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2015年05月29日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

坂田さんのブログ に書かれていましたが、今週は北海道トレーニングセールが開催されました。オークスが終わり、その足で羽田空港から北海道に戻りましたが、気温差があり肌寒く感じました。

 昨年は札幌競馬場がグランドオープン前の状況で、函館競馬場での実施となり、前年より79頭減の上場頭数だったことから、前日に馬房へ出向いての馬体チェックが可能で、1日のうちに公開調教と競りが行われました。しかし、2年振りに札幌競馬場で開催された今年は、一昨年より5頭増え、前年比で言えば84頭増となる、過去最多の267頭の上場頭数を集めたので、25日は公開調教、26日が競りという形で実施されました。

公開調教.jpg
(公開調教をスタンドから撮影した様子)

 公開調教の日は、とにかく風が強く、直線は追い風だったこともあり、好タイムが連発しました。とはいえ、風だけの問題だけでは時計は出せません。トレーニングセールへの意識も、出す側はかなり変わってきました。時計だけでは売れる時代でもなく、血統背景や馬体もチェックする訳ですから、競走馬として育成されている馬たちと同じメニューをこなし、いつでも入厩できる態勢を作り上げた調教を施されている馬ばかりです。

 以前は、トレーニングセールで取引された後、購入した後に作り直す作業をする人たちが多かったんですが、近年は即戦力としてきっちり結果を残しています。取引馬をしっかり後追いしている人たちは、そのことをきちんと認識しており、売却率が年々上がっている点からも意識変化が見て取れます。

セール会場テープカット.jpg
(競り開始前のテープカットの様子)

トレーニングセールパドック.jpg
(鑑定台に向かう前は、パドックで最終チェックを購買関係者は行っています)



 公開調教で2Fの1番時計となる、20秒77をマークしたスウェプトオーヴァーボード産駒のプラススキーの2013は、残念ながら主取となりましたが、ホッカイドウ競馬でのデビュー(田中淳司厩舎に入厩予定)を目指す方針となりました。改めて、この馬がどのような競走馬として成長するか、しっかりと見届けたいと思います。

プラススキーの2013.jpg
(公開調教直後のプラススキーの2013)

 一昨年並みの売却率6割を目標としていた今回のトレーニングセールですが、売却総額は初の10億円超え、そして売却率は62.2%と好成績を収めました。詳細は、 馬市ドットコム をご覧下さい。

 さて、28日のホッカイドウ競馬は、「楽天競馬杯 第52回赤レンガ記念」が行われました。昨年までは1800mで実施されていましたが、今年は2000mで施行されました。道営記念と同じ舞台、そしてコスモバルク記念の再戦ムード。昨年、今年と違うのは、グランプリブラッドの存在でしたが、結果は昨年の道営記念のワンツーで決着。グランプリブラッドは3着でした。

 僕が採った時計は、

12秒8-11秒1-12秒0-13秒4-13秒4-13秒4-13秒0-13秒4-13秒5-13秒5

前半3F35秒9-5F62秒7、上がり3F40秒4

と、スタンド前はペースが少し速く、その後は淡々と流れたレースに。ウルトラカイザーは、課題の折り合いはクリアし、スムーズに運びました。直線に入る時、ウルトラカイザーを真ん中にし、内からキタノイットウセイ、外はグランプリブラッドが並び、直線の追い比べは大変見応えありました。一旦前に出たキタノイットウセイを、ウルトラカイザーが差し返して重賞連覇を果たしました。

 着差は僅かでも、今回のウルトラカイザーの勝利は、並外れた勝負根性を備えた馬がゆえのもの。シンザンタイプで、着差以上に強い競馬を常に見せるのが、ウルトラカイザーです。3歳時の小倉戦で穴馬券を獲らせてもらった思い出のある馬ですが、古馬になっても能力はさらに磨きが掛かっている印象があり、2年連続の年度代表馬は確実なものとする走りでした。

 さあ、いよいよ中央、地方ともにダービー直前!来週は大いにダービーを楽しみたいと思います。各地のダービー、楽天競馬でお楽しみ下さい!





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最終更新日  2015年05月29日 22時00分41秒


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