PR
購入履歴
ロンドンで行われたUEFAチャンピオンズリーグの一戦は、アーセナルとACミランが熱戦は展開し、お互いに一歩も譲らずに引き分けた。
若手主体のアーセナルは、アーセン・ベンゲル監督が「究極のテスト」と呼んだ一戦で欧州王者を苦しめ続けた。しかしミランのGKジェリコ・カラツは完ぺきなプレーを続け、イングランド・プレミアリーグで首位のアーセナルにゴールを許さなかった。アーセナルは試合終了直前のエマニュエル・アデバヨルのヘディングシュートも、ゴールバーに嫌われた。
ミランは、けがから復帰したばかりの新星パトを中心に攻めた。開始7分、パトのシュートをブロックしたコロ・トゥーレが負傷交代。直後のCKからパオロ・マルディーニがヘディングで狙ったが、アーセナルのGKイェンス・レーマンが止めた。39歳のマルディーニに対して、レーマンは38歳。サッカー界を代表する2人のベテランが試合を盛り上げた。
コロ・トゥーレがフィリップ・センデロスに代わるアクシデントはあったが、アーセナルに動揺はなかった。試合前、「ブレーキをかけないサッカー」を求めていたベンゲル監督。その指揮官の言葉通り、アーセナルは序盤からギアをどんどん上げ、16日のマンチェスター・ユナイテッドFC戦での敗戦の後遺症は見られなかった。ボールの支配率は高い。しかし、チャンスを作りだすことはできず、セスク・ファブレガスもジェンナーロ・ガットゥーゾとアンドレア・ピルロの前に自由なプレーを許されなかった。アデバヨルが抜け出すシーンもあったが、シュートは枠外。36分、ようやくチャンスを得る。だがマティウ・フラミニのシュートは、指の脱臼から復帰したばかりのGKカラツに防がれた。
試合序盤にカカを上手く抑えていたフラミニは、徐々に自らも前線に顔を出し始める。前半終了間際、ピルロを振り切って抜け出すと、クロスを送るが、再びカラツに防がれた。前半に最もサポーターの声援を浴びていたのはセンデロス。ペナルティーエリア内に飛び込もうとするパトをブロックすると、カカにも厳しいタックルを見せた。
前半のアーセナル同様、ミランも後半開始5分に守備陣の交代を余儀なくされる。けがで退いたアレッサンドロ・ネスタに代わりマレク・ヤンクロフスキが投入されたが、落ち着きを取り戻す前にはカハ・カラーゼが危うくオウンゴールを決めそうになる。その後は試合が一気に加速していく。アーセナルが再び好機をつかむが、エマヌエル・エブエのシュートは枠をとらえない。流れるようなプレーを披露するアーセナルは、54分にアデバヨルがゴールを決めるも、オフサイドの判定で認められなかった。
押し込まれたミランは、自陣から出ることができず、カカとパトが前線で孤立。それでも69分にはカカがシュート。続いてパトがペナルティーエリア内に持ち込み、アーセナルのサポーターをひやりとさせる一瞬をつくる。しかし、この試合のミランのヒーローは、自軍のゴール前にいた。ジダから正GKの座を奪ったカラツが好セーブを披露する。残り15分、ファブレガスの低いシュートをダイビングセーブ。試合終了直前にはクロスバーにも助けられ、ミランのゴールを最後まで守りきった。
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着