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2016年01月14日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 最近は同じような書き出しで始まっていて恐縮至極ではありますが、11日に岩手競馬の通常開催が終了しました。

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★“2015シーズン・ラストウイナー”はミラクルフラワー

 さしあたり昨年4月4日から今年1月11日までの発売成績は約223億円、対前年比92%ということになりましたが、12月31日のこのブログでも触れたようにこれはある意味JBCの「反動」によるもの。今年度分は3月の特別開催としてあと6日間の開催日が残っていますから何事もなければ230億円に乗るでしょうし、他場の伸びに比べるともう少し・・・と思わないでもないですが、震災の年・2011年は150億円を切る所まで落ちましたからね。そこからここまでならひとまず良しとすべき結果かと思います。

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★シーズン最終日恒例“餅まき(天候不良のため「餅配り」に)”に集まったファンの皆さん

 通常開催終了と共に騎手・調教師のシーズン成績も決まりました。2015シーズンの騎手リーディングは山本聡哉騎手が初獲得。調教師リーディングでは板垣吉則調教師が2年ぶり二度目の獲得となりました。

 騎手リーディングは山本聡哉騎手がデビューから11シーズン目での初獲得です。村上忍騎手とはシーズンを通して接戦が続き、二人の勝ち星の差がほとんど無い状態で入れ替わり立ち替わり・・・の争いになりましたが、冬の水沢開催に入ってからは山本聡哉騎手が首位を譲らない状態が続き、最後は9勝差を付ける「完勝」となりました。

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★リーディング獲得を他の騎手からもお祝いされていた山本聡哉騎手

 以前にもこのブログで触れたことがありましたが、これまでのこの二人の騎手リーディング争いは秋頃までは接戦だけれどそこから村上忍騎手が引き離して・・・というパターンが続きました。今季はそうならずに最後まで接戦を続け、そして逃げ切った所が山本聡哉騎手にとってはこれまでと異なる点・・・となるわけですね。
 今季の山本聡哉騎手は、以前のように村上忍騎手を徹底的にマークするような乗り方をしなくなり、なんというか、余裕を持って戦ってなおかつ勝ち星を増やしていったように見えました。シーズン後半頃になると村上忍騎手に接近されてもあまりプレッシャーを感じているようには見えず、一度くらい逆転されてもすぐ取り戻せる・・・くらいの余裕を感じたものです。

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 最終的に9勝差がついたとはいえ、今季の二人の勝ち星の差で「5勝差以上が2週以上続いた事」はシーズン末のわずかな期間だけですから、今季の結果をもって“世代交代”と言うにはまだ早いのではないかと思います。
 一方で、今季の山本聡哉騎手の“余裕綽々ぶり”はなかなかのものがありました。来季に村上忍騎手の反撃があるのか?あるいは山本聡哉騎手がリーディングの座を守るのか?それによって潮流が本格的に変わるかどうかが分かるのではないでしょうか。


 既報の通り、この勝利数は岩手競馬における調教師のシーズン勝利数を45年ぶりに更新する新記録ともなりました。同時に、それだけの勝利数を残しつつ勝率・連対率などでもトップクラスの数値を保っていた所も立派な成績だと思います。

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★114勝・新記録達成時の口取り。重賞・寒菊賞での達成でした

 結果的に板垣吉則調教師は4月以降一度も首位を譲ることなく、シーズン中盤頃からは2位以下との差をどんどん拡げていきました。例年ならばリーディング1位を争うラインになる80勝は9月の内に突破。11月21日に100勝到達、そして12月13日には114勝の新記録達成。12月だけで16勝と他の月を上回る勝ち星を挙げて“再加速”したのにはリーディング獲得・新記録達成に向けての意地を感じたものでした。

 今季の板垣吉則調教師はある意味新しいシステムの形を見せてくれたのかもしれません。来期以降は調教師リーディングのボーダーが過去よりも上がって、90勝・100勝というラインで争われるようになるかもしれませんが、それでもシーズン127勝という数字は当分の間は破られることのない金字塔として輝き続けるでしょう。

 騎手・調教師では他にも今後が気になる方がいます。まず騎手では関本淳騎手。1月11日、冬休み前の最終日の6Rでの勝利が地方通算1900勝となりました。
 現時点で既に岩手競馬の騎手歴代4位の勝利数なのですが、やはり注目は2000勝達成なるかどうか?現状の勢いならば再来年には岩手競馬史上4人目の2000勝ジョッキーが誕生する運びになります。

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★1900勝達成時のレースもなかなかにパワフルなものでした

 この2月で51歳、岩手では現役最年長騎手でもあるのですが、他の騎手に言わせると“とても50歳とは思えない”と舌を巻かせるような騎乗ぶりは健在。なんとかあと2年頑張って大台到達を達成してほしいものです。

 調教師では小林俊彦調教師。今季の勝利数は51勝、調教師リーディング10位なのですが、小林俊彦調教師が「開業初年」だった事を思えばなかなかの好成績。そしてなにより凄いのは勝率・連対率がトップだという点です。何度も言いますが今季開業初年の、それも他の調教師からは1ヶ月以上遅い5月半ばからスタートしてこの成績は非常に素晴らしいと言っていいものです。来季はリーディングのさらに上位を争うようになるのか?注目の存在になりました。

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★小林俊彦調教師は「初出走・初勝利」でもありましたね

 2015シーズンの年度代表馬をはじめ各部門表彰馬は2月半ば頃に決定の予定。そして馬・人の表彰を行う岩手競馬グランプリは3月上旬開催予定となっています。先に挙げた「人」の他にどんな「馬」達が表彰されるのかも楽しみにお待ちください。





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最終更新日  2016年01月14日 22時54分02秒


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