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2013年06月18日
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カテゴリ: 坂田 博昭

 火曜日の担当は、坂田博昭です。

 ダービーウィークが終わって、上半期の3歳ダート路線もいよいよ佳境にさしかかってきました。7月10日のジャパンダートダービーも、気がつけばもうあと3週後。徐々に戦況も定まってきたところでしょうか。

 日曜日には、東京競馬場でユニコーンSが行われました。

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 夏の東京競馬場。この日は雨上がり。低い雲が空に広がり、不思議な風景を演出していました。まだ「夏の東京」という季節感が自分の中で定着していないからか、こうした風景が何となく新鮮に感じられます。

 ユニコーンSは、距離的に芝の上も走る東京の1600mということで、路線としてはそこから短いところに向かう馬と長い方向へ向かって行く馬と、それぞれが歩む道の上にあるのがこのレース。実際、評価としては難しいところもあるんですが…とにもかくにもJRAから大井の大舞台に向かう馬にとってのひとつの選択肢であることには違いありません。

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 全日本2歳優駿の覇者・サマリーズ。桜花賞戦線に向かって結果が出ず、一息入れてまたダートに転じて来ました。その暮れの川崎の時点で陣営は「芝へ行く」と言っていましたので、この段階に来て改めてダートというのも、想定されたルートだったのかも知れません。

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 チャーリーブレイヴ。コパノリッキーを破って勝った2月のヒヤシンスSの内容が強く印象に残るところですが、今回は休み明け。この馬は大井に向かいそうな感じですよね。

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 サウンドリアーナ。初ダートの端午Sを強烈な末脚で差し切り、この日は1番人気。距離適性から大井には行かないかも知れませんが、この日の注目も納得という感じです。ただ、パドックを回っている間に少しずつうるさくなってきて、馬道へと出るときには少しチャカチャカした感じになっていました。

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 ケイアイレオーネ。密かに注目していたのがこの馬でした。体調が整わなかったとされるヒヤシンスS、そして厳しい遠征となったドバイと敗れたあとの帰国初戦。改めてこの馬は、素人目にもほれぼれする雰囲気があるなと感じました。

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 こちらが、11月の兵庫ジュニアグランプリを勝ったときのケイアイレオーネ。この写真と比べると、やはりここに来て多少ボリュームアップしているような感じがしませんか?

 さて、レース。

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 ベストウォーリアが力強く抜け出して快勝!

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 早めに脚を使うとかかると聞き、折り合いだけに気をつけて乗ったという戸崎ジョッキー。折り合えば切れる脚を持っているという事を、レースで再認識したようです。いいパワーを持っているということも、(気をつけて乗れば)競馬自体は上手な馬だという話も出ていました。

 前後しますが、パドックでの姿はこんな感じ。

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 この中間、僚馬・ジェンティルドンナの調教パートナーを務めてきたベストウォーリア。臨場していた古川調教助手も記者の方々からその点に水を向けられると、「元々力のある馬で、急に良くなったということはないんですよ。でも、やはり鍛えられた面もあるかも知れませんね。」と話していました。

 「(近況は福永→岩田→戸崎と)一戦一戦ジョッキーが違うけれど、レースの度毎にトップジョッキーが教えてきてくれているということもありますね。前回のレースで我慢が出来たのが、今回のレースに繋がっています。」

 また「重賞制覇は、思い描いていたより早く出来ました。まだ先々が楽しみです。」とも。

 次走は大井になるか新潟(レパードS)になるか、という話でしたが...「一戦一戦違うジョッキー」に、今回戸崎ジョッキーを配してきたあたりはやはり大井に向けての布石なんでしょうか?楽しみにしてみましょう。

 密かに注目していたケイアイレオーネは、3着同着。

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 重賞勝ち馬が、遠征帰りという点が嫌われてか単勝100倍近くの11番人気。しかし外を回って早めに抜け出す形から長い直線を踏ん張り通し、その3着同着に持ち込んだところに、この馬の地力の高さを感じました。血統的には、父は短いところ、母の父は中距離で結果が出した馬なんですが……どうでしょう?大井で大きいところに是非挑戦して欲しい素材だと思うんですが。

 レースが終わったあと、最終レースが終わるかどうかという頃合い。検量室の周囲が静かになる時間帯に、最後の最後に出てきて記者の皆さんの取材に応じた、幸ジョッキー。

 「いつもはなかなか行けない馬が、今日は押さえきれないぐらいの行き振りで道中かかってしまい。抜け出すのが早くなってしまいました。下手に乗ってこの結果。次が楽しみです」

 ……本当に、本当に残念そうな表情で、レースを振り返って話していました。

 新聞記事などでは「下手に乗って」の部分はやんわりと書き換えてあるものもありましたが、幸ジョッキーは確かにそのように言いました。僅かな言葉の流れの中でのことではありますが、ストレートにそのようにコメントする彼の人柄、プロ意識、そして彼が言うからこそ伝わる気持ちが、それを聞いているこちらの心に響く、そんな取材での経験でした。

 さて、最後に、いつもの告知を。

今週のホッカイドウ競馬 今日18日火曜日から20日木曜日まで のレースが行われます。注目のフレッシュチャレンジ・アタックチャレンジの2歳馬戦に加え、明日はJRA交流2鞍も組まれています。是非とも3日間、門別グランシャリオナイターでお楽しみ下さい。

 私は、今週の門別は欠席。ごめんなさい。また来週皆さんのお耳にかかります。






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最終更新日  2013年06月18日 12時10分22秒
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