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2016年01月11日
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カテゴリ: 大川 充夫
大川ミツオーです。今年最初の担当です。今年もよろしくお願いします。

さて、まずはお詫びから。

あれから2週間がたちました。

「あれ」というのはもちろん、あの東京大賞典です。
わたくし、地方競馬唯一のグレードワン・東京大賞典の実況を担当させていただいたのですが、ご承知のとおりの体たらくでございました。本当に申し訳ありません。

ファンのみなさま、関係者のみなさまに、多大なご迷惑をおかけしたことと思います。

心の底からお詫びいたします。


あれだけ大きなミス。マイクをオフにしたとたん、本気で死にたくなりました。そのまま実況席(地上6階)から飛び降りようかと思いましたが、満員のお客さまの中に身長190センチ近い大男が落っこちれば、さらなる大惨事となることは確実。これ以上迷惑かけてどうする。…かろうじて飛び降りることは思いとどまりました。

飛び降りこそしませんでしたが、それから常に胃が痛く、本当に誰にも顔向けできない思いで毎日を過ごしてきました。







これは却っていたたまれない。
あ、いや、例外がおりました。ウチの息子です。ええと、この3月で5歳になるんですけども。こいつが何度も言うのですよ。「間違ったよねえ」とか何とか。お前に何がわかる。くそう。


ミスをしたのはわたくしです。
言いわけも何もできません。

みなさまには気をつかっていただいた分、余計にご迷惑をおかけしております。重ね重ね、申しわけありません。
オマケに、というか、おそらくヘコみすぎてバイオリズムが極端に低下したからでしょう、風邪をひきまして、ノドを痛めました。年明けは声が満足に出ない状況まで悪化し、そのため、さらに多くの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
もうヤダ。死ぬ。ウソ。死なない。でも、もうイヤ。



そうやって日々が過ぎて、この7日。ウチの4歳児を除外すると初めて、この件について直接言及する方が現れました。

浦和の某調教師が、わたしの顔を見るなり

「どうしたらあんな間違いができるんですか」

と、笑顔でおっしゃったのです(というか、この方、常に笑っていらっしゃるような方なのです)。



ああああ、そのニコニコ笑顔でそれ言いますか?すみません、ホントすみません。お言葉頂戴して、また一段と胃が痛くなりました。ホントごめんなさい。



いや、この話を茶化してはいけませんでした。

「へたくそ」
「ヤメちまえ!」
「死ね」


ホント、死にたいです。ウソ。死なない。でも、もうイヤ。



あらためて、お詫びを申し上げます。
取り返しのつかないミスをしてしまいました。
心底反省しております。

あつかましいですが何とぞ大目に見ていただき、この仕事を続けさせていただきたく。
このたびは、本当に申し訳ありませんでした。



と。
お詫びはここまでとさせていただいて。



年明け、新春開催が全国でおこなわれました。
南関東地区は元日から川崎開催。
5日はJRA金杯当日で、開催はお休み。
6日から3日間は、浦和開催でした。

今回の浦和開催、開催メインは7日におこなわれた、3歳馬の重賞・第59回ニューイヤーカップでした。
このレースについては、古谷さんもすでに書いてくださったとおり。ですが、いくらか付け加えますと…。



このニューイヤーカップ、過去2年の勝ち馬は、

2014年 ファイヤープリンス 小久保智厩舎 見澤譲治騎手
2015年 ラッキープリンス  小久保智厩舎 吉原寛人騎手

オーナーはともに国田正忠さんでした。
つまり、今年は小久保調教師・国田さんの3連覇がかかっていたのです。



  • ワールドプリンス20160107.jpg

  • 5番人気におされましたが、9着(11頭立て)に敗れました。残念。
    もしワールドプリンスが勝っていれば、「年齢限定重賞の同一馬主・同一厩舎による3連覇」という極めて珍しい記録となったのですが。

    このレース、人気におされたのは、小久保厩舎(!)のアンサンブルライフでした。
  • アンサンブルライフ20160107.jpg

  • 小久保厩舎、このレース、3頭出しでした。3連覇狙う気満々です。いや、もしかしたら全然意識していないかもしれませんが。


    ほかにも、実はこのレース出走11頭中、8頭が地元・浦和所属馬でした。ちなみに、重賞戦線では苦戦が長く続いているイメージのある浦和勢ですが、昨年は

    12月22日のゴールドカップに7頭
    10月28日の埼玉新聞栄冠賞に5頭
    9月23日のテレ玉杯オーバルスプリントに5頭

    と、地元のレースを中心に、多くの出走馬を送り出すようになってきています。もちろん、南関東リーディング調教師である小久保師の活躍に負うところは大きいのですが、浦和勢全体が活性化してきていることも間違いありません。


    アンサンブルライフの単騎逃げですすんだこのレース、2番手からいい手ごたえで前に並びかけたタービランスが直線で堂々と抜け出します。
    観戦していた感じでは、このタービランスの走りにかなり余裕があり、後方グループの馬たちは、残り800メートルあたりから早々と手が動き始め、はたして追って行けるかどうか…と見えました。
    が、直線、抜け出したタービランスに大外から襲いかかった馬が1頭。道中、中団に位置し、気合をつけながらの追走と見えた、モリデンルンバでした。
  • モリデンルンバ20160107.jpg



  • タービランス20160107.jpg


  • 内・外、やや離れたゴールの態勢は微妙でしたが、アタマ差、モリデンルンバの差し切り勝ち。
    手綱をとった矢野貴之騎手は、

    「ゴールしてすぐ、森泰斗騎手に『変わってない(=差していない)よ』って言われたので、届かなかったと思ったんですよ」

    と話していましたが、実際、かなりの接戦。ゴール前、モリデンルンバの伸びがそれほど急激だったということは言えます。
    3着には同じく追い込んだジャーニーマン。アンサンブルライフは4着でした。
  • ジャーニーマン20160107.jpg




古谷さんも書いたとおり、上位はホッカイドウ競馬からの移籍組。例年どおり、もしかしたら例年以上に、今年の南関東3歳三冠戦線はホッカイドウデビュー組を中心にまわっていくのかもしれません。




南関東地区は、今日から「月曜~金曜 連続5日間一場一開催」の規則的な開催日程が始まりました。

今年も地方競馬を、競馬界全体を、よろしくご愛顧くださいますようお願い申し上げます。


そして。
わたくし自身、自分の仕事をしっかりつとめられるよう、あらためて精進いたします。お見捨てなきよう、よろしくお願い申し上げます。





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最終更新日  2016年01月11日 21時50分13秒
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