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2013年09月20日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

 今週はキズナとオルフェーヴルが凱旋門賞の前哨戦を勝利したことから始まり、台風18号でJRA開催が翌日延期、16年振りにホッカイドウ競馬とJRAの同時開催、園田プリンセスCでホッカイドウ競馬所属・出身馬がワンツースリー、そしてステイヤーズCのシルクメビウス出走取消など、北海道の競馬において話題に事欠かない1週間となりました。

 キズナは、英ダービー馬のルーラーオブザワールドに迫られたものの、85%のデキと言われていた中で前哨戦として完璧なまでのレース運びをし、勝利を収めたことに意義は大きいと思いますし、オルフェーヴルは昨年より折り合いに進境を見せての圧勝に、昨年の雪辱が叶う可能性が高く思えてきました。

 この日は、東京競馬場で合田直弘さんとともに「REXSパワーアップセミナー」の講師として参加し、「凱旋門賞SP オルフェーヴル、キズナが今夜前哨戦に挑戦!」のテーマで約1時間半、コース説明はもちろん、前哨戦に出走する馬たちのプロフィールや各国のレベル、世代間レベルなど、多岐に渡って合田さんに解説を頂きました。

 その中で、オルフェーヴルが凱旋門賞を勝つ可能性は非常に高いと海外も見ていること、今回の前哨戦のメンバーよりもドイツのノヴェリストが強力なライバルで、この馬はジャパンCへの参戦も十分ありえるので、ぜひとも凱旋門賞をご覧頂きたい、といった話は印象に残りました。

 ジャパンCが始まった頃、日本馬の完敗振りにガッカリするとともに外国馬の強さ、凄さは子供心に強烈なインパクトを与えられたものです。この30年の中で、凱旋門賞で好勝負できるまでに急激なレベルアップがなされたことがビックリですし、それもこの15年で世界レベルになってきたことを合田さんも話されています。今年こそ悲願の凱旋門賞Vが叶うかもしれないと思うと、ワクワクしてきますね。

 そして、土日開催が基本とされる地方競馬場だと特に何とも思いませんが、ホッカイドウ競馬の裏でJRA開催が行われているというのは自分の記憶にはなく、1Rから3Rまでの売り上げを見ると、通常より約200万円ほど少なく、かなり厳しい数字が記録されていました。

 昔のホッカイドウ競馬は、月曜から木曜の4日間開催が基本だった時期もあり、何らかの影響で順延があれば普通にダブッたこともあるそうですが、最も近いJRAとのダブった開催は、1997年10月に岩見沢の集中豪雨により馬場の砂が一部流出して中止となった開催日をスライド(8日から12日)した時以来でした。その日のJRAは、府中牝馬Sと京都新聞杯が東西のメインだった日でしたが、札幌から近い岩見沢での開催とはいえ、場外センターの投票システムが故障し、競馬場のみの馬券発売となったそうで、1日の売り上げが1602万5700円と、かなり厳しい数字を突きつけられています。ちなみに、この年の12月に門別競馬場が開設しています。

 JRA開催が終了した後、PATでは6Rまで発売されていたこともあり、4Rからの3つのレースはかなり売れましたが、その後が思ったほど売り上げは伸びず、南関東が大井競馬だったこともあり、メインレースも重賞とはいえ単体で3000万円には届かず、目標額には及びませんでした。



 明日から、岩手競馬は盛岡競馬場に舞台を移し、南部杯シーズンを迎えました。その開幕週を飾る、唯一の2歳芝の重賞「テシオ杯ジュニアグランプリ」が行われますが、ホッカイドウ競馬から4頭が参戦します。こちらも、JRA重賞を目指す馬もいて、注目の1戦となります。

 昨日、グリーンチャンネルで放送された「iちゃんねる」で、時間の関係でプレイアンドリアルの情報だけ荘司典子さんに読んで頂きましたが、その時にメールした情報は以下の通り。

・プレイアンドリアル
 スーパーフレッシュ2を圧勝した注目の1頭。間違いなく今回も主役、課題はコーナーがぎこちない馬で、小回りに対応できるかがポイントです。初戦圧勝後、芝適性の高さからこのレースに照準を合わせてきた馬で、どんな勝ち方を見せるかが注目です。

・ダマスクインゴット
 開幕日のスーパーフレッシュで1番人気に支持された器。多少ズブいタイプなので、短距離戦よりはマイル前後の方が走りやすいと思います。左回りでの調整は非常にスムーズで、右回りよりかえって良いと思います。18日に内馬場で行われた左回りの追い切りも、2頭併せの外で全くの馬なりながら5Fから65秒6ー50秒9-36秒8-12秒1をマークしています。多少立派な馬体から、輸送で絞れることが理想です。今回は思い切った競馬をするでしょうから、前残りを期待したいところです。

・ナデシコスピリッツ
 角川師が、元々芝で走らせてみたいと思っていた馬で、このレースに挑戦する形。左回りでの追い切りは少しギコちなさも見られましたが、「物見をしていただけで、回りそのものに不安はない」と角川師。ダートでの戦績では劣るものの、芝適性の面で道営勢の中でも遜色ない力は出せるのでは…と期待を寄せています。

・カカリア
 ヨハネスブルグ産駒で芝適性は高いと思われる1頭。デビュー戦は霧の中の競馬で、上がり3F38秒7で流れ込みグライスの2着と素質を示し、2戦目で楽々逃げ切り勝ちを収めました。直前の坂路では3Fから37秒9-24秒0-11秒7と、ゴール前に仕掛けられて反応は抜群。「盛岡の坂を意識し、最後にしっかり脚を使うような追い切りを目指し、その通りの動きを見せてくれた」と、斎藤師も好感触でした。

個人的な予想は

○ダマスクインゴット
▲カカリア
△ナデシコスピリッツ
△ターントゥタイド
です。

「WEB-iちゃんねる」 でもぜひご確認下さい。

 今日は、この後函館経由で盛岡へ移動します。明日の新設重賞「イーハトーブマイル」は、不来方賞に向けての重要な1戦となりますので、こちらもぜひご期待下さい!





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最終更新日  2013年09月20日 09時29分25秒


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