
その雪を踏み分けるようにして
母は歩いた。
祖母に伴われ、
お産婆さんの家まで歩いた。
まるで見ていたかのように、
その日の雪を知っている。
踏みしめたときの
靴底の向こう側の感触。
きゅっきゅっと鳴った。
表通りはすっかり雪化粧、
すべては白く塗り替わって・・・。
雪が膝まで積もった朝、
白い世界が迎えてくれた。
“会えたね”
“会えたね”
“よかったね”
雪に太陽がきらめいた。
雪が膝まで積もった朝。
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