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2009年08月28日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
 今週は24日(月)から28日(金)までの5日間、HBAサマーセールが新ひだか町静内で行われました。前半3日間は天気に恵まれ

セリ場内.JPG

 例年のことですが、初日はJRAの調教師が各牧場を回っていることが多く、地方の調教師も金曜出走馬の追い切りなどがあったり、人が少ないことがほとんど。今年も例外ではなく、大丈夫かな?と思う面もありましたが、結果は上場頭数227頭(牡130頭、牝97頭)、に対して売却率32.6%、売上総額3億2539万5000円(税込と、前年を全てにおいて上回り、売却率は昨年より7%増、売上総額も約7600万増となりました。

 その後もこちらの予想を大きく上回る好結果が続き、特に2日目はサマーセールとしては極めて珍しく、上場頭数221頭(牡115頭、牝106頭)に対し、売却率43%、売上総額4億3659万円と前年を大きく上回りました。

 毎日、前年より売却率は上、売上総額は3日目までは前年比増ながら、後半2日間は前年より減。しかし、5日間の合計としては、上場頭数1076頭(牡597頭、牝479頭)に対し、売却頭数は396頭(牡262頭、牝134頭)、売却率36.8%、売上総額17億2998万円、平均価格436万8636円となりました。前年より売却率は5.3%増、売上総額は1億3030万5000円増という結果に、関係者もホッとされていました。

 5日間を通じての最高価格は、スナークサクセスの2008。1942万5000円で加藤守氏が落札されました。

スナークサクセス08.JPG
(スナークサクセスの2008、牡、父チーフベアハート)

 2番目の高額馬は、ルナジェーナの2008。1816万5000円で平井裕氏が落札されています。

ルナジェーナ08.JPG
(ルナジェーナの2008、牡、父キングカメハメハ)



ダンツシュアー08.JPG
(ダンツシュアー2008、牡、父ロックオブジブラルタル)

 5日間が終了しての総括を、HBAの荒木正博組合長は

「セレクトセールの前に、中央の各馬主協会を回ったり、8月初旬にサマーとオータムにもセレクションセール同様に市場取引賞を交付できるようにお願いできたことなどが、今回の結果につながったとかなと思い、ありがたく思います。まだ運営上の課題は多いのは確かですが、欠場馬が少なかったあり、レポジトリーの提出も大分増えて、定着しつつあるなど、より透明性の高いセールにしていけるように頑張っていく所存です。今回は80点、オータムセールは当歳市場が100頭ぐらいしか申し込みがなかったり、ちょっと考えないといけない面もありますが、多くの購買者の方々に来て頂けるように全力を尽くします」

と話していました。

 馬は売れていますが、平均価格が下がっている状況で、手放しでは喜べない面はあります。ただ、セレクト、セレクションの流れを踏まえ、1歳馬が売れてきて、さらに今春のトレーニングセールの好結果なども含め、前にも書きましたが、経費が掛かるにつれてきちっとした評価額になりつつある流れができてきつつある状況になってきました。

 サマーセールよりオータムの方がより安く買える、という考えもありますが、その流れを変えていけるようなセールにするためには、後で叩かれるリスクを考えず、適正価格でのリザーブ価格を提示することで、多くのバイヤーは注目し、まずその馬を見るようになります。売れなければ、オータムセールで少し下の価格帯からスタートさせ、成長を見て頂けるように2カ月間できちっと馬を作れば、キストゥヘブンのように「サマー主取→オータム高額取引」という流れも夢ではありません。

 もっと生産者、飼養者側が周囲の動向(セリの雰囲気や景気)を気にしながら、今までの感覚とは違う発想で、自信を持ってセールに臨めば、世界標準と言える当歳より1歳、1歳より2歳が高くなる流れを作れると思っています。





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最終更新日  2009年08月30日 09時09分12秒


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