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2007年03月20日
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カテゴリ: 坂田 博昭

 実は、知ってる方は知っているでしょうが、私は月曜日から、競馬とは別の公営競技の仕事をさせていただいております。…持って回った言い方するのは面倒やな…競艇です。しかも、地方競馬最大の競馬場のすぐそばにある、「あそこの」競艇場です。

 競艇界では、明日までの日程で「SG」と呼ばれる大レースが行われております。開催中のこの1週間、レース場には多くのお客さんが集まって大いに賑わっておりましたし、全国で券も場外発売されており、売り上げの方も上々。この調子では、明日の最終日までの6日間で、ここ1~2年では記録できなかった成果になりそうな手応え。

 競艇場は全国に24場。勿論競艇界にも不景気の波は押し寄せ、単年度赤字に陥る施行者もありました。しかし昨今では、コストカットの努力(プレイヤーへの賞金のカットも含む)や売り上げ向上のための様々な振興策(広報宣伝やイベント、発売チャネルの拡大など)を行っております。ここ最近の売り上げの数字を見ても、一部の場を除けば昨年よりも今年と明るい兆しが見えていますし、この3月までの年度で黒字転換へと蘇る競艇場も現れていると聞きます。

 競輪も、今日から平塚でビッグレースが始まりました。競輪界でも、売り上げ的には同様に、少しずつ盛り返しの兆しが見えているみたいですね。

 翻って競馬の世界を見ると、そんな景気の回復からは完全に取り残された感じ。ここ数日の岩手競馬の話を持ち出すまでもなく、明るい話はついぞ聞かれません。左右を見ると、もはや停滞しているのは競馬だけだと、そんな気すらしてしまいます。 「レジャーの多様化で、公営競技は不振に陥っている」なんて、ウソですよ。儲けるところは、みんなしっかり儲けてます。

 なぜなんでしょう……。どうして競馬だけうまくいかないんでしょう……。

週間レース という公営競技の業界誌があります。4競全てを網羅して、レースの展望だけではなくて、主にその期間に大きなレースが行われるレース場のイベントやファンサービス、あるいは施設面などの具体的取り組みについて取材し、紹介しております。

 この雑誌を見ると、競艇とか競輪なんかでは、毎回かなりの紙面を割いて、レース場の取り組みを特集する記事が載っている一方で、競馬の話はJRAの話だけ。それも、内容はレースの展望にとどまり、競馬界でこういう経営の工夫が行われたとか、こんな施設改善があったとか、そんな話題には殆どお目にかかりません。それだけ、話題に出来るような工夫や努力が、やはり少ないんでしょう。

 懸案の岩手。どうやら来年度も一応開催の方向で動き出したようですが、ばんえい帯広と同様に、大変なのはやると決めたそのあと。どんな手で利益が出る経営をしていくのか、少なくともそんな風に巷で紹介されている他のレース場と同じ程度の創意工夫を見せなければ、お客さんとそのお金を呼び込むのは難しい。 取り組みには大いに注目したいと思っていますし、私自身も「喋り手」という立場から協力できることは、何でも協力したいと思っています。

 とにかく、大切なのは「儲けてやろう!」という関係者のガッツと、別な意味で「儲けてやろう!」というファンの私たちの心意気なのではないかと。とりあえず私自身もそんな心意気を見せるために、 24~27日の水沢競馬 には、どこか1日顔を出そうと思っています。

 明日、21日春分の日には、高知では黒船賞や新人王争覇戦、浦和では早くも桜花賞、名古屋ではAGIチームジョッキーカップなど、地方競馬で様々なイベントがあります。残念ながら私は競馬場には行かれませんが…公営競技は競馬しかやらねぇ!という方は、是非競馬場に出かけてレースに参加してください。

 私は違う競技の側の立場で明日は働いておりますが、全国の競馬場が、大レース開催中の競艇や競輪をも凌駕する頑張りを見せることを、心の中で密かに楽しみにしております。 ちなみに私は、馬券も(そして実は車券も)しっかりネット経由で参加するつもりです。






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最終更新日  2007年03月20日 23時32分39秒
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