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2015年05月18日
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カテゴリ: 大川 充夫
ミツオーです。早くも蚊に襲われています。どう退治してくれよう。

さて、わたくし先週の日曜・火曜(10日・12日)は、金沢競馬のレース実況を担当しました。

じつは、金沢競馬を担当するのは今年に入ってからはこれが初めて。3月末に開幕した2015年金沢競馬も、4開催14日間がすでにおこなわれ、わたしが担当したのは今年の5開催目の初日・2日目でした。

あまりにご無沙汰してしまったため、地元の関係者の方々からは、

「もう来ないかと思いましたよ」
「見捨てたのかと思った」

などと冗談めかした苦情(?)をいただきましたが、そういうわけではありません。社内の都合でこうなってしまっただけです。来週もまた行きますので、ご容赦を(←何をどのように?)。


開幕して5開催目となる金沢競馬。

その間、重賞レースとしては4月19日に古馬の2000メートル戦・スプリングカップがおこなわれ、以前ここでもご紹介したナンディンが勝ち、自身の初重賞タイトルを手にしました。



昨年暮れの中日杯でケージーキンカメ・ジャングルスマイルにつづく3着となったナンディンが、ふたたび彼らと対決する前に、挑戦者中の第一人者(という表現はヘンですが)たることを確定させたカタチになりました。

  • ナンディン20141012.jpg




  • そのナンディンについて、管理する佐藤茂調教師は、

    「力はついてきていると思いますよ。使い出しが遅かった馬だから、まだ成長力はあると思っています。調子は、春先より上がってきて、体調もよくなってきた。
    今年ここまで一線級と手合わせしていないので、そこはやってみないとわからないですけど」

    と、昨年は敗れた「一線級」との力差がどのくらい縮まったか(あるいは逆転したか)、対戦するのを楽しみにしているようでした。

    そのナンディンと、昨年は2走のみで、6月の百万石賞以来休養していたナムラダイキチが、 明日の特別戦で対戦します

    ナンディンと「一線級」との対決は百万石賞になるのかな?と思っていたのですが、一足先にナムラダイキチとの顔合わせが実現します。…もっとも、明日のレースについては、ナンディンとナムラダイキチの力関係云々よりも、休養明けのナムラダイキチの走りが好調時と比較してどの程度か、ということのほうが気にかかるところ。

    復帰戦のナムラダイキチvs.ナンディン。
    非常に楽しみです。


    なお、金沢競馬上半期の大一番・百万石賞は6月14日におこなわれます。
    復帰が待たれる ケージーキンカメ 、明日復帰の ナムラダイキチ 、オグリキャップ記念5着から巻き返したい ジャングルスマイル 、そして新勢力の ナンディン アキレウス 。こうしたメンバーがこぞって出走となれば、非常に興味深い一戦となります。フルメンバーの百万石賞を期待しましょう。


    ところで、今年の金沢競馬リーディングジョッキーあらそいは、例年と違った様相を見せています。

    今年ここまで
    1位 平瀬城久
    2位 藤田弘治
    3位 田知弘久
    4位 青柳正義
    5位 中島龍也

    2014年
    1位 吉田晃浩
    2位 藤田弘治
    3位 青柳正義
    4位 吉原寛人
    5位 米倉知

    2013年
    1位 吉田晃浩
    2位 吉原寛人
    3位 藤田弘治
    4位 青柳正義
    5位 畑中信司

    2012年
    1位 吉田晃浩
    2位 藤田弘治
    3位 畑中信司
    4位 桑野等
    5位 青柳正義


    2008年から2011年まで年間2位、2012年から昨年まで3年連続で年間リーディングの吉田晃浩騎手が、今年の開幕シリーズで落馬。頭部に大きなダメージを受けてしまいました。

    吉田騎手は、「現在はリハビリをがんばっている段階(佐藤茂師)」だということです。一時は意識のない状態が続いたと聞いていましたが、どうやらそうした危険な状態は脱したようで、そういう意味では一安心。

    が、ナンディンをふくめ、吉田騎手が勝利にみちびいてきた(あるいは、これからみちびくハズだった)馬たちに他の騎手が騎乗しています。
    現在トップの平瀬騎手は、

    「吉田くんがケガして、その乗り馬とかまわってきたので…トップにいるのは、たまたまです」

    と言います。
    平瀬騎手自身も、昨年、落馬事故で頭部にダメージをうけました。その影響は今もいくらか残っているのだそうで、

    「自動車を駐車するときに、まっすぐ停めたつもりなのに少しまがってたりする」

    のだとか。レース中にそうした影響が出ないよう、常に気をつけていなくてはならないと話してくれました。
  • 平瀬城久20140720-3.jpg

  • 写真↑は昨年7月、ケガから復帰した直後の平瀬騎手。事故やケガの影響について語っているところです。


    昨年の中島騎手に続いて、今年も新人騎手が加入した金沢競馬。
    今年デビューしたのは、栗原大河騎手と柴田勇真騎手。

    「レースの流れとか、徐々に慣れてきました。最初はワケわかんなかったですけどね(柴田)」

    「レース感覚というか…そういうのは教養センターにいたころよりは、ついてきたかなと(栗原)」

    懸命に成長中です。

    「もっと勉強して、いいレースをしていきたいなと。逆に言うと、ヘンなレースをしないように。期待に応えられるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします(柴田)」

    「1つでも多く勝つことですね。栗原大河は買わなきゃな、っていう騎手になるので、応援よろしくお願いします(栗原)」

  • 栗原大河と柴田勇真20150510.jpg

↑栗原騎手(左)と柴田騎手(右)。傾斜地に立っているため身長差があるように見えますが、実際はこんなことはありません。柴田騎手のプロテクターにはピンクで「勇」の文字が。「馬具屋さんに頼んでつけてもらいました」見えないところにするのが本当のオシャレってこと?かな?



口をそろえて

「ファンのみなさんの声援があたたかい。先輩たちがやさしい」

という新人2名。
それぞれの師匠は、

「強引でもいいからガンガン行けって言ってるんです。言うこと聞くし、性格もいい。馬主さんに頼んで、どんどん乗せようと思ってます。乗らなきゃ上手くならないからね(高橋俊之調教師=柴田騎手の師匠)」

「減量騎手なんだから前々に行くように心がけるよう言ってます。先行してダメでも、それが次につながると思って、引いたらダメだと。明るいし、厩舎でもみんなに好かれてますよ。他地区の新人に比べても、多く乗ってるほうでしょ?みんな乗せてくれるんだから、それに感謝して早く上手くなれって言ってます(菅原欣也調教師=栗原騎手の師匠)」

と、若い力に期待をよせ、騎乗馬を多数用意するなどバックアップに余念がありません。


北陸新幹線開業で注目を集める金沢。
関東平野にお住まいの方も、そうでない方も、ぜひこの機会に金沢競馬本場へご来場ください。新幹線だと、ホントに近いですから。





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最終更新日  2015年05月18日 10時04分45秒
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