子育ては自分育て

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えつひろ3904

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2009.03.25
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その席で、ある別れを知りました。
園長先生のお話を何気なく聞いていた私の耳に、衝撃的に飛び込んできた言葉。3人の先生の退職についてでした。
皆まだ若い女性ばかりで、その中には長男が2年間担任としてお世話になった先生の名前もありました。
けれど、薄情ながら、その先生の名前よりもっと衝撃的な名前が私の耳に入った瞬間、大げさでもなく、頭がクラクラとするくらいのショックを受けました。

それは、下の双子の担任である、K先生。
今すぐNHKの歌のお姉さんになれそうなくらい、若くて可愛らしい先生。
食事前にその別れを聞かされ、食事の味がわかりませんでした。
でも、先生方や他の保護者会役員さんとの最後の楽しい場で暗い顔をするわけにもいかず、いつものように仲良しママさんと冗談ばかり言いながら、笑顔で時間が過ぎていきました。

食事の後は役員だけで喫茶店に移動する予定。
私はどうしても直接K先生と話したくて、皆でお店を出るタイミングでK先生に声をかけました。
ボーッとする頭で「辞められるんですか…」と言うのがやっとの私。
K先生が「…はい。本当に寂しいです。」と言われた瞬間、感情に歯止めが利かなくなり、涙が出てしまいました。
先生も泣いておられ、二人して駐車場まで泣きながら歩きました。

しばらくその場で話して先生と別れ、他の役員さん達と喫茶店で2時間ほどのおしゃべり。
またいつもの元気な私で笑顔で参加。
けれど仲良しママさんを家まで送り届け、車の中で一人になったとたん、ハンドルを握りながらも涙がポタポタ落ちてきて止まりませんでした。
その日の夜も家で一人になる度に涙、翌朝起きて準備をしていても涙。
家族の前では決して泣きませんが、一人になるとどうしてもK先生の言葉やあの優しい笑顔が思い出されて、どうしても泣けてしまうのでした。

たった1年お世話になっただけの先生。
その先生が退職されるということが、なぜこんなにも私の心を揺さぶるのか。
数日経った今、自分の感情を自分なりに整理して書いています。

その2へ続く…










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最終更新日  2009.03.28 11:08:42
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