全89件 (89件中 1-50件目)

Le Trio Camara(ル・トリオ・カマラ)と言えば、フェルナンド・マルティネス(p)、エヂソン・ロボ(b)、ネルソン・セラ(ds)からなるブラジルのピアノトリオだが、フランスの俳優・歌手、ピエール・バルーのレーベル、サラヴァからリリースされたアルバムが有名だ。 ピエール・バルーといえば、ブラジルを訪れたドキュメンタリー映画などが有名なため、ピエール・バルーがブラジルにおもむき、名もなきピアノトリオを発掘したという説もある。 しかしながら、ル・トリオ・カマラの3人は、個々にブラジルにおいて人気歌手のバックでプロのミュージシャンとして活躍していた。特にエヂソン・ロボ(b)、ネルソン・セラ(ds)の2人は色々なアルバムにクレジットされている。 ここで鍵を握るのは"ブラジルの爆弾娘"こと、エリアナ・ピットマンとピアニスト・プロデューサーのアントニオ・アドルフォの存在だ。 アントニオ・アドルフォといえば僕は過去に彼のグループ、トリオ3Dについてブログを書いたが、何を隠そう、このトリオ3Dのドラムを担当していたのが、ル・トリオ・カマラのネルソン・セラである。 のちにこのアントニオ・アドルフォとネルソン・セラの関係が重要になってくる。 ここからはボサノヴォロジアの板橋純さんが過去にトリオ3Dについて書いた記述を一部引用させていただく。当時アントニオ・アドルフォはエリアナ・ピットマンのお抱えピアニストとして活躍していた。ある時エリアナと父ブッカー・ピットマン親子がパリ公演を行うことになった。本来であればアントニオ・アドルフォがこのパリ公演に同行するはずだが、同行していない。 先に事実だけ述べると、このピットマン親子のパリ公演に同行したのが、なんとル・トリオ・カマラの3人である。そしてこのパリ公演がル・トリオ・カマラがフランスで活躍するきかっけになったそうだ。 そして以下はすべて僕の想像になるのだが、本来このパリ公演は、アントニオ・アドルフォ率いるトリオ3Dが同行するはずだったのではないか。しかしアントニオ・アドルフォは当時エリスレジーナのヨーロッパ・ツアーに同行するなど多忙であったため、代役としてフェルナンド・マルティネス(p)が選ばれ、同じくトリオ3Dのベース、カチョもサビア・クガート楽団で演奏するなど多忙であったため、代役としてエヂソン・ロボ(b)が選ばれた。そして本来のメンバーであるネルソン・セラ(ds)と、のちのル・トリオ・カマラが結成された。 となるとル・トリオ・カマラは即席のグループだったということになるが、僕はこの出会いは奇跡だった思う。あの凄まじい躍動感、メロディの美しさ、すべてが完璧だ。僕個人の評価としては、トリオ3Dを超えている。 そして冒頭のレコード写真を見てほしい。ラベルがサラヴァのものでないのにお気づきであろう。実はル・トリオ・カマラのアルバムはフランスだけではなくブラジル本国でもリリースされていた。 JODAというレーベルからリリースされている。 おそらくほとんど売れなかったと思われるが、それゆえ希少であり、遠くフランスで活躍する3人の演奏が少なくとも本国ブラジルの家族や親しき人たちの間でだけは聴かれていたと思うと少し胸が熱くなった。 ブラジル音楽の深い森を彷徨い出会ったレコード、ジャケットを見開くと、そこには長らく謎のヴェールにつつまれていた彼らの演奏する写真が現れた。最後にその写真を掲載する。
Apr 11, 2009
コメント(0)
早いもので今年もあとわずかですね。 12月28日(日)に「サウサリート」のマスター、ジョージさん主催のイベント『Blue Brazil』にDJとして参加します。 江の電第二ビルのイベントスペースを使用して、ライブとDJはもちろん、藤沢界隈のカフェ、バーが出張出店して食事や飲み物もたっぷり。嬉しいです。お時間がある方はぜひ。----- BLUE BRAZIL ----- 12月28 日(日曜日) 『湘南アカデミアサロン』 藤沢駅南口徒歩1分、江の電第二ビル7階 藤沢市鵠沼石上1-1-1 0466-26-3028 15:00~20:00¥2,000(1drink) --- live music --- "Agua Viva" 『Yukari』 (vocal) 『中西文彦』(guitar) 『福井 豊』(percussions ) "Grupo Vida Suave" 『まえかわともこ』(vocal) 『尾花 毅』(7strings guitar) 『千田利貞』(percussions) --- DJ --- KAZ Kazuhisa Yazawa George Tani --- foods & drinks --- Sausalito roquette DELI 『Café Pensée』 『Gustav Bagels』 あんとぱん Flower Berryz Reiko's Bakery ----- goods -----『Typhoon Textile』『Sandfish Records』 --- more info --- Sausalito 0466-27-9966
Dec 23, 2008
コメント(1)
いつのまにか、もう夏も終わりですね。 代官山の人気カフェEau Cafeが手掛ける海の家「Eau Cafe Shonan」にてライブ&DJのイベントがあります。(僕もDJでお手伝いします。) 「Eau Cafe Shonan」は通常の海の家とは一線を画すお洒落な場所です。 こんな気持ちいい空間で大好きなPecomboのライブが見れるなんて最高です。 お時間のある方はぜひ来ていただきたいです。 ■湘南Shabada-BAR ~夏の終わりのアモーレ■ 8/30(土) Open13:30-Close 20:00 Donation \1,000 [LIVE] ☆Pecombo ブラジル、カリブ、アジアのトロピカル音楽、ジャズや欧州映画音楽な どをお洒落なコーラスワークで聴かせる、シャバダバ・コーラスグループ。 今回、伊澤陽一(スティールパン)と 大橋いさお (ギター)が参加する、特別アコースティックライブ。 ☆Halau Hawaii Japan Ulupualani ハワイのゆるやかで心地よい空気を伝える、フラダンスチーム。 今回は7人が参加して、美しい踊りを披露してくれる。 [DJ] George Tani(Sausalito) Kazuhisa Yazawa Hacchan'(Pecombo) Kazushi Konuma Kenta Nakamura Eau Cafe Shonan 藤沢市片瀬海岸2丁目 ※片瀬海岸西浜海水浴場で13軒目の海の家、新江ノ島水族館裏 小田急線「片瀬江ノ島駅」徒歩5分、江ノ島電鉄「江ノ島駅」徒歩 10分
Aug 24, 2008
コメント(0)

偉人の言葉は、自分の「理解の領域」を広げてくれます。昭和を代表する庭園家、重森三玲は、「枯山水」を「胸中山水」と称しました。その通りだと思います。水を一滴も使わない枯山水に、私達は確かに水を感じます。「私達の心の内に、湧き水のごとく溢れる想いが、本当の山水である。」と教えてくれます。「胸中の山水」に浸りながら、抹茶をいただき、実は自分の心の方が、形骸化していたのだと気づかせてくれる大切な場所です。
Jan 8, 2007
コメント(0)
「閑寂(かんじゃく)」ということばがある。「趣きのある静けさ」という意味だ。とても良いことばだと思う。俳諧の有名な表現で、美的理念の一つだそうだ。聞き覚えなく感じるのは、今このような風景を観ることが少なくなったからだろう。大晦日の夜半から、鎌倉の市街地への道路は、車輌進入禁止となる。数時間だけ、奇妙なほど静かになる。鶴岡八幡宮は、やがて押し寄せる大勢の参拝客を待っている。今夜0時の号鼓を合図に、拝殿の扉が開かれる。22時位までは人も疎らだが、わずか1時間で、大石段の下までびっしりになる。毎年、鎌倉に訪れる束の間の「閑寂」、自然の音がする。昔時の武家の都も、このように静かだったのだろうか。ことばと共に忘れ去られた風趣が、しばし甦る。
Dec 31, 2006
コメント(0)

毎年、湘南は藤沢のカフェやショップが中心になって、音楽やアートなど様々なイベントが行われるCafe Week藤沢が、今年も10月27日(金)~11月5日(日)の期間に開催されます。年々、規模を増して面白くなってきたこの催しに、僕もささやかながら参加しますので、ゆるく告知しておきます。まずは初日の10月27日(金)に Bar Cane'sにて「Round Table Square Kitchen」と題して、友人のBANさんと、お店のBGMをDJで担当させていただきます。料金もNo Chargeですし、通常営業に近い感じですので、お気軽にお越しください。美味しいお酒のつまみになるような、心地良いジャズやソウルのレコードをかけようと思っています。BANさんはどんな選曲をしてくれるのでしょうか。とても楽しみです。上記写真のとおり本当に沢山のお酒があって、雰囲気の良い素敵なお店です。また翌10月28日(土)にはBlue Brazilと題してSausalitoにて、ボサノバやMPBを歌う女性ヴォーカリスト、YUKARIさんとギターのみうらしゅんいちさんのブラジル音楽のライブの合間に、DJとして友人のDaddyさんとレコードをかけます。YUKARIさんはジルベルト・ジル、カエターノ・ベローゾ、ガル・コスタなどが、お好きということで、とても楽しみなライブです。僕もブラジル盤を沢山かけたいと思っています。開始は20:00から。料金はDonationとなっています。
Oct 21, 2006
コメント(0)

宮沢堅治という有名な詩人がいます。この方はとても感受性の強い方で、たとえば音楽を聴くと、すぐに匂いや色、風景を思い浮かべたそうです。そして感銘を受けた対象と自分との間を埋めるように、言葉を綴っていき、その言葉の「なまなましさ」が人々の心を魅了します。凡人の私達でも、大好きな音楽を聴いた時、心に現れる「何か」があるはずです。1曲の楽曲からできあがった映画があるように、音楽は時にインスピレーションの源であったりします。音楽を聴いた時の感覚を「甘酸っぱさ」や「心色づく」とたとえるように、聴覚からもたらされた感覚は、味覚であったり、心象であったりします。言葉が足らない私は、この感覚をうまく表現することはできませんが、心の揺らめきが自然に静まるまで、身を委ねるのも心地が良かったりします。ずっと音楽を好きでいれたのは、こういう感覚に魅せられていたからだと、改めて思うのです。今日はそんな風に心を刺激してくれるアルバムを考えてみたのですが、秋の気配を感じるこの時期にたまらなく聴きたくなるのが、このアントニオ・カルロス・ジョビンとエリス・レジーナの74年の競演盤です。ジョビンの芳醇なメロディを二人がリラックスしたムードで歌うこのアルバムを聴くと、浜辺の夕日を眺めているような叙情感に包まれます。ただ切なさに投げ出されるのではなく、母親の抱擁のように、やわらかく受け止めてくれて、聴き終えた後、すっと心の疲れが消えているそんな宝物のようなアルバムです。エリス・レジーナと言えば、あの生きる喜びを爆発させたような歌声が印象的ですが、その奥に諸刃のように痛さも感じていました。このアルバムで魅せた彼女の歌声は、優しさに満ちていて、彼女の激しい人生の一時の報いのようなアルバムです。このアルバムのジャケットを開くと、録音時の写真を見ることができます。私が生まれた年に撮られたこの写真達も、とても感慨深く、心を刺激します。
Oct 9, 2006
コメント(2)
今の仕事に大きな障害はないけれど、やはり社会生活をしていると、少しづつ心に綻びができてしまうもので、音楽を聴いたり、暮らしを整えたり、心ある人と良い話をしたりして、綻びを縫い合わせ、やり過ごしている。20代の頃のように、一次的欲求を満たすだけでは、心の汚れを浄化することができない。気取るつもりはないが、良くも悪くも、物事の好みも細かくなってきて、本当に良い音楽や物を取り入れるようにしないと、心が満たされない。心無い人の態度を傍観しただけなのに、心が痛んだりする。その反面、ささやかな心の波間の動きを共感できただけで、その人に救われる。これはただの健全な人間の愚痴だ。心の病を患う人には、本当に申し訳ない。最近、心の綻びを縫い合わせることだけに専念していて、前に進めてないことに気づき、少し焦った。そのように自分を客観視できるようになったは、心が健全になった証拠だ。もう少し頑張れる。スタイルだけで、購入した観葉植物、聞き流していたが、お店の人がこう言っていた、観葉植物は、部屋の中の有害物質を吸い込んで、浄化してくれる。しかもその有害物質は根から排出して、微生物が分解するので、植物事態は汚染されないそうだ。植物に日々水を与え、育てる立場にいながら、僕は自分の心の浄化に不器用で、植物の葉一枚にもかなわない。
Aug 23, 2006
コメント(0)

江ノ電の七里ガ浜駅を降りて、海へは向かわず、勾配の山際を、線路沿いに江ノ島方面に歩き、小さな看板を目印に線路を跨いで、背の高い生垣の小道を登っていきます。息が切れて、やっと視界が開けてきたころ、目の前に相模湾を180度見渡せる絶景のテラスが現れます。人気のイタリアン「アマルフィイ・デラ・セーラ」は、混雑している時も多いですが、台風の合間もあって、この日はゆったりとした時間が過ごせました。このテラスからは右手に江ノ島、左手に三浦半島がはっきりと望めます。眼下にある姉妹店「アマルフィイ」も海が目の前に見えてこちらもお薦めです。
Aug 16, 2006
コメント(0)

カーペンターズの名曲「We've Only Just Begun(愛のプレリュード)」は先日紹介したロジャー・ニコルスとポール・ウィリアムスのコンビによるものです。「We've Only Just Begun」はもともと、カルフォルニアの地方銀行クロッカー・シチズン銀行のCMソングでオリジナルはポール・ウィリアムスが歌っていました。のちに、この曲をカーペンターズが大ヒットさせ、彼らは輝かしいキャリアを手にしていきます。彼らは他にも「Someday Man」「The Drifter」など素晴らしい曲を幾つも残しています。「Someday Man」はモンキーズのヒット曲としても、有名ですが、熱心なソフトロック・ファンなら、ポール・ウィリアムスが70年にリプリーズからリリースした1stソロ・アルバム「Someday Man」を真っ先に思い浮かべるでしょう。このアルバムも全曲がロジャー・ニコルスとのコンビによるものでした。ここで話は本題に入ります。ポール・ウィリアムスのソロ「Someday Man」は、デレクターはチャック・ケイですし、ほとんどA&M産と言ってもよいのですが、何故かリプリーズからのリリースです。これは、今回ご紹介するポール・ウィリアムスが組んでいたバンド、The Holy Mackerelのリプリーズとの契約が残っていたからだと言われています。The Holy Mackerelはカントリーやフォーク色の強い、あかぬけないグループですが、ソフトロック・ファンには非常に興味深い曲が収録されています。それはポール・ウィリアムスの1stソロ・アルバム「Someday Man」への夢の出発点とも言えるロジャー・ニコルスとの共作「Bitter Honey」という曲です。この曲は「The Drifter」タイプの素晴らしい曲で、二人の作品としては極めて初期のものです。この曲を聴くと当時からロジャー・ニコルスの作曲センスが時代を先取りしていた事が分かります。ソフトロックのコンピ等にも収録されていたので、興味を持っていた方も多いと思います。またこの曲は、のちにジャッキー・デシャノンやフォー・フレッシュメンも取り上げています。
Aug 13, 2006
コメント(0)

先日、ロジャー・ニコルスの名曲「Love So Fine」のブログの中で、西海岸のグループ、ザ・カーニバルのカバーついても若干紹介しましたが、このアルバムに参加しているピアニスト、ピート・ジョーリーのアルバムにも、なんと「Love So Fine」のカバーが収録されています。しかもロジャー・ニコルスのオリジナル曲が録音されたA&Mレーベルからのリリースです。そもそもロジャー・ニコルスのオリジナル自体が、あまり売れなかったので、カバー曲は珍しいのですが、その分音楽を分かっている人がこの曲を取り上げていて、本当に良質なカバーが多いのです。このピート・ジョーリーのヴァージョンは、ミディアム・テンポの素晴らしいジャズ・カバーに仕上げられています。ピート・ジョーリーは、50~60年代に地味ながらも良質な作品を数多く残しているので、熱心なジャズファンの方ならご存知のことでしょう。少し話が脱線するのですが、この時代のピート・ジョーリーの作品でサウンド・エンジニアを務めていたのは、かの有名なボーンズ・ハウです。ボーンズ・ハウはエンジニアとしての確かな技術を持ちながら、60年代にはフィフス・ディメンションの2作目以降のプロデューサーとして活躍しました。先日も紹介したザ・カーニバルの「Love So Fine」収録のアルバムもボーンズ・ハウのプロデュースによるものです。
Jul 30, 2006
コメント(0)

カーペンターズの名曲「We've Only Just Begun(愛のプレリュード)」などの作曲で知られるロジャー・ニコルスのグループ、the Small Circle of Friendsのアルバム(写真右・上段)に収録された「Love So Fine」という、わずか1分57秒の曲に、もう何年も心奪われています。冒頭のドラムブレイクから、空に舞い上がるように展開する軽快な曲で、カバー曲も、見つけるたびに買っています。セルジオ・メンデス'66のフォロワー的な西海岸のグループ、ザ・カーニバル(写真右・下段)のカバーも捨てがたいですが、僕が、この曲の最高峰のカバーに位置づけているのは、スウェーデンの双子姉妹、ULLA&AMMIE(写真左)によるカバーです。ザ・カーニバルのあの高揚感たっぷりのアレンジを、さらにグルーヴィーにした奇跡のようなカバーで、双子ならではの美しいコーラスに感極まります。草原に横たわる可愛らしい二人の姿も、曲の清涼なイメージにピッタリです。世界には、まだまだ素晴らしいレコードが眠っている、そう思わせてくれる1枚です。
Jul 25, 2006
コメント(6)

作家・大佛次郎さんの作品に「花火の街」という作品があります。文明開化の横浜の居留地を舞台にした哀切な恋物語で、この作品には当時の横浜の街並みが情緒豊かに書き上げられています。大佛さんは他にも「霧笛」「幻燈」など横浜を舞台した作品を数多く残しています。山下公園前のホテル・ニューグランドの港の見える一室を、仕事場にしたのも有名です。大佛さんが愛した横浜は、かつての面影を留めながらも、より近代的に変貌を遂げましたが、今も、どこか「色のある街」というか、独特の風韻があります。先日、僕は、横浜開港150周年を祝う花火を、屋形船に乗って、海の上から観ることができました。障子越しに、次々と打ち上がる大輪の美しさは圧巻でした。「もう今年の花火か・・・。」と、月日の経つ速さに、淡い後悔をしながら、かつて偉大な文人が創作の源とした港街の花火に思いを馳せる夜でした。
Jul 17, 2006
コメント(2)

景観形成地区に指定される由比ガ浜通りは今も大正から昭和初期の風景を残している貴重な地域です。その通りを長谷方面に向かい、鎌倉文学館を過ぎた右側に、「OKASHI 0467」はあります。古民家レストランでは先駆者的な存在で八幡宮近くにある「0467」の姉妹店で、ケーキの販売とカフェ営業がメイン、もちろん古い日本家屋を改築した造りです。伝統的な瓦葺の屋根と大きなガラス張りの窓、店内にはイームスの椅子が所狭しと並べられています。何か狙いすぎなくらいお洒落なお店ですが、「歴史的資産を活かした、誇りの持てる景観づくり」という鎌倉の行政の趣旨にあまりにも呼応していて、何か文化事業的な側面すら感じてしまいます。歴史の街、かつて文豪達の創造の場として栄えた街、そして今、鎌倉は移り住んでくる感性豊かな経営者達によって新しい方向へ進もうとしています。
May 26, 2006
コメント(0)
1926年のある穏やかな春の日、ニューヨークの郊外で、ある女の子の赤ちゃんがこの世に生を享けました。新しい命の誕生を祝い、近所の人が満開の桃の花を持ってきてくれました。その花の美しさに父親は即座に彼女をBlossomと名付けたそうです。彼女のかわいらしい特別な声は、まさにBlossom(花)そのものだから、彼女の名前が芸名ではなく本名だと知った時はとても驚きました。人々の心を魅了して止まない人には素敵な逸話があるものです。草花の芽吹くこの季節に彼女の歌声が恋しくなるのはそのせいなのでしょうか。
May 6, 2006
コメント(0)
少し前に某大型CDショップのバイヤーで都内でDJ活躍中のゆうさく君から誘いを受けて、藤沢のBar Cane'sでDJイベントをやる事になったのですが、これに鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュの玉井君や僕の敬愛するBANさんも加わり、かなり面白い事になってきました。日時は2006年5月3日(水)祝日でスタートは夜8時からチャージはフリーですし、お店の雰囲気も良いので、かなり楽しめると思います。テーマもOUTFIELD OF JAZZという事でブラジルやラテンジャズ、アフリカンジャズが中心になります。詳細はマスターのブログで。こちらをご覧ください。藤沢Bar Cane'sのHPはこちらをご覧ください。
Apr 19, 2006
コメント(5)
4月29日(土)に藤沢Sausalitoにてジャズ・ピアニスト兼オルガニストの酒井潮さんという方のライブがあります。 この酒井潮さんという方、実は日本で大御所のジャズ・ミュージシャンで、なんとあの渡辺貞夫さんやジミー・スミスとの競演経験のある方だそうです。HPには和田明子さんと競演する写真も掲載されています。ライブは杉山奏史さんのギターとデュオ編成だそうです。ライブは夜8時から、Chargeは1ドリンク付きで\1,500とかなりお得です!酒井さんのHPはこちらをご覧ください。 僕もこのライブの合間に音楽仲間のGREGGERYさんと一緒にDJします。タイトルにLEGENDARY OF BLUE NOTEとあるようにジャズの名門BLUE NOTEレーベルのレコードを中心にかける予定です。余談ですがGREGGERYさんのブログは面白いのでこちらもご覧ください。 ライブ場所、Sausalitoは小さなバーで藤沢OPA裏の家鴨長屋の向かいのビル2Fです。ご興味のある方はぜひ。TEL 0466-27-9966 藤沢市南藤沢23-5 2F
Apr 18, 2006
コメント(2)
鎌倉から横浜方面へ向かう朝比奈峠の険しい山間の奥深く、600本にも及ぶ見事な梅林が隠されています。3月初旬は梅の花が一斉に咲き誇り、その様子は夢の中にいるような、まさに絶景です。日本の花といえば桜ですが、まだ肌寒い冬の終わりに咲き、人知れず散ってゆく梅の花の儚さにも惹かれるものがあります。十二所果樹園と呼ばれるこの場所は、財団法人・鎌倉風致保存会によって管理され、収穫時期以外は一般に開放されています。この団体は、鎌倉文士の一人である大佛次郎さんが、昭和30年後半の鶴岡八幡宮の裏山開発に反対し発起したのが始まりとされ、日本のナショナル・トラスト第1号と言われています。大佛さんは、開発反対を連呼するのではなく、鎌倉の自然の素晴らしさを文章にして新聞に掲載し、保存の重要性を訴え続けました。その想いは鎌倉の文化人達の間に飛び火し、やがて大規模な市民運動になり、鎌倉の神域、八幡宮裏山の自然は守られたそうです。大佛さんの意志を受け継ぐ鎌倉風致保存会の影の尽力は、賑やかな花見の季節を前に、寒さを耐え忍ぶように咲く寒梅と重なるものがあります。そして大きな脅威が目の前にある時、人々が意識を共有しあうことが最高の対抗力になるのだと改めて学びました。物事を論調する時、つい感情的になって批判してしまうことが多いですが、それは何も生み出さないのかもしれませんね。
Mar 26, 2006
コメント(0)

大正11年の洋館を改築して建てられたカフェ・レストラン、石釜ガーデンテラスは、なんと国指定の名跡、浄妙寺の境内の高台にあります。鎌倉時代の面影を残す古寺の中に、こんなモダンな場所があるだけでも驚きですが、丹精に整備されたイングリッシュ・ガーデンを眺めながらいただく出来たてのパンは絶品です。パンはすべて建物内の石釜で焼き上げられ、その様子も見ることができます。素晴らしい庭園はブリティッシュ・クリエイティブ・デザインのニコラス・レナハン氏の手によるもので四季折々に時期の花が咲き、その姿を変えていきます。食事の後に庭園を散策できるのも魅力の一つです。日本の庭園といえば枯山水のように一つの場所から鑑賞するものですが、イギリスの庭園はその中を歩いてみてその魅力がわかるそうです。浄妙寺には、「喜泉庵」という有名な枯山水の茶房があります。帰りにはこちらで抹茶を飲んで、「洋と和」「動と静」の2つの庭園の異なる魅力を味わってみてはいかがでしょうか。浄妙寺の駐車場も利用でき、食事をすると2時間無料なので、お車の方もぜひ。
Mar 18, 2006
コメント(3)
以前日記に書いたG-PLANのダイニング・テーブルの脇に、一風変わった棚を置きました。60年代のデンマーク製なのですが、2本の金属のポールに挟まれる形で木製の棚が付いている珍しいデザイン、しかもかなり重いものも収納でき、頑丈だそうです。実はこれ、当時バーで使われていたものだそうで、空間の部分にはお酒の瓶を置き、真ん中の棚にはグラスを、下の棚にはカトラリーなどを収納するように出来ています。空間は見せる収納でもあったわけです。もちろん僕はお酒の瓶を置くつもりはありません。気に入った雑貨を季節ごとに並べて、それを見ながらコーヒーでも飲めたらと思っています。収納機能だけに特化した棚は部屋をつまらなくする気がして抵抗がありました。この「飾れる棚」は演出力もあるし、デザインも洗練されていて、とても気に入っています。雰囲気が良くて、かかる音楽も素敵なカフェなんて、なかなか無いし、あったとしても、鎌倉ではすぐに人気が出て、ゆっくりする余裕もありません。(それ以前に入れない事の方が多い。)席待ちの人を尻目に、本でも読みながらコーヒーなんて、小心者の僕にはとても出来ません。では自分だけのそんな空間を作ってしまおうということでスタートした「家カフェ」、先日も友人が訪ねてきて良い話が出来ました。
Mar 11, 2006
コメント(0)

渋谷の某中古レコード・ショップの店主は、未知のレコードを大量に買い付ける際、参考にするのは参加ミュージシャンやレーベルなのですが、カバー曲にも注目し、そのアーティストがトニー・ハッチやバート・バカラックなどの曲をカバーしているなら、その時点でセンスは悪くないので、視聴してみたり、時間の無い時はそのまま買い付けするそうです。これは一理あるといえばありますが、バカラックくらい有名な人になってしまうと至らないカバーもたくさん存在します。でもそうした曲がレコード・コレクターにとっては愛すべきものだったりします。僕自身もバカラックの曲が好きなので、レコードを集め始めた頃は、彼のカバー曲があれば、とりあえず買っていました。そんな数あるバカラック・カバー集の中で、今回は、ポーランドのジャズ・コーラスグループ、Novi Singers(ノヴィ・シンガーズ)のものをご紹介します。ブルガリアのオルガン奏者、Aleksaner Mazur率いるカルテットと共演という形になっています。共産圏のポーランドで、しかも国営レーベルのMuzaからこうした作品がリリースされていただけでも驚きですが、Andrzej Krupinskiなるラテン・パーカッション奏者が参加していて、アルバム全体がほんのりとラテン風味のラウンジ・ジャズになっています。心地よいパーカッションの音が入った「The Look Of Love」、ゆったりと始まり中盤から高速に転調する「It Doesn't Matter」なども素晴らしいですが、特筆すべきは、炸裂するスキャットと疾走感のある演奏の「Do You Know The Way To San Jose」です。この曲はジャズ・ボサノバ系のジャンルでレコードをかける機会をいただいた時は必ず選曲していました。ポーランド・ジャズは、本場アメリカ産のものに比べると至らない部分がたくさんあります。耳の肥えた方にはお薦めしませんし、初心者の方も他の作品から入った方が良いでしょう。ですが先に述べたように、その至らなさが、ある特定の方には愛すべき部分でもあるのです。本作はNovi Singersが好きな方やポーランド・ジャズを集めている方なら、興味深く聴いていただける作品だと思います。
Feb 26, 2006
コメント(6)

スウェーデンの女性ジャズ・ヴォーカル、Monica Zetterlundをご存知でしょうか?熱心なジャズ・ファンの方でしたら、Bill Evansとの競演盤を真っ先に思い浮かべることでしょう。世界的なジャズ・ピアニストを前に臆さず、素晴らしい歌唱を披露した、かの名盤は彼女の代表作ですが、僕が個人的に思い入れが強いのは、満面の笑顔が印象的な75年のこのアルバムです。気の知れた仲間達とリラックスしたムードで録音された本作には、Blossom DearieがBeatlesのJohn Lennonのことを歌った名曲、「Hey John」のカバーが収録されています。この曲は僕がBlossomの音楽にのめり込むきっかけになった曲なので、スウェーデン人の、しかもあのMonica Zetterlundが歌っていると知った時は本当に感激しました。Blossomナンバーは本曲を含め、合計4曲で、こちらも名曲「I'm Shadowing You」のカバーも収録されています。アルバム自体の空気感も同時期のBlossomの作品に近く、むしろ意識して作られているので、亜流に感じる方もいるかもしれませんが、Lars Bagges率いるソフトなオーケストラの演奏も素晴らしく、内容的にも十分満足出来ます。僕の収集のキーワードに彼の名前が加わってしまいました。かなりBlossom Dearieに偏ったレヴューになってしまいましたが、ジャズ・ポップ的なフィールドでレコードを掘っている方には絶対にお薦めのアルバムです。
Feb 21, 2006
コメント(2)
モータウンは大衆性と作家性の同居した音楽で、僕にとって、かけがえのない宝物ですが、白人市場に大いに受け入れられたモータウンとは別に、南部に根ざした、より黒く、感情豊かなソウル・ミュージックがありました。両者はそれぞれに魅力があり、どちらも同じぐらい大好きなのですが、最近それらを大別しながら掘り下げていきたいという気持ちが強くなってきたので、今後はカテゴリーを「モータウン周辺の音楽」と「ソウル・黒人音楽」に分けることにしました。レコード収集というのは「冒険」のようなもので、1枚レコードが増えると音楽の地図には新しい方向性が記されていきます。最近は好みがディープになってお金も浪費するようになってきたので少し怖いです。Ray Charles、Otis Redding、Aretha FranKlin、Al Greenなどは昔から大好きで、その周辺のレコードもわずかながら買っていましたが、まだマニアの方の足元にも及びません。そんな中でも自分なりのキーワードで掘った収穫もあるので、今後紹介していきたいと思います。
Feb 17, 2006
コメント(0)

遥か昔、ブラジルからアメリカへ、夢を抱いて渡ってきた青年の肖像写真も、40年の歳月を経て、Hip Hopの音色を纏った斬新なアート・ワークへと変貌を遂げました。Black Eyed PeasのWill.I.Amをプロデューサーに迎えたSergio Mendesの新作には、彼の音楽の普遍性を称えるかのように「Timeless」という名前が冠されています。Sergio Mendesといえば誰もがそのグループ、Brasil'66をイメージしますが、初期に録音されたこの「The Swinger From Rio」には、あの華やかな2人の女性ヴォーカルの姿は無く、彼のピアノ・トリオを基盤に、洗練されたブラジリアン・ジャズの演奏が収められています。数曲ではなんとあのAntonio Carlos Jobimがギターで参加し、Art FamerやFhil Woodsなど一流のジャズメン達も脇を固めています。彼のピアノが奏でる心地よいナンバーが並ぶ中で、Carlos Lyla作の「Primavera」は際立って高揚感に満ちたジャズサンバで、この曲を聴くといつも胸が一杯になります。レコードが増えていくと、メジャーなものから離れてしまう時もあるけど、彼がいなければブラジル音楽に興味を持つことはなかったし、そのキャリアを紐解けば、奥深い作品に出会える、素晴らしいアーティストだと思います。
Feb 15, 2006
コメント(0)

江ノ電の長谷駅を降りて踏み切りを渡り、藤沢方面に線路左側を約30秒ほど歩くと、線路の反対側に、立派な瓦葺の門が見えてきます。ガードレールの隙間から線路を越えて門をくぐり、庭園の奥へ、そんな趣きのある場所に古民家を改築したフレンチ・レストランWatabeはあります。以前から気になっていたお店でしたが、中々予約が取れず、先日やっと行くことが出来ました。行き来する江ノ電を眺めながらいただくフレンチは噂通りの絶品でした。店内のある場所にフランスの歌手ピエール・バルーの設立した音楽レーベル、サラヴァのマークが隠れているを発見しました。店主のご趣味もわずかながら垣間見る事が出来ました。お店は近隣の住民の方に配慮して22時までだそうです。古き良き物を守りながら、スロウな時間が流れる素敵なお店です。
Feb 11, 2006
コメント(6)

僕の家は当初、1つの建物内に2Kの間取りが2つ入った長屋でした。それを1軒に改築して住んでいるので、まだあまり使っていない部屋が2つあります。以前家に遊びに来た友人に「勿体ないからカフェでもやれば。」と言われた事があります。それはなかなか大変な事なので、とりあえずダイニングテーブルを買ってカフェっぽい雰囲気にしてみました。これならコーヒーくらい炒れて出せそうです。テーブルは1960年代のイギリスGOMME社のG-PLANというシリーズの物でSHPで、椅子は北欧のアンティークでフュージョン・インテリアズで別々に購入しました。2店とも本当に良いお店です。テーブルはエクステンションが内部に入っていて2倍の大きさになります。G-PLANは都内のアンティーク・ショップでは良く知られたブランドですが、これだけ小振りな物は珍しいです。足には日本の漆(うるし)に似た黒い塗料がぬられていて長屋にとても似合います。椅子はスタッフの方がご自分で買おうとしていた物をゆずっていただきました。有名なデザイナーの物もたくさん紹介していただきましたが、これが気に入りました。この部屋はとても日当たりが良いので、休日にはここでのんびり本でも読もうかなと考えています。
Jan 25, 2006
コメント(4)

ノルウェーの女性ジャズ・ヴォーカリストMagni Wentzel、写真左は彼女の85年のアルバム「All Or Nothing At All」です。本作には、ブロッサム・ディアリーがジョージー・フェイムの事を歌った「Sweet Georgie Fame」のカバーが収録されています。原曲に近いイメージで、本家さながらのウィスパリング・ヴォイスですが、やや高音で伸びやかに突き抜けるような彼女の歌い方も、違った魅力があって大好きです。(歌自体はこちらの方がうまいような・・・。)同じくブロッサムも歌ったボブ・ドロウ/デイブ・フェリッシュバーグ「I'm Hip」のカバーも収録されていて、こちらはスキャットが炸裂する、軽快なアレンジです。さらに驚く事に彼女はプロのギタリストで、その卓越した演奏と共に歌われる「No More Blues」「Like A Lover」「Agua De Beber」などボサノバ・スタンダードの数々もこのアルバムの魅力の一つでしょう。リリースは北欧のジャズ・レーベル、Geminiから。写真右は本家ブロッサムの「Sweet Georgie Fame」イギリス盤7インチ。ブロッサム・ディアリーの公式サイトはこちらジョージー・フェイムの公式サイトはこちら
Jan 11, 2006
コメント(2)
3年位前にスターバックス・コーヒー限定で販売されたスヌーピーのクリスマスCD。以前このブログでも紹介したジャズ・ピアニスト、Vince Guaraldiのトリオによるアニメのサントラです。音源は60年代のもの。Vinceのピアノは軽快で心地よく、どこか憂いがあるというか、昔から大好きで、このCDの事を知った時は感激しました。ちょうどこのジャケットのように、子供達のコーラスが数曲で配されています。本当にジャケットがかわいらしくて、眺めているだけでも、幸せな気持ちになります。どうぞ皆様、良いクリスマスを!
Dec 24, 2005
コメント(2)

ジャクソン5は、メイン・ヴォーカルのマイケル・ジャクソンにばかり注目が集まってしまい、彼以外の兄弟の歌声はあまり思い出せないし、実際、他のメンバーについて全く知られていないのが現状です。今回紹介するのはジャクソン兄弟の長男ジャッキー・ジャクソンの73年のソロ・アルバムです。ただ珍しいだけでなく、ジャッキーが、卓越したファルセット唱法(声帯の振動を倍にする事で、1オクターブ上の音を出す歌い方。スモーキー・ロビンソンに代表されるような裏声。)のテクニックを持った、素晴らしいヴォーカリストであった事を証明するアルバムです。ソロ名義になっていますが、バックに声域の違う複数のヴォーカリストを配し、丁寧に作りこまれたコーラス・ワークは、ジャッキーのファルセット唱法を中心としたもう1つのコーラス・グループという感じで、レベルもかなり高いです。ジャクソン5自体、コーラス・グループとしては機能してしていなかったので、この点も興味深いです。また熱心なソウル・ファンには、聡明期フィラデルフィア・ソウルの超名曲、デルフォニックスの「Didn't I (Blow Your Mind This Time)」のカバーが収録されているところも魅力の一つでしょう。この曲はギャンブル&ハフとともにフィラデルフィア・ソウルの発展に尽力したトム・ベルがデルフォニックスのヴォーカリスト、ウィリアム・ハートとともに作りこんだファルセット唱法の古典で、この曲を歌いこなすジャッキーを、ヴォーカリストとして認めない訳にはいきません。プロデュースはジャクソン5の作品も手掛けたザ・コーポレーションの面々、彼らのジャッキーに対する思い入れが伝わってくるアルバムでもあります。
Dec 18, 2005
コメント(0)

ジャクソン5の三男ジャーメイン・ジャクソンは当時からも人気があり、ソロ・アルバムも多数リリースしています。若き日のジャーメインは「What's Going On」以前のマーヴィン・ゲイのような、ハスキーで青臭く、味のある歌声を持っていました。本作はモータウンがLAに移転した1年後の73年のファースト・ソロですが、60年代モータウンのカバー曲が複数収録されている事からも、ジャーメインが、古き良きモータウンの伝統を継承する存在として期待されていた事が分かります。そのカバー曲ですが、特筆すべきは65年のマーヴィン・ゲイの大ヒット曲、「Ain't That Peculiar」で、特徴的なギター刻みのアレンジで、原曲に勝るとも劣らない出来です。さらに、65年のキム・ウエストンのヒット曲「Take Me In Your Armes (Rock Me A Little While)」のカバーも収録されていて、モータウン・ファンの心をくすぐります。プロデュースはジャクソン5から引き続き、ザ・コーポレーションと、ジャクソン・シスターズの大名曲「Miracles」を手掛けたジョニー・ブリストルというのも嬉しいです。
Dec 17, 2005
コメント(0)
本当に楽しい夜でした。ライブの模様は友人のDJ Daddyさんのブログに良い写真がたくさん載っているのでこちらをご覧ください。今週12月11日(日)に湘南は藤沢のカフェ、パンセで素敵なアコーディオン・デュオ、サブ&まみのクリスマス・ライブがあります。サブ&まみは、パリ・ミュゼットの巨匠、ダニエル・コラン氏に指示、絶賛された田ノ岡三郎さんと姉妹デザイン・ユニットTequila Sistersでも活躍中の、まみさんのお二人で、もう何度も藤沢でライブを観ていますが、フレンチやボサノバのカバー曲も多く演奏され、本当に大好きなグループです。開場が18時で、ライブが20時頃、チャージは1000円の1ドリンクです。友人のマサミさんがDJで参加されるというので個人的に遊びに行く予定でコメント欄に書き込んでいましたが、詳細について複数問い合わせがありましたので、急遽告知する事にしました。お薦めのイベントなのでお時間のある方はぜひ。良い夜になると思います。カフェ・パンセのHPはこちらをご覧ください。
Dec 8, 2005
コメント(0)
世の中にクリスマス・アルバムはたくさんありますが、僕のお薦めは、このジャクソン5のその名も「Christmas Album」です。日々、音楽を紹介するブログを書いていますが、音楽というものは言葉通り、音を楽しむもので、それを論調すものではないと感じています。ジャクソン5の音楽は若き日のマイケル・ジャクソンのキュートな歌声と70年代モータウンの素晴らしい楽曲が同居した、その究極の形だと思います。「サンタが街にやってくる」「ママがサンタにキスをした」などお馴染みのクリスマス・ナンバーに加え、マーヴィン・ゲイの名盤「I Want You」を手掛けたリオン・ウェア作曲の「Christmas Won't Be The Same This Year」など通好みの曲も収録。音楽をあまり聴かない人も、熱心なモータウン・ファンも一緒に楽しめるバランスの取れた作品です。CDも出ているのでこの機会にぜひ。
Dec 3, 2005
コメント(4)

職人の手によって丹精に作りこまれた木製の建具、そこにはめ込まれた擦りガラスは、建物の内部を隠すという役目を持ちながらも、採光性に優れています。擦りガラスを通り抜ける陽のひかりはとても柔らかくて大好きです。しかも空間を遮断するという感覚がないので、朝起きて擦りガラスの前で顔を洗うと、外の温度や天気を容易に感じることが出来ます。毎日を克服していくうちに自分で自分の事が分からなくなってしまうもので「今日の感覚」を体に染み込ませていく事で「心の在り様」を認識できています。以前ある小さな企業を経営されている方に「一緒に仕事をしづらい人は、能力の高い、低いよりも、自分の能力を理解できていない人」という話を聞き、はっとした事を覚えています。「能力を理解できていない」というのは悪い言い方をすれば自分を過信しているという事で、僕も20代の頃は何者でもないくせに根拠のない自信に溢れていました。周りの誰よりも自分で自分の事が大好きだったから、愛される隙みたいなものも狭くしていたのかもしれません。意識の高い人達と接する事で、情けないくらい自分の短所を知りましたが、その事で自分を理解する事ができてきました。30歳を過ぎ肩の力も抜け、自分らしい暮らしをしながら、年月と共に少しづつ自信の根拠を積み重ねていきたいと思います。
Nov 28, 2005
コメント(2)
劇場の客席に座り、開演を待つSlyとThe Family Stoneのメンバー達、同じ人物が幾重にもコラージュされた不思議な写真、彼が見ているのは紛れもなくレコードの前にいる僕達です。彼は客席からこう語り掛けます・・・・。「LIFE IS A SHOWTIME !」人生は愛すべき日々の連続だって・・・・。彼はこうも言います・・・・。「LIFE IS COMIN' BACK !」今は心が満たされていなくても大丈夫。素敵な日々がすぐ側に近づいているから・・・・。駆け足で会いに行きましょう。息を切らすくらいの方がちょうどいい。やがて劇場の灯りも消え、彼は何処かに行ってしまいました。でも確かに彼はそこに居ました。僕達も大人になって、あの時彼が何を考えていたか、少しづつ分かってきました。彼にたくさんの勇気を貰ったから、今度は僕達が客席に座って、彼が戻ってくるのを待ちましょう。手を叩いて迎えましょう。きっと彼は戻ってくるから・・・・。
Nov 26, 2005
コメント(0)

鎌倉山の中腹にある有名な蕎麦処「らい亭」。建物は江戸時代の建造で、戸塚の豪農猪熊家の旧宅を移築したものです。鎌倉市の景観重要建築物に指定されています。店内あるステンドグラスは、日本で最初に焼かれた物だそうです。「らい亭」といえば高級な蕎麦会席のイメージをお持ちの方も多いと思いますが、1階では予約なしで気軽に絶品のお蕎麦をいただく事が出来ます。お抹茶や白玉だけでも大丈夫ですよ。美味しい食事の後は広大な庭園を散策できるのも魅力の一つです。今、鎌倉では古いお屋敷が次々に壊され、無秩序に開発が進められています。それは仕方の無い事なのかもしれませんが、こちらの「らい亭」のように、移築し新たな命を与えるという選択肢があっても良いのではないでしょうか。
Nov 23, 2005
コメント(3)

マーヴィン・ゲイの「What's Going On」は言わずとしれたソウルの大名盤で、僕も大好きな1枚です。このアルバムの特徴といえば濃厚で甘美なストリングス。このアレンジを担当したのが、デイヴィット・ヴァン・デ・ピットという人物。彼が同じくアレンジを手掛け、「What's Going On」でもバックの演奏を務めたファンク・ブラザーズの面々が参加している双子のようなアルバムが存在します。それが写真左のノーマン・フィールズのファースト・アルバムです。自身で曲を書いているところや曲間をなくした構成はもちろん、マーヴィンを彷彿させるハイトーン・ヴォイス、曲調も酷似しています。写真右はノーマンのセカンド「Where Or When」、こちらでは前作のメンバーに加えてミスター・ファンク・ブラザーズ、アール・ヴァン・ダイク(key)が参加しています。「Mercy Mercy Me」を彷彿させる「Movie」は音楽を聴いていて良かったと思わせる至福の1曲です。本当に素晴らしい。映画「永遠のモータウン」では「What's Going On」発表後、モータウンがデトロイトを離れてしまい、ファンク・ブラザーズも契約を切られてしまいます。映画はそこで終わってしまいますが、その後のファンク・ブラザーズの演奏を聴く事の出来る「夢の続き」のような2枚です。
Nov 22, 2005
コメント(4)

50年代のアメリカ、自動車産業で発展した都市デトロイト、マイカー時代を向かえる裕福な白人層を尻目に、自動車工場では過酷な労働に従事する黒人達の姿がありました。スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロスなどのスターを輩出したソウルの名門MOTOWNの創始者ベリー・ゴーディーも自動車工場の労働者でした。ゴーディーは「TAMLA」に続くレーベルの名前を自身が過ごしたデトロイトから引用しようと考えました。当時デトロイトは「Motor City(自動車の都市)」と呼ばれていましたが、「City(都市)」の持つ硬質で冷たいイメージではなく、人間の血の通った暖かいイメージにしたいという気持から「Town(街)」という言葉に替えて「MOTOWN」と命名しました。過酷な労働と黒人差別の中で過ごした日々、それでも「この街は暖かい」とゴーディーは称しました。その思いは人々の心に響き渡り、「MOTOWN」の楽曲は今も世界中で愛されています。 「MOTOWN」以前に設立された「TAMLA」レーベル・・・・。 創始者であるベリー・ゴーディーの名前を冠した「Gordy」というレーベル・・・・。 こちらも傘下の「Soul」レーベル・・・・。「MOTOWN」くらい有名なレーベルになると、どうしても知ったつもりになってしまうものです。映画「永遠のMOTOWN」によって新しい光があてられた今、また珠玉の名曲達に耳を傾けてみるのも良いのではないでしょうか。これから「MOTOWN」の世界に触れてみいたいという人も、良いコンピCDがたくさん出ているので、ぜひ聴いてみてください。
Nov 20, 2005
コメント(4)

鎌倉の隣、藤沢は古着の町です。ですから湘南で育った方なら1度は古着の世界に興味を持った事があるはずです。10代の頃、ある古着屋の店員さんに憧れて集め始めたデニムジャケット、もう半世紀も経とうかという過去の遺物です。その店員さんは様々なお店を経たのち、藤沢を離れてしまい、一時代が終わった空虚さの中で懐かしくも古着の事を書いてみようと、いくつかクローゼットから引っ張り出してみました。デイリーユースな感覚を持った物を少し。写真左上はその店員さんにやっと自分の名前を覚えてもらった頃に彼のお店で購入した、50年代のアメリカ海軍のカバーオール、丸襟が本当にかわいいです。写真右はアメリカの大手デパートSEARSのHERCULESというブランドのセカンドタイプ、60年代のものです。このブランドはPB(プライベート・ブランド)という手法で、廉価で高品質なアイテムをたくさん提供しました。 そして僕が大好きなLEVI'Sの70505のキャピタルE、60年代の物です。デニムがワークウェアからファッションに移行していく過程のデザインで身幅も細目に出来ています。A.P.CのGジャンがこのモデルを参考にしていて、どうせならオリジナルで濃い色の物をということで購入しました。ゆっくりと時間をかけて集めてきた物だから、その時折の出来事を思い出します。良い事ばかりではなかったけれど、今では自分を構成する大切な要素、それは心の奥で深く鎮座しているかようで、時に鮮やかに甦るのです。この藍色のように。
Nov 16, 2005
コメント(4)

観光客で賑わう長谷寺の門前に「邪宗門」はあります。店内に入って驚くのは床が前面土間である事、そして懐かしい囲炉裏を囲むように席が並んでいます。店内にはご主人の趣味なのか骨董が所狭しと並べられています。なおこちらのご主人は本職のお坊さんだそうです。かつて囲炉裏は調理、防寒、照明、など様々な機能を持つ家庭の顔でした。やがてその役割は必然的に家族の調和やもてなしの要素も含んでいきました。現代でも「和やかな語らい」の事を「囲炉裏端」と表現します。だからこそ本物の囲炉裏の前で珈琲をいただく時は、芳醇な時間を過ごしてほしい、そんな特別な場所です。
Nov 13, 2005
コメント(5)

アメリカの60年後半のアンティークのフロアランプです。ゴールドのボディと木のコントラスト、同時代のアポロ計画などに感化された、未来への憧れが感じられるモダンなデザイン、気分に合わせて3つの灯りを調節出来るところも気に入っています。蛍光灯一発で部屋を明るくしてしまうよりは、外国の家のように、優しい照明をいくつも集めて部屋を照らしたいと思い購入しました。以前日記にも書いたスプートニクの照明の部屋で使っています。蛍光灯の白く強い「明かり」は人間の体が昼間と錯覚してしまうそうです。人間もやはり生き物ですから夜は夜を感じていた方が、心や体に良いのではと思い、なるべく優しい黄色の電球を使い、必要なだけの「灯り」と暮らしています。
Nov 12, 2005
コメント(0)

金沢街道に至ろうかいう鎌倉の外れに報国寺はあります。有名な建長寺や円覚寺に比べるととても小さなお寺ですが、"竹の庭"と呼ばれる竹林が素晴らしく、この静寂の中でいただく抹茶は格別なものがあります。世の中が近代化の方向に進むのは便利な事ですが、開発によって僕達の心が帰っていくような場所が無くなるのはとても悲しい事・・・。だからこのような日本古来の美しい風景が今も残されている事に感謝したいと思います。わざわざ鎌倉の中心から離れて建てられたお寺だから、普段の生活から自分を切り離して見つめ直すには最適な場所です。鎌倉後期の御家人で、かの室町幕府を開いた足利尊氏の祖父、家時が愛したこの風景は、創建された670年前と変わらぬ姿で僕達を出迎えてくれます。
Nov 6, 2005
コメント(16)

地元の農家の方が新鮮な野菜を届けてくれる鎌倉市農協連即売所、ここに来ると"食べる物は本来、手から手へ渡されるものだった"と改めて実感します。最近は近辺のレストランとの提携で欧米野菜なども多く作っているそうです。そんな昔ながらの市場の中に、とても居心地の良いカフェ「PARADISE ALLEY」があります。オーナーさんは以前からご自宅でパン教室を開いていた方で、ここの焼きたてのパンはとても美味しいです。今日も遅い朝食にパンとコーヒーをいただいてきました。本当に味があって素敵な場所、テイクアウトも出来ますよ。
Nov 5, 2005
コメント(6)

最近ではJim Jarnush監督の映画「コーヒー&シガレッツ」にも出演している、酔いどれ詩人ことTom Waits。写真右上は言わずと知れた彼のデビュー盤「Closing Time」。こう言うと語弊があるかもしれませんがこのアルバムが発売された73年当時、確かにTom Waitsは二人いました。70年代初頭、偉大な音楽プロデューサーJerry Yesterは次に手掛けるアーティストを探していました。アーティストのイメージは「酒場で歌う、ダミ声のピアノ弾き」。このイメージのもと二人のアーティストが集められました。二人の名はTom Waits、そしてBilly Mernit。どちらかを選ぶ予定でしたが、二人とも素晴らしい才能の持ち主だったので、Jerryは二人を同時にデビューさせる事にしました。写真左はTomの「Closing Time」と同じ年、同じプロデューサー、同じコンセプトによって作られた、Billy Mernitのアルバム「Special Delivery」。不思議な事に、この双子のようなBillyのアルバムはTomの泥臭いテイストとは反して水彩画のような繊細な感覚に満ちています。「人間の心しかり、世の中のすべての物は相対する面によって構成されている。」Jerryがそう言っているかのようです。こうして生み落とされた双子のアルバム、そこに秘められた謎かけは今も解かれないままです。
Nov 1, 2005
コメント(6)

名優Kevin Spacyが、37歳という若さで亡くなったショウビズ界の天才シンガーBobby Darinの生涯を演じた映画「BEYOND the SEA 夢見るように歌えば」が湘南・藤沢の映画館で上映されます。以前から観たいと思っていた映画なので嬉しい限りです。上映するのは創業70年の老舗、藤沢オデオン座で、10月末からミニシアター系の作品を週変わりで4本上映していくそうです。しかも僕が観たいのばかりで値段も1000円と良心的な価格。これは全部観るしかありません。以下詳細です。*10/29(土)~11/4(金) 「コーヒー&シガレッツ」10:10/12:15/17:05/19:10*11/5(土)~11/11(金) 「海を飛ぶ夢」11:00/13:30/18:45*11/12(土)~11/18(金)「ビヨンドtheシー~夢見るように歌えば~」10:30/13:10/18:50*11/19(土)~11/25(金)「ラヴェンダーの咲く庭で」10:30/12:40/14:50/17:00/19:10藤沢オデオン座のHPはこちら
Oct 22, 2005
コメント(6)
白いキャンバスに描かれた荒いクロッキーのピアニストの後姿。彼の名はTenorio Jr。偉大な成功を収めたピアニストではなく、このレコードが唯一のリーダー作です。このレコードに収録の「Nebulosa」というわずか数分の曲は、40年も経とうかという69年に録音されたとは信じがたいほど、聴いた人の心を揺さぶる奇跡のようなピアノのフレーズを持っています。この曲は数々のクラブジャズ系のトラックにサンプリングされていますが、ブラジルのジャズサンバのアルバムとしても最高峰のクオリティを持っています。CDも出ているので、ブラジルのピアノトリオなどが好きな方には聴いていただきたい1枚です。
Oct 16, 2005
コメント(6)

地下鉄銀座線・外苑前駅を降りてすぐの場所にSignというカフェがあります。徒歩0分という恵まれた場所にあって、いつも賑わっています。(素敵な場所なので駅から遠くても人気が出たでしょう。)こちらの場所で月に1度、学生時代からの友人と2人でBGMを担当させていただいています。オーナーさん曰く、お店にターンテーブルを置くのは、今かかっている曲が何か知りたい時、すぐにたずねる事ができるからだそう。僕自身もカフェで出会った素敵な音楽がたくさんあるのでその考えに共感できます。お店の通常営業中に音楽をかけているので、聴いている人も面識のない普通のお客さん、しかも食事をされている、ですから心地よい時間を過ごしていただけるような選曲を心がけています。
Oct 15, 2005
コメント(2)

Ennio Morriconeといえば「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」などの映画音楽を担当したイタリアの作曲家。友人がそのEnnio Morriconeのコンサートに行ったという、羨ましいブログを読んで、つい影響されてしまい、そういえば僕も何枚か持っていたなとレコード棚を捜索、やっとの思いでこのレコードを見付けました。本作は74年のイタリア盤。ブログの中でも触れていた「Metti Una Sera A Cena」という曲が入っています。この曲は69年の映画「ある夕食のテーブル」に使用された曲です。この映画は見たことはありませんが、とっても良い曲ですね。そっとささやくような優しいスキャット、ボサ調のしっとりしたイントロ、そして心まで上がっていけるような後半の展開、本当に完璧な曲だと思います。「ある夕食のテーブル」のサントラのジャケットも、お洒落で素敵ですが、頬杖をついて楽譜を見つめる、若き日のMorriconeも、地味ながら味のあるジャケットだと思います。こうした思案の末にあの素晴らしいメロディ達が生まれてきたのかと思うと非常に感慨深い写真です。
Oct 11, 2005
コメント(8)

Ann Sallyさんも新作「Brand-New Orleans」の中でカバーしている「Honeysuckle Rose」という曲が大好きです。この曲はハーレム・ピアノの巨人Fats Wallerの20年代後半のNYの曲ですが、サッチモことLouis ArmstrongがWallerカバー集を出したこともありNew Orleansでも演奏されるようになりました。双方のヴァージョンも、もちろん素晴らしいですが、僕が1番好きなのはElla FitszgraldとCount Basie楽団のヴァージョン。Quincy Jonesの軽快で小粋なアレンジも最高。EGO-WRAPPIN' の中納良恵さんも何かの雑誌で紹介していました。EGO好きの人は聴いてみるといいかも。二人でお茶してる、ゆるい感じのジャケも良いですよね。懐かしくも新鮮でお薦め。でもこの曲の歌詞って「僕ら二人の甘いデートに蜜蜂も嫉妬するぜ。」「君は花より甘い僕の恋人」なんて感じで、若手お笑い芸人、スピード・ワゴンの「あま~い」ってネタ思い出しちゃいました。(笑)
Oct 10, 2005
コメント(0)

鎌倉に今までにない形のスターバックスがオープンしました。嬉しい事にちょっとした散歩のついでに行けるくらいの距離なんです。場所は江ノ電側の改札を出て、紀伊国屋の裏、市役所の前です。ここは「フクちゃん」などの漫画作品で知られる故・横山隆一邸跡で、当時の建物も一部残しながら、建築されました。右上の写真の店舗の隣の白い建物は以前からの物で、横山先生の作品を展示するギャラリーになりました。プール付きの庭も当時のままで、ここを眺められるウッドテラス席で贅沢な時間が過ごせます。店舗は葉山のカフェ、チャヤマクロビとのコラボになっていて、食材のみならず調味料に至るまですべてが天然素材の、安全で健康な食事も楽しめます。オープンまでの様子がチャヤのHPで見れますよ。こちらをクリック!
Oct 9, 2005
コメント(15)

Linda Lewisの歌声が好きです。左の写真は彼女がヴォーカルとして在籍したイギリスのグループFerris Wheelのアルバム。写真右上の、名盤「Lark」よりさらに3年前の70年の録音。このアルバムでは、「Lark」収録の「Little Indians」を別テイクで聴くことができます。「Lark」は、僕の10数年の愛聴盤で、良い音楽を聴きたいけど何を聴いたらいいか分からないという人には、必ずお薦めしてきました。このアルバムで彼女のファンになった方も多いはずです。右下の写真はFerris Wheelのジャケット裏の彼女の写真。渡米前の彼女の、素朴でまだ垢抜けない姿を見る事ができます。
Oct 8, 2005
コメント(2)
全89件 (89件中 1-50件目)
![]()
