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2015年04月09日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 4月4日に新シーズンの開幕を迎えた岩手競馬。気温の上下が激しい、いかにも春先という天候の元での3日間でしたね。関東地方で時ならぬ雪が降ったように岩手も妙に冷え込んだりしていますが、それでも春の到来は例年より少し早めかなという気配です。水沢競馬場の桜並木の公開も例年より一週間早い4月18日・19日に設定されました。今年はどんな景色を見せてくれるのでしょうか。

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★恒例・開幕セレモニー

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★天気が良かった土曜日はご家族で競馬をお楽しみの姿も

 開幕早々ですが早速行われた二つの重賞の結果を振り返っておきましょう。まず4日・土曜日に行われた3歳牝馬の重賞「あやめ賞」。ここは1番人気グッドギアーが人気に応えての4馬身差快勝でした。

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★あやめ賞優勝・グッドギアー

 前走では牡馬も破って順調なスタートを切っていた同馬。重賞制覇に向け力が入った一戦は初対戦となる転入馬たちとの力関係がひとつの焦点になりましたが、それも難無く退けての勝利。現状の3歳牝馬戦線では最右翼、最上位の位置を確かなものにしたといっていいでしょう。

 グッドギアーは昨年のホッカイドウ競馬在籍時にも見た事がありますが、正直言ってそんなに印象に残る馬ではありませんでした。
 今から思えば、旧地在籍11戦して1勝のみではあるものの1番人気に推された事が2度ありますし、走破タイムも悪い方ではなかった。岩手に来てからの6戦5勝2着1回という成績は世代レベルの差もあるのでしょうが、彼女の本来の力が時間と共に発揮されるようになった・・・と考えたいところです。

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★昨年7月のグッドギアー

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★今回のグッドギアー。ひとまわりがっしりした感

 馬主の川村初美さんはこれが馬主生活二十有余年にしての初の重賞タイトルとなりました。本当におめでとうございました。
 また、管理する櫻田康二調教師は、先日引退したトウホクビジンの岩手時代の管理調教師でもありました。グッドギアーもトウホクビジンのように育ててほしい・・・と言うのは気が早すぎでしょうか。

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★表彰式後、美人時計の皆さんと。櫻田康二師(左)・川村初美氏(右)


 4月5日には同じく3歳重賞の「スプリングカップ」が行われ、こちらは転入初戦だったシークロムが優勝しました。断然の一番人気に推されたスペクトルを1馬身差競り落としてのV。重賞2勝馬を相手に一歩も引かぬスピードを見せつけての勝利はなかなか強烈な強さでしたね。

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★スプリングカップ優勝・シークロム


 馬体の雰囲気なんかがロッソコルサに似ていて、1400~1600mあたりのレースとか、あるいは芝も面白いんじゃないかなあと思ったりもして、いろいろ書こうと思っていたのですけども、これを書くにあたって調べるとなんとすでに門別に移籍済み(!)。
 いや、シークロムの千葉幸喜厩舎はあのロールボヌールがいる厩舎でもあり、路線が重なる事になるこの馬を北海道に移すかも・・・とはレースの直後に既にうかがってはいたのですが、それにしても決断が早い。とするとここでは、ホッカイドウ競馬開幕日の北斗盃での活躍を期待します・・・となるのかな。

 あやめ賞・スプリングカップ共に、勝てなかった馬にも目を向けておきたいです。例えばスプリングカップで2着に終わったスペクトル。確かに結果は敗戦ですがレース内容は今後の目処がはっきりと立ったと言って良いものでした。

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★スペクトル(スプリングカップパドック)

 自分は、この馬はいわゆる「気」で走る面があるタイプ、ゆえに久々の実戦となる今回は力を出し切れない可能性がある。そう判断して印を対抗に留めました。加えてライバルのほとんどが春の一叩きを済ませていたのに対しスペクトルは1月4日以来の実戦。まずはそのハンデの分があると考えました。
 しかし、実際は非常にいい行きっぷりで相手に立ち向かっていった。馬の気配、身のこなしなども昨冬よりずっといい雰囲気でした。それら部分がひと冬越した成長なのでしょう。これなら次戦以降はより良いレースができる、と判断していいでしょう。

 あやめ賞では、2着トーホクフェアリーはいつも通り混戦でしぶとい走りを見せています。3着クリールジェニーは先行して最後失速気味も半年ぶりの実戦としては上々でしょう。4着リュウノヒカルは最後凄い脚を繰り出しており、あとちょっと運があれば2着くらいまでは十分に有り得たのではないでしょうか。

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★クリールジェニー(あやめ賞返し馬)

 と、この辺から考えると、3歳牡馬は今年も「ロールボヌール対スペクトル」になりそうな気配ですけども、3歳牝馬戦線は、現状グッドギアーが頭ひとつ抜けているとしても、それに次ぐグループはまだまだ定まらないのかなという印象です。





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最終更新日  2015年04月10日 04時03分09秒


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