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2015年05月14日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 今日は盛岡競馬場を離れた所の話題をしたいと思います。

 まずは12日の火曜日に行われた騎手たちによる「田植え」のお話から。

 「騎手が田植えって??」と字面の並びに驚かれるかもしれませんが、ホントにそのまま田植えです。奥州市江刺区にある田んぼの一角をお借りして岩手競馬の騎手たちが田植えに挑んで来ましたよ。

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 もちろんこれには前段のストーリーがあります。昨年8月、高知競馬から岩手競馬「ファーストキッス」というお米が届けられ、それを岩手競馬の騎手が2合分ずつ袋詰めして、岩手競馬のファンの皆さんにお配りした・・・という事がありました。

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 「ファーストキッス」は・・・ここで説明するよりも「高知競馬 米 ファーストキッス」とか「赤岡騎手 米 ファーストキッス」とかで検索してもらった方が、関連する画像もセットで出てくるから話が早いと思います。
 昨年そのお米を頂いたので、お返しの意味も込めて岩手のお米を贈ろうというのが今回の田植えの趣旨でした。

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★田植え開始を前に記念撮影

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★苗の植え方を教わる騎手たち

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★プロテクターではなくかごをつけて

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★最初は悪戦苦闘しつつも徐々に手際が良くなっていきます

 “意外”な腕前を見せたのが千田洋騎手。千田騎手は水沢農業高校の出身なのですが、同校伝統の『水沢農業高等学校田植競技会』に出場経験があるんだとか。水農出身の騎手は他にも陶文峰騎手とか菅原俊吏騎手とかもいますが彼らは競技会に出てないそうで、ここでは千田騎手の軽やかな“田植えテクニック”が際だっておりました。

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★泥の上をスイスイと移動しながら植えていく千田騎手

 ちなみに今年の水沢農業高等学校田植競技会は5月21日の木曜日に行われるそうです。今では『全日本田植選手権大会』という形で水沢農業高校のみならず他の高校や一般団体も含めた大きな大会になっているとか。来週かあ。見に行ってみようかな・・・。

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★足跡で凄い事になっていますが、このあとコンバインで綺麗にされておりました

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★泥だらけの足!

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★テレビのインタビューに答える南郷家全騎手と山本聡哉騎手




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★現役時代の菅原順騎手

 田植えのやり方を教えてくれたのは菅順さんのお父様でして、つまりある意味田んぼからなにから全て“岩手競馬関係”の人たちの手を経て作られるお米・・・というわけですな。今回植えたお米の収穫は9月半ば以降とのこと。どんなお米が獲れるのか?楽しみです。


 田植えを見届けた後は水沢競馬場へ移動。水沢競馬場では約一週間の工期でコースの砂の入れ替え・改修作業が行われている・・・というのを見学に寄りました。

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 行ったのは最初にも書いたように12日の火曜日でしたが、この時はコース上の砂が取り払われて路盤がむき出しになった状態。見慣れた「砂」がないコースは、遠目に見れば色合いはだいたい同じようなもの・・・とはいえ、やはり違和感というか、いつもと違う感じがします。

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 この路盤面、大型トラックや重機が入っても轍とかができてない事で想像できるとおり、かなりしっかりとした固さがあります。水沢の場合はこの上に砂が11cm程度の厚さで敷き詰められる事になりますが、写真の路盤面やその下の砕石層も含めた厚さに比べれば表層の砂の部分の厚さは「微々たるもの」と言っても良いくらい。

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★パドック部分との段差がだいたいコースの砂の厚さ

 ダートコースって見た目なんとなく「柔らかい」ようなイメージがあるかもしれませんけども、実際は道路と同じような作りで非常にしっかり・がっちりしております。芝コースも同様。それくらいでなければレースや調教、天候の変化に耐えられないのです。

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★これは盛岡のコース断面模型。目に見える「砂」は全体の中ではこれくらいのものです

 コースの改修作業の大まかな流れは、「コースの古い砂の除去」→「路盤面の補修・整正(路盤面の狂い等を直す)」→「新しい砂の敷均し」を行い、そして最後にハローをかけて完成。もちろん、それぞれのプロセスの中でも細かい修正や調整を加えながら仕上げていく事になります。

 同様の工事は水沢競馬場では2010年の10月に行われていて、今回の作業は約4年半ぶり。ちなみに水沢競馬場のダートコースの面積は約2万8700平方メートルで、それに対して所要の砂の量は約3100立方メートルだそうです。
 これをよくある「25mプールに換算すると」で計算すると約8個分。・・・意外と少ない?でも重さで言うとだいたい6000トンくらいになりますよね。ちょっとしたカーフェリーくらいの船一隻分です。そう言うと多く感じますか?

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★せっかく(?)なのでゴール板のそばまで行ってみる。スリットカメラ用の反射板は取り外されております

 今回の工事は来週火曜日までの予定で行われます。次回・6月の水沢開催からは新しい砂が敷き詰められたコースでのレースを見る事ができるでしょう。





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最終更新日  2015年05月15日 00時07分18秒


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