先日発売になった村上春樹の新刊。
100万部突破ということでまさにベストセラーとなったわけだが、
彼の小説はそういう「話題の小説」のようなものになるようなものではないと、私は思う。
独特の世界観、インテリな文章は万人受けするようには感じない。
「好きな人は好き」ってタイプの作品だと思う。
ブクログのレビューを見ても、「村上春樹の新刊ということで期待して読んだら思ったより普通だった」「今までの村上春樹っぽくない」みたいなものがあったりするが、
この本は特に「村上春樹の新刊」という色眼鏡を通してではなく、「色彩を持たない多崎つくると巡礼の年」というただの一冊の本として、ニュートラルな目線で向き合ってほしいと思う。
この話は何も村上春樹の小説に限ったことではない。
我々は常に「○○先生の新刊」「○○というロックバンドの新譜」という色眼鏡を通して作品と接しがちである。
勝手に「 ○○っぽさ 」という理想像を作り上げ、期待し、その期待が裏切られると「今までの○○っぽくない」と批評する。
いわばブランド力にとらわれている。
…なんて偉そうに語ってみたり。
もちろんこの意見は絶対ではない。
本・音楽に限らず、この世の中に溢れている様々な”作品”には少なからずその作者のスタイルがあり、そのスタイルに惹かれてファンがついてくる。
新作にその作者のスタイルを求めるのも当然のことだ。
…と偉そうに語ってみても上手くまとめられそうにない。
自分の文章力の無さに絶望してみたり。
最終的に言いたいこととしては、「ブランドにとらわれすぎるな、視野を広く持て」ってところか。
自分の好きなバンドの新譜だからって、ろくにその作品を聞かずに無条件に褒め称える人なんかもよくいるよね。
「このバンドだから絶対にいいに決まってる」っていう先入観を持ってしまうのかな。
自分の視野の狭さを露呈しているというか。
狭い視野で目新しい物などない小さな世界に閉じこもっているよりは、広い視野で大きな世界を見渡す。
新たな発見をする。
今までの自分が見てきた世界の狭さに驚く。
そんな日々を積み重ねていきたい。
と、ふと長文が書きたくなったのだった。
自分の脳内で考えていることの20%も言語化できていない気がする。
文章って難しい。
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