ふわふわ卵

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2014年03月16日
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カテゴリ: 本の感想

【新品】【2500円以上購入で送料無料】【新品】【本】【2500円以上購入で送料無料】友罪 薬丸岳/著

「友罪」薬丸岳著、集英社

ジャーナリストの夢半ばで、益田は職も家もなく、仕方なく小さな寮のある小さな町工場に仕事を見つける。同期で入った鈴木という男、最初は他人をよせつけない様子だったが、次第に益田に心を開いていった。しかし、彼の過去に疑問を持った益田が調べていくと、鈴木は過去に、とんでもない罪を犯していた。

益田の正義感、鈴木を担当する矯正局の職員弥生、最初はどちらも中途半端だと思った。だから、結局は、他人を傷つけることになるんじゃないか、と。益田は、鈴木のことを気遣いながらも自分のキャリアと天秤にかけて揺れているし、弥生も仕事熱心とはいえ、一番大切な家族の気持ちがわかっていなかった。でも、読んでいくうちに、人間は、ふらふらと気持ちが揺れていても、考え続け悩み続けていれば、そしてあきらめなければ、必ず答えにいきつくものだ、と納得させられた。

鈴木が、どうしてあんな罪を犯すに至ったかも最後まで明らかにはされず、再犯の可能性も、否定はされずに終わっていて、気持ちのもやもやは残ったけれど、それは、作者の狙いなのかも知れない。





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最終更新日  2014年03月16日 22時08分01秒
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