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紺洲堂主人 @ Re:素晴らしい建物でしたね。(01/09) mrtk@jpさん 日本の景観って、スクラップ…
mrtk@jp @ 素晴らしい建物でしたね。 コンドル展も観てきましたが、本当、昔の…
mrtk@jp @ お久しぶりです&あけましておめでとうございます この展覧会、私も行ってきましたよ♪ 本当…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…

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カテゴリ: 美術
 常設展「明日の神話完成への道」を見終わったあとの 川崎市岡本太郎美術館


 企画展の「ウルトラマン伝説展」です。タイトルだけ聞きますと、なにやらデパートの催し物広場で開催されているような雰囲気ですが、「美術館でやる意味」を考えている展示でした。展示を見ていくとわかるのですが、ウルトラマンの話というのは、その当時の社会問題が根底にある作品が多いのです。たとえば公害や科学の意味、経済優先主義などですね。ただの勧善懲悪にとどまらない、ヒューマニズムが込められているわけです。

 ストーリーだけではなく、怪獣の造形も、ロシアアバンギャルドやバウハウスといったデザインの影響を受けていますし、怪獣の名前も「ダダ」といった美術用語からもってきたり、と美術には浅からぬ縁があるわけです。

 実際に怪獣のぬいぐるみを作っていた高山良策さんという画家の方の絵画作品もいくつか展示されていました。絵画の方も海獣のようなおどろおどろしさの中に哀しみのあるものでした。この方はウルトラマン以外にも「怪獣王子」や「怪傑ライオン丸」といった作品の造形もしていたそうですが、怪獣にリアリティを持たせるために自然界の生物を参考にする一方、グロテスクな表現を避けてファンタジーの余地を残しつつ作品を作っていったそうです。


 怪獣の造形や模型、各話の解説など、いかに大人が本気で持てるものすべてを投入して日本のテレビ特撮を切り開いていったのか、がわかります。ウルトラシリーズには、哲学がある(まあ、オタクには当然のことですけど)ということが、美術の面からも語られることによって、より鮮明にわかる展示だったとおもいます。

 入るといきなりウルトラマンとレッドキングの戦っているジオラマ、会場内には各種の怪獣やウルトラマンの着ぐるみ、科学特捜隊のアイテムといった「お宝」が展示されています。これらを週一回の放送に使っていたわけですから、並々ならぬ労力ですね。しかも、ウルトラマン以降のように市場としてテレビ特撮が定着しているのであればある程度の売上は立ちますけど、この当時にはそういったものがあったのでしょうか・・・・。

 よい意味で、作り手の理想と希望がつまったシリーズであることが分かりました。怪獣の造形なんかも、近くで見ると苦闘の跡が見えますね。テレビでおなじみのものや、見たことがあるもの、名前だけ知っているもの、どれも今のCGでは造形できないナマナマしさに溢れておりました。


 意外なことに、岡本太郎自身もウルトラシリーズではないのですが、1956年の「宇宙人東京に現る」というSF映画にでてくる宇宙人(パイラ人)をデザインしていることです。星かヒトデのような着ぐるみの中央に、大きな目があいています。中に入った人間の手足と頭がヒトデの手の位置にくるんですね。ウルトラマンのようなリアル系の路線ではなく、どちらかというと漫画的。しかもただ手の部分があるのではなく、その角が絞り気味に、先の方にいくほどすぼまっているのです。これは、岡本太郎の造形感覚なんでしょうね。宇宙人というより、怪人です。




 では、今日はこのへんで。

 フォフォフォフォフォフォ・・・・・・・





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Last updated  2006.10.04 06:44:29 コメント(8) | コメントを書く


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