双生児がモチーフになっているかも。というわけで人類の歴史における結合双生児のインパクトを考えた展覧会であった。 「双頭の胸像」
2004.09.25
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おとといの続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。私が確認した範囲では、ほかの人たちと何ら変わりない。恋人を探す。ほかの人に邪魔されない場所を探す。そしてセックスをする。そのカップルにとってセックスは1対1の行動だ。もちろん結合双生児のもうひとりも、その場所に居る。
2004.09.24
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本日は予定を変更して、臨時ニュース。新潟県で、「双頭のヘビ」がみつかったそうである。「ふ化する前に何らかの衝撃があり誕生した突然変異」とのことであるが、要するにヘビの結合双生児であろう。特に衝撃がなくても一定の割合で誕生するのではないか。基本的に私の関心は人間にあるのだが、これも何かの縁なので、長生きしてほしい。あと調べてみたら、外国でも似たようなニュースがあった。BBCスペイン、ホンジュラス、米国、スリランカ、アルゼンチンでもこれまで発見されたそうだ。http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004091923163津南町で双頭のヘビ見つかる 中魚津南町の清津川の河原でこのほど、2つの頭を持つシマヘビが見つかり、住民を驚かせている。体長25センチの子ヘビで、生まれたばかりとみられる。 発見者の同町駒返、石沢政春さん(63)は「ばか大きい口のヘビだと思ったら、頭が分かれている部分だった」と様子を語る。ヘビに詳しい日本蛇族学術研究所(群馬県)の堺淳主任研究員は「ふ化する前に何らかの衝撃があり誕生した突然変異。長く生きられないため見つかるのはごくまれ」と説明。本県でも発見は数例といわれる。
2004.09.23
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昨日の続き。「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」より。 バイオレットとデイジー姉妹の性生活に向けられた好奇と非難の声は、極端に厳しいものだったと思うかもしれない。しかし、このような世間の反応は結合双生児にはつき物だ。単生者(体が結合してない普通の人)にとって、結合双生児がセックスをするというのは想像できないのだ。「一体全体どうやってセックスをするのだ」と。
2004.09.22
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