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2015年03月12日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 ここのところずっとオーストラリアの競馬の話を文字数制限一杯使って書いてきて、読んでいる皆さんもオージーの話は食傷気味かと思いますので、今回は岩手競馬の話に戻ってあっさり目に。

 10日の火曜日、盛岡市内のホテルで『2014 IWATE KEIBA AWARDS』の表彰式・祝賀会が行われました。
 近年は4月に入ってすぐの頃合いで開かれていましたが、今年は成績算定期間が変わった事もあって3月上旬の開催となりました。4月頭だと年度替わりが重なってめちゃくちゃ慌ただしかったですからねえ。ゆっくり見ていられる・・・という点ではこれくらいの時期がいいですな。

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★こちらはナムラタイタンの関係者の皆様。おめでとうございました


 表彰式の中では新シーズンのキャッチフレーズも発表されました。それは

『ENJOY! 岩手競馬』

 でございます。

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★ENJOY!

 ここのところ“格調高い路線”の展開が続いておりましたが、一転してカジュアルな路線になりました。新シーズンのCMもずいぶん“ユルい”感じからスタートする模様。どんな1年、どんなシーズンになっていくか?ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。

 昨年の各部門表彰馬の名を改めて載せましょう。


 2歳最優秀馬 ・・・ ロールボヌール
 3歳最優秀馬 ・・・ ライズライン
 最優秀ターフホース ・・・ シルクアーネスト
 最優秀牝馬 ・・・ コウギョウデジタル

 いずれの馬も今季も岩手で闘うというお話です。
 まず年度代表馬ナムラタイタン。2015シーズンの前半は昨シーズン同様に赤松杯(4月11日・水沢)で始動してシアンモア記念(5月10日・盛岡)→みちのく大賞典(6月21日・水沢)の路線で進む事になりそう。
 昨シーズン後半のナムラタイタンは、北上川大賞典を勝ったとはいえ桐花賞では2着に終わるなどちょっと物足りなさも感じさせましたから、同じローテーションで進むこの春、昨年と同じような「強さ」を見せつける事ができるかどうか?が、見ている側・送り出す側どちらにとっても焦点になると思います。

 コミュニティのようなライバルにがんばって欲しい、そんな“向かっていく方”に判官贔屓的に肩入れしたい気持ちもあって当然ですけども、しかし強い馬がきっちり強さを発揮してくれないことにはそういう構図も成り立ちません。やはり何といってもナムラタイタンがいい走りを見せてこそレースの面白さが増すというもの。年度代表馬のジンクスもまとめて吹き飛ばす活躍を期待したいですね。

 3歳最優秀馬のライズラインは南関1戦で岩手に戻り、こちらも赤松杯で復帰初戦になる見込みです。マイラーとしての性能を発揮しつつある同馬にとって1600mの赤松杯は手頃な条件であり、また続くシアンモア記念もマイルの戦いですから、赤松杯での対ナムラタイタン、それでどれだけやれるか?が非常に重要。休み明けのナムラタイタンに対してはいわゆる“使われた強み”もありますし、ライズラインの走りにも注目しておきたいです。

 最優秀ターフホースのシルクアーネストは近々帰厩するそうですが、芝の重賞を目標にしつつじっくり・・・というスタートになるのでは。昨秋の芝短距離重賞を2勝したダブルスパークも戻ってきているそうで、芝の短~マイルでは昨秋同様に村上昌幸厩舎勢が存在感を示してくれそう。

 最優秀牝馬のコウギョウデジタルは、使い出しはちょっとゆっくりになるかもしれません。ただ、もともと気温が上がる時期になってから調子を上げるタイプの馬ですから、7月のフェアリーカップの頃に状態が良くなっていれば・・・でいいと思います。


 ロールボヌールが戻ってきたのは嬉しいと思うのが半分、南関東でどれだけ戦えるか?を見たかったのが残念と思うのが半分。いや、正直に言えば嬉しいのが1/4、残念なのが3/4くらいですねえ。とはいえ遠征挑戦のチャンスはこの先もまだまだありますから、ここはまずロールボヌールの復帰を、順調な再起動を、楽しみにしたいと思う事にしましょう。

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 表彰式の会場には小林俊彦騎手も姿を見せていました。昨年の5月25日に落馬負傷し、その後実戦を離れていた小林騎手。元気なお姿を久しぶりに拝見したのは嬉しかったのですが、「騎手」としてコース上で見る機会はもう無いかもしれません。
 小林騎手は調教師試験を受験済みで、この17日の結果発表を待つ立場になっており、無事合格となれば新シーズンは「小林俊彦調教師」として迎える事になります。
 もともと昨季をもって引退・調教師に・・・を考えておられたようで、例え怪我が無かったとしてもこれがある意味既定の路線だったわけですが、それにしても3788勝も挙げた騎手がラストランらしいラストもなく去っていくのはちょっと残念。特別開催は乗らないよ、とおっしゃってましたけど、少しばかり気が変わってくれないものかと思ってみたり。

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★小林俊彦騎手の現時点での“ラストWIN”、2014年5月24日の7R

 一方、阿部英俊騎手が実戦に復帰するというニュースも。阿部騎手は2013年11月30日の落馬負傷以降、1年以上にわたって再起を目指して来ましたが、約1年4ヶ月ぶりにそれが実現する事になりそうです。10日に行われた能力検査にも騎乗していて“ついに!”という感じにもなってきました。

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★昨年の7月頃の阿部騎手。この頃はまだメドが立っていなかった



 そしてもう一人。小林俊彦騎手がいなくなったとしても「小林」の名は残ります。この春デビューする小林凌候補生です。

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★小林凌候補生(競馬場実習時の写真)

 競馬場実習中の評判がなかなか良くて、誰に聞いても「初勝利は早いんじゃないの?」という小林凌騎手。通常通りであれば水沢の2開催目(4月18日~)のデビューになります。





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最終更新日  2015年03月13日 00時12分52秒


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