私のがんばれ日記

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2005年02月17日

グループホームでの事件

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先日の事件、グループホームの入居者の女性が介護師に殺害された事件です。
なんと痛ましい事件だろう。
私の心が釘付けになった言葉･･･

被害者のご家族　｢私達ができない（介護）ことをして頂いたんだから、その事は感謝しています」

容疑者の男性　｢介護の夢と現実とのギャップが耐えられなかった」

他の介護施設の責任者　｢事件は許せないが、加害者の気持ちは理解できる」

それぞれ、その言葉の前後にいろいろ話はあったと思うが、どれも？？である。

そもそも介護保険って、特老などの施設がパンク状態になり、
少しでも家庭で介護してもらうために、それを社会的にバックアップしようというものだったのでは･･･。

施設の形はいろいろだが、結局「家では看れません」ってんのが本音なんだろう。

私の会社にパートのＴさんという女性がいる。彼女は団塊世代のひと。
ご主人はあと数年で定年をむかえる。二人の子供たちはきちんと働いていて、
長女が同居している。
そんなＴさんには、長男夫婦と暮らしているご両親がいる。
１年半位前、その元気だったお父さんが、急に体調を崩し入院。
なんとかリハビリも終わり家に帰れる状態になったのに、未だに病院にいる。
２件目の病院にだ。彼女いわく「だって実家のお嫁さんが面倒みてくれないって言うから･･･」

それでもＴさんは、初めのうちは他の姉妹と交代で、しょっちゅうお父さんの病院に顔を出し話し相手になっていた。
お父さんが不憫だとも言っていた。

でも、半年も過ぎるとパタッと行かなくなった。

実家のお嫁さんがどうこうと言うが、じゃあ私が引き取ろうとは言わないＴさん。

そんなＴさんは、自分達夫婦の老後が一番の気がかり。
「いずれ、子供たちの世話になるから」が口癖。
Ｔさんの子供たちは、Ｔさんのようにはならないと思っているのだろうか？

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