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この週末、世界中が注目するレースが次々と行われました。まず土曜日のイギリスでは「ザ・ダービー」。そしてアメリカでは「ベルモントステークス」。日が変わって日曜日、東京ではもちろん、安田記念。
それぞれのレースの単なる着順だけではなく、内容においても今後の各戦線を見るにおいて、一つのヒントを与えてくれるレースだったと思います。
ベルモントS は、皆さん!グリーンチャンネルで朝からご覧頂けたでしょうか?
カジノドライヴ が出走できなかったのは、誠に残念なことでしたし、それ以上に30年ぶりの三冠馬誕生の瞬間とはならなかったことは、(馬券が買えない状況だけに)とても残念でした。
なぜ、29年もの間三冠馬が生まれなかったのか、過去は打ち破られるためにあるとは言え、30年もの「歴史」を打ち破ることがどれだけ大変なことなのか、改めて思い知らされた一戦。 そういうことを教えてくれる競馬ってば、これ自体が凄いことですわ。
今回もまた制作の皆様が、レース本体の映像だけではなく、向こうで制作した中継番組から流れる様々な映像を極力ご覧頂くように、番組を作って下さいました。場内の熱気や、レースに向かうビッグブラウンの姿、ベルモントSではおなじみの「ニューヨークニューヨーク」の合唱の模様(あの子役の歌声の素晴らしさにはビックリ!)など、レース当日の雰囲気を映像で可能な最大限の範囲で楽しんで頂けたのではないでしょうか。
その中に、とても興味深い映像があったのに、皆さんお気づきになりましたでしょうか?
それは、ビッグブラウンの 裂蹄部分の映像
。
患部の映像は一瞬だったんですけど、蹄がバカッと裂けて、そのクラックをワイヤーで留めている映像。次には、蹄全体に恐らくエクイロックスみたいなクリーム色の接着剤を塗りつけているまさにそのシーン。日本のテレビでは絶対にオープンにされない、貴重な映像だったと思います。
あんなんで、 走って大丈夫なんだろうか と、私ゃ素直に思いましたよ~。
報道では「ごく軽度の裂蹄」とのことだったんですが…あれって軽度だったんでしょうか?素人目には、結構ドキッとするぐらい「 ちゃんと
、裂けてる」ように見えたんですけど…。
私にはわからないんですけど、この辺、専門家の方はどんな風にご覧になっていたんでしょうか?
その ビッグブラウン 。さすがにこのままでは 終われません 。
レース後の検査の結果、馬体には全く 異常なし 。じゃああの大敗はいったい何だったんだと、首をかしげる気持ちは皆同じ。勿論、陣営の関係者も気持ちは同じみたいです。どうやら、馬場が乾きすぎて重くなっていたのを敗因に掲げる向きもあるとのこと。 このあと数日の間に何か馬体の異常が発見されなければ、「真夏のダービー」といわれる トラヴァーズS (8月23日・サラトガ競馬場)に向けて調整されるそうです。
これで引退、とか言われたら本当にガッカリでしたが、トラヴァーズには今回の勝ち馬 ダタラ
も出走を予定しているとのことで、再度の対決になりそうです。
ビッグブラウンが何とかBCまでにはまた王者として君臨し、カジノドライヴとの対戦が実現するのを、楽しみにしたいと思います。
その カジノドライヴ
ですが、そのままアメリカに滞在すると帰国のための検疫が3ヶ月になってしまうので、現地時間の今日未明にベルモントから帰国の途につくそうです。
次の挑戦、こちらも楽しみにしましょう。
さて、 安田記念 。馬券的には一切買わなかった ウォッカ の、その圧倒的な強さに酔いしれました。
先行策から最後は他馬をぶっちぎっての勝利。昨年勝ったダービーでも見せていなかった、この馬の本当の強さが、今回ようやく我々の目に見える形で現れたのではないでしょうか。
勝ったウォッカ、2着の アルマダ 。この2頭が接戦となった3番手以降を引き離した結果が、現時点での力の差をそのまま表しているのだと、私は理解しています。
もっとも、 グッドババ があそこまで走らなかった理由がよくわかりませんけど…。
ウォッカを管理する角居調教師は、2000m前後を使ってみたいというコメントを出していたそうです。 2000mと聞けば、まず頭に思い浮かぶのが天皇賞・秋ですが…
ここはズバリ!オーストラリアの コックスプレート (10月25日・ムーニーバレー競馬場2040m)に向かってはいかがでしょうかっっ!!
理由はいくつかあります。
まず話題性。角居厩舎、岩田騎手のコンビは、メルボルンカップをデルタブルースで勝った時と同じ。そのコンビで日本のダービー馬が来るとなれば、これはオージーたちが興奮しないわけがありません。世界的にもそのこと自体が注目されることになるでしょう。
もう一つ。コックスプレートには、あの憎っくき(?)ジェイペグが出走すると言われています。もし再度対戦が叶えば、これはドバイデューティフリーのときの借りを返す、絶好のチャンスになるでしょう。ウォッカなら、もう一度やれば勝てるかも知れない。…いや、むしろ、今のマイル中距離路線で世界のトップとやって勝負になるのは、恐らくウォッカしかいないのではないかと…。
あくまでファンの一人として 「こんな対決を見たい!」 みたいな夢も含めて書きました。
いずれにしてもこの週末の結果を受けて、夏から秋にかけての世界の競馬もまた熱い話題が続きそうな、そんな希望がまた湧いてきました。
その時に、またファンの皆さんと一緒にレースを楽しめればいいですね!
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