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水曜日の担当は、坂田博昭です。
昨日まで、グリーンチャンネルの中継番組の仕事で、セレクトセールの会場にお邪魔しておりました。



昨日あたりは天気も良くて、それに合わせるかのようにセールの方もヒートアップ。
セールが盛り上がれば、それを報じる側も盛り上がり……

……写真を撮ろうにも、馬の姿が見えん……
報じられているとおり、セールは大盛況。とりわけ昨日の当歳市場は驚異的な数字をマークし、改めてこのセールの存在感を示した形です。
詳しい分析は専門家の方に委ねますが……まあ2日間現場にいて、飛び交う慣れない桁数の数字に、少々疲れました…(苦笑)。
さて、今日の本題。
先週金曜日、大井競馬場に出かけてきました。

(実況席から撮影させて頂きました)
半世紀以上もの間この場所にそびえ、行き交う人々や馬の様子を見守り続けてきた旧来のスタンドのうち、「2号スタンド」と呼ばれていた部分がこの日をもって閉鎖・取り壊しになるとのこと。私も、自身のこの場所での思い出を確かめに出かけた次第です。

2号スタンド
いわゆる「大屋根スタンド」と言われる、公営競技場を象徴するような形の建造物。公営競技の「良かった頃」のイメージが、ここに凝縮されていると言っても差し支えないでしょう。
かつてはこのスタンドが大勢の人を飲み込み、歓声は地面を揺り動かすほどだったのではないかと…想像すると、それはそれでワクワクするものもあります。

2号スタンド上の方にあるこの辺の席は、私にとって思い出深い場所です。
まだいまの仕事に就く前の修業時代に、よく実況の練習で通っていたのがこのあたりの場所。開門前から列に並んで、それこそ「開門ダッシュ」で中にある指定席売り場へ走り、レースが見やすくて練習がしやすい場所の席をゲット。一日中レースを喋っては聞きの繰り返し。今となっては、それから随分時間も経ったような気がします。


低い天井。中途半端で歩きにくい階段。こうしたところもまさに「昭和の建造物」という雰囲気が満載。恐らく、建物のあらゆる部分が当時の人々のサイズに合わせて造られているからなんでしょう。

階段が急で歩きにくく感じるのは、一段一段の「幅」が狭いからです。
もうなくなってしまいましたが、大村ボートの旧スタンドもそうでした。

お客さん方に人気のホルモン屋さん。商品自体は場内の別の店で売られるようですが、店先に出ているお店のお母さんは今日が最後とのこと。遠方からお母さんに会いにここまで来たというお客さんとの別れを惜しむ姿もまた、印象に残るものでした。

最後、2号スタンドの「後ろ姿」を眺めつつ、お別れをしました。
その場所にあり続ける時間が長ければ長いほど、多くの人々の色々な出来事や様々な思いが積み重なっていくもの。
寂しさを感じつつ、それぞれの「これまで」に思いを馳せる機会が、こういう時なんでしょう。
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