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2013年04月22日
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カテゴリ: 奥村 武
まさに青天の霹靂。

皐月賞を良い形で終え、レース後の息の入りや歩様の乱れの有無、怪我の有無などを確認。

問題なくダービーへ向かえる、何度もしっかりと確認して競馬場を後にしました。

翌日の月曜日も当番で出勤している責任者から、タサハラくんの歩様、脚元に異常がないことを確認。

すっかり安心し、いざダービーと思っていたその矢先。

火曜日の朝、タサハラくんの左前脚の裏に熱と腫脹が見られわずかに圧痛も見せています。

歩様に乱れこそ無いものの、状況を考え合わせると「屈腱炎」を疑わざるを得ない状況です。

翌日のエコー検査で低エコー像が屈腱部に確認され屈腱炎であると確定診断がなされました。

しかし何というか、まさに青天の霹靂。



もちろんたまにですが、今回のようにレースや追い切り一発で発症してしまうことがあるのも経験上知っています。

しかよりによってタサハラくんの身に降りかかるとは。

何らかの兆候を見せていて発症してしまったなら、後悔のしようもあります。

しかし、全く予期せぬ出来事でした。

気持ちの持って行きように困ってしまいますね。

レースの当日はかなり芝は荒れた状態。

しかも中間の降雨から当日の晴天によりまさに「雨降って地固まる」状態です。

さらに芝も2度ほど刈り込み短め。

かなりの高速馬場となっていました。

まさにパンパンの良馬場。

そこで6ハロンの超ロングスパートですから、脚元への負担は相当なものだったのでしょう。



そのレースを勝つ為には数多くのリスクを背負って向かわなくてはならないということです。

国枝厩舎には青葉賞で権利を取るヒラボクディープくんや、プリンシパルステークスで権利を取るミエノワンダーくんがスタンバイ。

彼らにも同様のリスクが待っているということです。

競馬の本場イギリスでは、5着までに入る可能性のない馬をダービーに出走させることは極めてリスキーだと言われているそうです。

能力のない馬、まだ完成されていない馬をレベルの最も高い競走で走らせることはそれだけ「故障」のリスクが大きいという意味。



お馬さんを故障させてしまったらお終いです。

次がありません。

まさにタサハラくんの次は1年以上先の話となってしまいました。

これから続くお馬さんたちは絶対に壊さない。

そう誓った出来事でした。





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最終更新日  2013年04月22日 13時22分41秒
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