「8月9日」は”長崎原爆の日”です
人類史上実戦で使用された最後の核兵器である。
文化放送の昨日の番組 アーサー・ビナード午後の三枚おろし
の冒頭で
アーサー・ビナードさんが興味深いことを言っていました。
ラジコのタイムフリーからの文字起こしです。
「74年前の8月6日にウラン弾が広島に投下されて、そして9日に長崎にプルトニウム弾が投下されて、どちらも原爆って呼んでるんですけど、いろいろと比べると、全然違う扱い。
原爆ドームは残ってるけど浦上天主堂は壊された。で、原爆投下から10年後に、広島の若い女性でこう傷ついてる25名がアメリカに原爆を止めるという名の下で、連れていかれてアメリカで整形手術を受けた。長崎でも市民が同じようなことをやろうとしたら、ビザが出ない、でつぶされた。
オバマ大統領が来る時、広島は行くけど長崎は行かない。たぶんこれはプルトニウムとウランの関係があって、プルトニウムは見てほしくない。プルトニウムは原子炉が生み出すものです。」
さて、とても興味深い指摘ですね。
原爆ドームは世界遺産、でも浦上天主堂は<長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産>でも指定されませんでしたね。
同時に、戦後の日本政府の原発政策にも、東電の福島第一原発事故の真相隠しにも綿々とつながる重要な指摘だと思います。
当時の「浦上天主堂」の遺構
2014年3月21日 撮影
現在も、天主堂の左側の植え込みには、熱線で黒く焦げたり、鼻や腕、指がもぎとられたり、頭部を欠いた石像があります。
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