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引き続き、先週オーストラリアに行ったときの話。
カンタベリー競馬場の2レースが終わり、馬券がはずれた私はガックリとうなだれつつ次のレースの検討をしておりました。すると、突然場内にけたたましいサイレンの音が鳴り響き、映像画面には「PROTEST」の文字が。どうやら、2着馬の直線での進路の取り方について、3着馬のジョッキーが異議申し立てをしたみたい。
次に画面に映ったのは、こんな映像でした。

これ、裁決委員がテレビ映像に生出演してるんです。手元では、我々の言うところのパトロールVTRを操作しつつ、どこでどんなことが起こったと、説明している様が我々ファンにダイレクトに届く。これには驚きました。
もちろん、委員の説明に合わせて、そのパトロールVTRがリアルタイムで放映されます。委員の操作に併せて、肝心なところがスローになったり、逆回しで少し戻って、問題のシーンを繰り返し映し出したり。
画面下には、「カンタベリー2レース 異議申し立て」の表示が。こんなVTRと委員の説明している姿を行ったり来たり。
この後の展開も驚きの連続でした。こともあろうに、画面内で説明していた委員は、そのまま立ち上がって画面の外へ。どこに行ったのかなと思ったら…
何と!今度は被害馬・加害馬双方のジョッキーの事情聴取の生中継が始まりました。関係者が集まった部屋の模様を、このようにライブ中継。画面中央、黄色い服を着ているのが、加害馬のジョッキー。神妙な面持ちで、状況を説明しておりました。
このようなプロセスを経て、結局異議申し立ては…何と!受け入れられて着順はあっさりと変更。
着順変更のお知らせ自体も、映像で生中継
日本では、審議内容の透明性を高めて欲しいというファンの要望は常々あるところだと思われますが、カンタベリーパーク競馬場では、審議のプロセスそのものがこのように完全公開。正直驚きましたし、レースを見物する以上に興味深い体験でした。
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