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2015年01月22日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 2014年シーズンから1月の開催終了をもって各種記録類の区切りとする・・・というお話は既に何度かしてきましたのですが、それに伴って例年は3月上旬に行われていた各部門別表彰馬・年度代表馬の選考も前倒しされて2月上旬に行われます。今回は、あと10日ほどに迫ったその各部門別表彰馬を予想してみましょう。

 その部門は「4歳以上最優秀馬」「3歳最優秀馬」「2歳最優秀馬」「最優秀牝馬」「最優秀ターフホース」で選ばれ、部門別の最優秀馬の中から年度代表馬が選び出される事になります。
 という事でまず「4歳以上最優秀馬」からいきましょう。

●4歳以上最優秀馬(予想)
 候補に挙がりそうな馬はナムラタイタン、コミュニティでしょうか。直接対決となった桐花賞でコミュニティが勝ったシーンが印象的ではありますが、“どちらか”となればやはりナムラタイタンでしょう。
 重賞優勝数ではナムラタイタン4勝に対しコミュニティ3勝で数字的にはひとまず互角。ですが、ナムラタイタンの勝ったレースにはシアンモア記念、一條記念みちのく大賞典、北上川大賞典という岩手競馬の伝統の重賞が並び、遠征馬を寄せ付けなかったシアンモア記念一つを取っても価値が高いもの。また、マイルチャンピオンシップ南部杯やJBCクラシックでも地方馬最先着を果たしており、岩手移籍後の7戦で地方馬に先着を許したのは桐花賞だけでもあります。
 そう思って見るなら、コミュニティの桐花賞優勝は確かに素晴らしい勝利ではありましたが、それはある意味ナムラタイタンの存在があったればこそ。実際この二頭の直接対決では5戦してナムラタイタンの4勝(コミュニティの競走中止も含む)でもありますから、ここはナムラタイタン優勢という事になるでしょう。

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★ナムラタイタン(みちのく大賞典優勝時)


●3歳最優秀馬(予想)
 これはライズラインでしょう。岩手の“3歳三冠”に位置づけられるうち岩手ダービーダイヤモンドカップ・不来方賞の二つを制し、古馬相手の白嶺賞を優勝、トウケイニセイ記念で2着。芝の交流重賞であるオパールカップを制しているのもポイント高し。ダービーGPの6着がちょっともったいないものの、結果的には地元岩手の3歳世代には先着されていませんしね。2014年シーズンの3歳最強馬はライズライン、という認識でいいはずです。

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★ライズライン(岩手ダービーダイヤモンドカップ優勝時)


●2歳最優秀馬(予想)
 今回、一番すんなり決まるだろうと思う部門。ここは「ロールボヌール」という事で。


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★ロールボヌール(若駒賞優勝時)


●最優秀牝馬(予想)
 ここはちょっと悩みつつもコウギョウデジタルを挙げてみます。牝馬重賞を2勝、牡牝混合重賞も、やや手薄な面々だったとはいえ1勝しました。
 ビューチフル・ドリーマーカップやJBCレディスクラシックといった“ここぞという大一番”ほど大敗してしまっている点にはどうしてもマイナス感が否めないものの、岩手の牝馬の中で・・・となればやはりこの馬が最上位ではないかと思います。

 他に候補に挙がってくるとすればトウケイニセイ記念を勝ったキモンレッドでしょう。岩手での戦績は「重賞1勝、A級特別1勝」ですが、レースのレベルではトウケイニセイ記念のそれは決して低くはない。この勝利だけで“コウギョウデジタルより上”という主張を展開する事も無理無茶ではないと思います。
 重賞3勝対重賞1勝、シーズンを通して戦った馬と終盤だけの馬。コウギョウデジタルがOROカップディスタフからJBCレディスクラシックの路線を進んで、最終的な結果はともかく2014シーズン最大のイベントに貢献している点も加算すれば、コウギョウデジタルでしょうかね。

 これがもし仮に、コウギョウデジタルが牝馬重賞2勝のみでキモンレッドがトウケイニセイ記念だけでなく白嶺賞も勝っていれば、議論が相当もつれる事になったと思います。

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★コウギョウデジタル(フェアリーカップ優勝時)


●最優秀ターフホース(予想)
 ここも悩む所ですが自分としてはシルクアーネストを挙げます。岩手には秋に転入して3戦のみ、その岩手でのキャリアの少なさがどういう風に受け取られるか?ですが、その3戦の間に芝重賞を2勝しているのは立派な戦績と言うべきでしょう。
 OROカップでは遠征馬を撃破、その中にはカリバーンやターントゥタイドといった他の芝重賞勝馬も含んでいる・・・というのは高く評価できますし、秋嶺賞ではもう一頭いる“芝重賞2勝馬”ダブルスパークを破っているのもまたプラス評価できる部分。ダート重賞の白嶺賞でしんがり負けを喫しているのは、明らかな“芝馬”に対しデビュー戦以来のダート戦の結果を問うのはね・・・という事で、減点材料にはあたらないとしてしまっていいと思います。

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★シルクアーネスト(OROカップ優勝時)


●年度代表馬(予想)
 各部門がこういう風になるとすれば、年度代表馬はナムラタイタンが選ばれるでしょう。
 重賞優勝数ではライズラインの5勝が上回っていますが、先にも触れたようにナムラタイタンの4勝の中には伝統のある、関係者からも一連の重賞の中でも“格上”と見なされているレースが3つも含まれています。それだけで年度代表馬に選出してしまってもいいくらいの戦績なのですから、「文句なし」と言いたい所ですね。

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 各部門別表彰馬・年度代表馬の選考で近年話題に出る事が多くなったのが「最優秀短距離馬」部門を設けてはどうか?という意見です。
 つい何年か前までは古馬のマイル以下の距離の重賞は1シーズンに2,3レースを数えるのみでした。しかし今や芝・ダ併せて倍以上の短距離重賞が設定されています。


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★ランドオウジ(早池峰賞優勝時)

 ランドオウジなどは4歳以上最優秀馬の候補どころか年度代表馬を争ってもおかしくない戦績なのですが、これだけ路線が分かれてくるとどうしても影が薄くなってしまう。今後も短距離重点の路線を進む馬は増加するでしょうし、そろそろ短距離路線は別立てでスポットライトをあててあげても良い頃合いではないでしょうか。





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最終更新日  2015年01月23日 00時54分10秒


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