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2013年04月26日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

 月曜、火曜はJRAブリーズアップセールの取材で中山競馬場へ。前日展示会にも多くの購買関係者が来られ、装鞍所での比較展示の後は時間が許す限り、気になる馬を馬房で真剣にチェックする方々の姿が見られました。

 坂田さんはグリーンチャンネル中継をスタジオからされていましたが、僕はユーストリームとニコニコ生放送での中山競馬場から担当させて頂きました。その合間にグリーンチャンネルで、騎乗供覧に参加した岩田康誠騎手、戸崎圭太騎手が駆けつけ、インタビューをさせて頂きました。岩田騎手は昨年に続いて2度目の参加でしたが、

「ブリーズアップセールを盛り上げたいという思いから、また参加させて頂きました。調教が進んでいる馬たちに乗せて頂き、また2歳戦が始まるなという気持ちの高ぶりもあり、楽しみにしています」

と。また、戸崎騎手は

「今までに経験のないことでしたが、この時期の2歳馬ながらしっかり乗り込まれていることを背中で感じ、凄いなと感じることもありました。桜花賞で騎乗させて頂いたサウンドリアーナの弟にも乗せて頂き、動きも軽く、姉に似た雰囲気もあり楽しみな逸材だと思います」

と、それぞれ話していました。さて午後1時からセリ開始。

ブリーズアップセリ前.jpg
(多くの購買関係者がセリを迎えていました)

 最高価格となったのは、1F11秒0と1番時計をマークしたブライアンズタイム産駒の牝馬・クラシックチュチュの11で、3570万円(税込)でディアレストが落札しました。

最高価格.jpg


 セール全体を通し、売却総額は6億7138万500円(税込)、平均価格は895万1740円、売却率は98.7%でしたが、翌日に残り1頭も入札方式で落札され、上場馬は全て取引されました。ブリーズアップセールの成績は、この後続々と行われるトレーニングセールの指標にもなるので、昨年より全体の金額は落ちたものの、例年並みの数字だったことは一定の評価ができるのではないかと思います。

 さて、24日(水)にはいよいよ、2013年ホッカイドウ競馬が開幕しました。翌日も含め、3歳以上の頭数が思うように揃わなかったことが影響し、開幕週は10Rずつの番組になりましたが、開幕を飾る全国で最も早い2歳戦「スーパーフレッシュチャレンジ競走」は行われ、北斗盃も南関東から有力馬が戻ってきたことで粒揃いとなりましたし、大いに盛り上がりました。

 スーパーフレッシュの勝ち馬は、ワイルドラッシュ産駒のアイアンガール。能検でも二の脚鋭くスピードのある走りを見せましたが、デビュー戦でも前半3F34秒9の猛ラップを刻みながら逃げ切り、1分16秒8は例年並みのタイムをマークしています。

「スピードが違いましたね。一本調子という馬ではなく、折り合いもつくタイプなので距離が伸びても大丈夫ですし、今後の成長も含め非常に楽しみです」

と桑村騎手が話していました。この日は向正面が追い風、直線はアゲンストという強風での競馬だったので、前半は速くなりやすかった分、最後は余計に上がりが掛かるという傾向でしたが、後方から来る馬たちもアゲンストの中ではなかなか追い込みづらく、先行馬の頑張りが目立っていました。敗れた馬たちも素質馬は多く、スーパーフレッシュ組は必ず活躍するだけに、今後も注目して頂ければと思います。

 そして北斗盃、昨年の栄冠賞馬でJRA参戦のすずらん賞でも勝利を収めたシーギリヤガールが、ミータローとの接戦をモノにし、2つ目の重賞制覇を果たしました。こちらも桑村騎手。

「前半は思ったよりモタついていましたが、前半のペースが速かったこともあるんでしょうね。直線はしっかり反応し、昨年以上にレースでの巧さを感じました」

とコメント。スーパーフレッシュ、北斗盃の勝利に桑村騎手もご満悦でした。

 そして、何と言っても開幕日のニュースと言えば、新人の井上幹太騎手が1Rで初騎乗初勝利を収めるとともに4戦3勝という快挙を成し遂げました。

井上幹太騎手.jpg
(井上幹太騎手)

 ホッカイドウ競馬所属騎手での初騎乗初勝利は、福山から移籍してきた松井伸也騎手が記録していますが、生え抜きとしては坂下秀樹騎手以来。その坂下騎手は弟弟子の活躍に



と目を丸くしていました。坂下騎手にデビューの時の話を聞きましたが、

「あの時は11頭立ての11番人気。須藤厩舎の馬でしたが、須藤先生と(宮崎)光行さんに『気楽に乗ってこい』と言われたんですよ。後方からガムシャラに追っていたら、周りが止まっているように感じるほどの追い込みを決め、気持ちよかったですね」

と振り返っていました。井上幹太騎手は

「砂を被らないように外に出し、直線では届くと思ってしっかり追いました」

と、新人離れしたコメントと落ち着きで、周囲も感心しきり。その後の勝利でも



と反省しながらレースを振り返ってくれます。同じく新人の石川倭騎手も3、2着でのデビューで、井上幹太騎手とのワンツーとなった時は悔しそうにしながら、

「カイオ(3着)はスローで掛かりましたがレースの流れに乗っていたかと思いましたし、ダイヤピアスはあそこまで行ったら勝ちたかったですね」

と無事にデビューを終え、ホッとしている姿もありました。福山から移籍した松井伸也騎手もこの週は2勝、大井から期間限定騎乗で来ている高野誠毅騎手も果敢に先行し2、3着に持ってきています。昨年の新人賞・阿部龍騎手も2勝して今年も健在ですし、さらにレースの面白さが増してきました。

 来週のホッカイドウ競馬は水、金の変則開催。3日(金)は「コスモバルク記念」が行われ、JRAからG1好走馬・ダイワバーバリアンなどが出走を予定します。そのだ金曜ナイターとのダブルナイターとなりますが、お互いに良い効果を生み出せ、古馬重賞の面白さをお楽しみ頂ければと思います。





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最終更新日  2013年04月27日 08時14分59秒


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