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2015年01月29日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 今週は岩手の騎手が登場した騎手対抗戦が二つありました。27日火曜日に川崎競馬場で行われた「第13回佐々木竹見カップジョッキーズGP」と、今日29日に名古屋競馬場で行われた「レディス&ヤングジョッキーズ2015」です。
 今回のこのブログはそれらを採り上げよう・・・ということは前から決めていまして、で佐々木竹見カップの村上忍騎手が総合9位となった事でもあり、“村上忍騎手も鈴木麻優騎手も、また次のこんな機会での活躍を期待しましょう”みたいな予定稿を頭の中で考えていたわけですよ。今日のお昼頃までは。

 それがなんと!やってくれちゃいましたよ鈴木麻優騎手!「レディス&ヤングジョッキーズ2015」、事実上の総合優勝です!

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 最初に細かいところをお断りしておくと、この「レディス&ヤングジョッキーズ2015」は“鈴木麻優騎手を含む5人の女性騎手”対“東海・北陸地区の5人の男性若手騎手”のチーム対抗戦、レディスチームとヤングチームのどっちが勝つか?と、レディスチームの5人の中で誰がトップか?の二つが賞の対象だったとのこと。男の子チームの方はそれがないし、そもそも“男女通じての総合順位”みたいな部分は賞の対象ではなかったそうです。

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 なので、鈴木麻優騎手は「最優秀レディスジョッキー」と「チーム勝利」の二つを手にした事になるわけですが、とはいえポイントも男女通じてトップなのですから、これは総合優勝、完全優勝だと言いたいところですよね。

 1戦目は9番人気シンゼンマリリン号を3着に持ってきて波乱にだめ押しを加えた形。ただこの時は道中ずっとフラフラしていて、あまり褒められた騎乗ではなかった。

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★1戦目ゴール

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★降りてきた鈴木騎手もちょっと渋い表情

 しかし2戦目は、ここも7番人気と人気薄だったスズカレビン号をスムーズに走らせて最後は叩き合いを制する形で見事な勝利。
 先日までの水沢だと鈴木騎手の馬が“斤量が軽くて止まらない”感じで流れ込むシーンを何度も見ましたが、今回は普通の別定重量の56kg。彼女にとっても恐らく初めての56kgでもあり、1戦目より2戦目の方が厳しい戦いになるのでは?と想像していたところが、なにがなにが。叩き合いまで制しちゃったのですから驚くより他はありません。

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★2戦目。内は岩永騎手、女性騎手同士の叩き合いも初めての経験

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★川西調教師「あなたにこの馬の乗り方を見せて貰った気分だわ」と上機嫌

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★スズカレビン号を引いていたのはあの福山の3000勝ジョッキー・岡崎準元騎手。これは良いネタになったと思っておりました

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 皆川麻由美元騎手なんかも遠征競馬で良い結果を残す“強運タイプ”でしたが、鈴木騎手はそれを上回る“超強運タイプ”なのかもしれません。

 2月28日には佐賀競馬場で女性騎手招待レースが行われるそうで、鈴木騎手も出場予定との本人談。次は他の女性騎手たちも簡単には勝たせてくれないでしょうけども、強運を武器に面白いレースを見せてほしいですね。

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 佐々木竹見カップの方は・・・と書き始めるとなんだか付け足しのようで申し訳ない。佐々木竹見カップでの村上忍騎手の成績は総合9位と、昨年の8位からひとつ順位を落とした格好でした。

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 2戦の着順は7着・8着。ただ、どちらももうひとつふたつは順位を上げられていいレースをしていましたし、もしそうであればもっと上位になっても良かった。
 あとは「運」の部分になってくるんでしょうね。より良い馬を引き当てる、という事もあるし、レースで良い展開になる・良い状況になるという点もあるでしょう。なかなかこういう騎手対抗戦で上の方に入れない村上忍騎手ですが、恐らく、ちょっと運が味方してくれればいつでも表彰圏内に入ってくるくらいの段階にはなっていると思います。

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 今年の竹見カップの覇者は山崎誠士騎手。二年前に続き自身二度目の総合優勝でした。ちょうどこの名古屋の鈴木麻優騎手のように2戦して1勝3着1回の成績は安定感がありましたね。

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 現地で雑談をしていて気付いたのですけども、佐々木竹見カップはこれで6年連続して南関東の騎手が総合優勝しています。09年の内田博幸騎手も加えていいでしょうから事実上7年連続。他地区の騎手が総合優勝したのは08年の菅原勲騎手が最後です。
 過去13回中で純粋に「他地区」の騎手が制したのは3度のみ。実は08年の菅原勲騎手は当時南関東で短期所属騎乗中で、それも除外するとしたら2度のみとなってしまいます(04年の鮫島克也騎手と07年の武豊騎手)。
 このレースに出てくる位のジョッキーはもう“左回りだから”泣き言を言うようなレベルの人たちではないですが、それでもやはりちょっと個性的な左回りコースである川崎競馬場が舞台ということで、思った以上に「地の利」が大きいシリーズなのかもしれない・・・と改めて感じた今年の佐々木竹見カップでした。





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最終更新日  2015年01月30日 01時00分02秒


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