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2014年06月16日
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カテゴリ: 大川 充夫
ミツオーです。がんばれニッポン!ホント、純粋に。

さて、ちょっと古い話なのですが。

ダービーウィーク2014で、2名のダービージョッキーと1頭のダービー馬を輩出した、金沢競馬場。
自場に「ダービー」と名のつくレースがないにもかかわらず、ということを思えば、たいへんな偉業と言ってさしつかえありますまい。

ちなみに、金沢競馬場では、1999年から2004年まで(通算6回)、日本海ダービーというレースがありました。が、2005年以降はおこなわれず、金沢競馬場は、「ダービーのない競馬場」のひとつとなっているのでした。

8日(日曜日)、金沢競馬場で、それぞれのダービー優勝報告会がひらかれました。多くの地元ファンの方々が祝福する中、鈴木正也調教師、青柳正義騎手、吉原寛人騎手が喜びを語りました。


今年、見事にダービー馬となった金沢所属馬は、坂田さんも紹介してくれました、ケージーキンカメです。
JRAでは5戦未勝利でしたが、金沢へ移籍した3月以降、破竹の5連勝。
そして勇躍、遠征した東海ダービーでも1番人気におされ、見事その支持にこたえ、東海ダービー馬となりました。これで通算、6連勝。



「遠征後も馬は元気です。
このあとは、7月9日に大井競馬場でおこなわれる、ジャパンダートダービーに挑戦する予定です。応援よろしくお願いします!」

と、G1挑戦を明らかにし、集まったファンの方々からもどよめきに似た大きな歓声があがりました。

ケージーキンカメの手綱をとった青柳正義騎手は、ステージ上で、

「ダービージョッキーになって、自分がどうこういうより、周りのひとがたくさん、お祝いを言ってくれてとてもうれしく思っています。
(急に友達増えたりは…)ないですけど(笑)、古い友達からも連絡ありました。

ボクがデビューしてすぐ、日本海ダービーがなくなって(2003年4月デビュー)、金沢所属の騎手がダービーをとるためには、よそへ行かなくてはいけなくなったので、難しいとは思っていましたが、みなさんの声援のおかげで、なかなか金沢へ持ってくることのできなかった東海ダービーのタイトルを持ち帰ることができました!」

と、周囲やファンへに感謝。
ケージーキンカメという馬については、

「この馬の良さは、器用にどんな競馬でもしてくれるところですかね。仕掛けていっても道中かかることもないですし、行けって言えば行くし、まだだよって言えばそのペースでおさまるし。直線、手前かえたら確実に伸びてくれるんで、それは乗ってて助かりますね。

走るというか乗りやすいというか、『馬力』馬じゃないんで、『どこで走ってるのかな?』ってのも正直、あるんです。ホントに飛びも軽いし、乗ってて、そこまでスピード感ないんですけど、実際には動いてる、みたいな」


東海ダービーを回避した、名古屋の雄・リーダーズボードについては、

「回避して、正直、申し訳ないですけど、ラッキーと思いました。でもやってみたかったという思いはありますね。何もできずに負けるなんてことはないと思ってました」

と語り、われわれ見る者と同じく(あるいはそれ以上に)対戦を楽しみにしていたようです。


わたくし、この報告会の進行役をつとめましたので、最中の写真がありません(汗)。ので、青柳騎手にお願いして、みなさまへのお礼のご挨拶を動画撮影してきました。
ぜひご覧ください。↓


http://www.youtube.com/watch?v=uCHjFkFyGFk





「(東京ダービーの表彰台での涙には、みんなもらい泣き…)いやホントにね(笑)、自分でもビックリするくらい、こみ上げてきて、それだけ、かけた思いが相当なものだったなと思いますね。

レースも見返して、あらためてウチに帰ってじっくり見て、自分でも感動しました(笑)。
  • 吉原寛人20140608-2.jpg



  • 1月から、南関東で短期で乗せてもらってて、その期間のリーディングを目指していました。そして、期間が終わったところでリーディングとれたんですけど、そのときも賞金トップだったんです。その後、乗りに行けなくて、また間があいて、ちょっと悔いが残ってたんでね。ここでまた賞金を加算できて、トップとれたっていうのはうれしいですし、まあ、ジャパンダートダービーもありますから、今年の賞金リーディングっていうのも狙っていきたいなと思っています。

    (JDDに騎乗できそう)東京ダービー走る前に、大井競馬場のほうが発表してくれて、二冠とれればその乗っていたジョッキーがジャパンダートダービーに引き続き乗れるという条件を出してくれたのですが、レース前に発表しちゃったもんだから、ボクも勝たないと出られないってことで、ちょっとプレッシャーを加えられて、タイヘンでしたけど。ホントに、無事、こうして勝てて、ジャパンダートダービーに向かえるっていうのはうれしいです。

  • 吉原寛人20140608-1.jpg



正直、今だから言うんですけど、東京ダービーでは馬のデキが6分くらいで、羽田盃にピークがきちゃったところがあったんで、その状態を回復させるのと維持させるのと、すごく大変だったと思うんですけど、大井の森下先生とスタッフみんなで、全力をあげて馬の調子を維持してくれたので、最終追い切りには間に合ったかな、っていうデキでした。
今回のパフォーマンスは、本物ではないと思います。あれでも」


馬の仕上がり具合についても言及してくれました。
東京ダービーが「本物の走りでない」とするならば、JDDでは、もっと強いハッピースプリントが見られる…ということです。
南関東三冠へ、そして2年連続の年度代表馬へ、最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待しています。



ところで。

金沢競馬のこの日(8日 日曜日)の売り上げは、

117,926,300円 1億1千万円余り

です。
その翌々日(10日 火曜日)の売り上げは、

268,650,600円 2億6千万円余り

でした。
火曜日の売り上げが、日曜日の2.3倍近くあったわけです。

10日(火曜日)の全国競馬場開催状況を見ると、本場開催したのは、金沢と川崎だけ。
川崎はナイター開催ですから、昼間の時間帯、競馬を開催していたのは、全国で金沢だけだったということです。
そして、帯広をふくむ北海道、岩手、東海、兵庫、九州で金沢の全レースを場外発売し、2つのレースを南関東地区と高知でも発売しました。


何というか、如実に出た、という感じがします。


以前、某主催者の方にうかがった話によると、

「とにかく自場以外が開催していない状況が、いちばんよく売れる。ウチは昼間開催だから、できればみんな、ナイターに行ってほしいくらい」

なんだとか。
もう、このお話がいかに現実を語っているか、数字がしめしてくれています。

その金ナイターのシーズン中は、金沢競馬の火曜日は「書き入れ時」。
全国の競馬ファンが注目してくれる火曜日に、金沢競馬の良さをアピールし、みなさんの心をつかむような工夫がほしいと思うのですが、どうでしょうか。





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最終更新日  2014年06月16日 20時10分50秒
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