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2013年10月21日
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カテゴリ: 奥村 武
奥村

今週も凱旋門賞から。

近年の日本調教馬はある程度日本のレースで力のあるところを見せると、凱旋門賞へ向かうことが多くなりました。

それだけ凱旋門賞というレースは生産者、馬主、厩舎のそれぞれがホースマンとして目指している目標となっていることを示しているといえるでしょう。

エルコンドルパサー、マンハッタンカフェ、タップダンスシチー、ディープインパクト、メイショウサムソン、ナカヤマフェスタ、ヴィクトワールピサ、ヒルノダム-ル、オルフェーヴル、アヴェンティーノ、キズナ。

しかしこの中で気がかりな事が一つ。

タップダンスシチーとエルコンドルパサーは外国産馬なので外して考えると、日高地方の生産馬はメイショウサムソン、ヒルノダム-ル、キズナの3頭だけ。

対してマンハッタンカフェ、ディープインパクト、ナカヤマフェスタ、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、アヴェンティーノの6頭は胆振地方の生産馬です。

(アヴェンティーノは帯同馬としての出走)



日本の中では世界最高峰と位置づけられている凱旋門賞への挑戦の数は、生産頭数に対して明らかにバランスが崩れてしまっています。

そんな中、日高地方出身のダービー馬キズナの成績は誇れるものだと言えますし、日本の生産界にとって夢と希望に満ちあふれるもの。

そして今年の競走内容は来年以降の凱旋門賞制覇が現実味を帯びるものだったと見えました。

もしキズナが来年の凱旋門賞を制し、日高地方で種馬になる。

現実的に血統のレベルアップも図られます。

そしてなにより生産地の人々にも、地元から世界を制した馬が登場するという夢のような話しが身近な存在となります。

これは種牡馬として凱旋門賞馬を「買ってきた」のとは訳が違います。

その土地で生まれ育ち、還元される事の意味は日高地方に住む人々の勇気と希望に変わります。

これはお金で買うことができるものではありません。

人々の活気が増すのです。

日本の生産界のカンフル剤となる可能性を多いに含んだキズナという存在。








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最終更新日  2013年10月21日 11時11分01秒
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