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2016年01月25日
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カテゴリ: 大川 充夫
ミツオーです。久々に大相撲中継を一生懸命見ました。

さて、わたくし現在、笠松競馬場でレース実況担当中です(仕事の合間に書いています)。わたし自身、今年初の笠松担当です。

全国的に極めてきびしい寒気の襲来をうけているこの週末から週明け、笠松競馬場のある岐阜県西濃地方もたいへんな冷え込みです。
今朝の気温は、笠松にほど近い岐阜市でも、マイナス5度くらいまで下がりました。

笠松競馬場も気温の低い状態が続いて、日中も実況席脇にある温度計はマイナスでこそないものの、やっと0度を上回っているかな?という程度。

ただ、心配された雪の量は先週水曜日ほどではなく、予定通り開催がおこなわれています。


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(今朝の笠松競馬場)
昨夜から今朝にかけて、岐阜県内、笠松でも雪が降ったには降ったのですが、覚悟していたほどのことはありませんでした。ありがたいことです。…たいへんな低温で路面が凍結し、わたくし出勤途中に3度も足をすべらせましたが。


このところ地方競馬は売り上げ好調であると伝えられています。笠松競馬もその例にもれず、売り上げは好調に推移しています。



売り上げ好調、となると、やはり所属人馬にもどんどん目立ってもらいたいところです。

が。

昨年、笠松競馬でおこなわれた13の重賞競走で、笠松所属馬の優勝馬は、なんと、ゼロ。
その年、笠松競馬場でおこなわれるすべての重賞で、地元の馬から1頭の優勝馬も出なかったのは、地元記者さんに尋ねても

「ちょっと記憶にないなあ。初めてなんじゃない?」

という異常事態。
ためしに調べてみると、1998年までさかのぼってみましたが、やはり1頭も地元馬による重賞優勝がない年は見当たらない。

笠松競馬場でおこなわれた重賞で、地元・笠松馬が勝った最後のレースは、おととし暮れのライデンリーダー記念(マルヨバナーヌ)。
古馬重賞となると、おととし8月のくろゆり賞(タッチデュール)まで、さかのぼらなくてはなりません。

地元記者さんもおっしゃっていますが、笠松で現在おこなわれている重賞の多くは、とくに古馬重賞は、他地区との交流重賞になっています。はるばる遠方から強豪がやってくるのは、見ているぶんには面白いレースが展開されてうれしいものの、地元厩舎関係者にとっては、かなり頭の痛い問題でしょう。

一方で、先週園田競馬場でおこなわれた、園田クイーンセレクションでは、笠松から遠征したベッロポモドーロが僅差の2着。笠松所属実力馬は、こうして他地区へ積極的に遠征に出る傾向があります。これもまた、地元重賞での笠松優勝馬が出ない要因のひとつではありそうです。



いずれにせよ、地元ファンにとって、そして地元関係者にとって、地元馬による優勝は待望のものとなってきています。

『名馬、名手の里』復活へ、地元馬の奮起が待たれます。



「名手」たちのほうは、どうなっているでしょうか?

数年にわたり、若きプリンスとして笠松競馬ジョッキーズを牽引してきた尾島徹騎手が、昨年、引退。調教師に転身しました。
人気・実力ともに全国レベルの尾島騎手の引退には、残念に思った方も多かったことと思います。引退の経緯については、本人の談話をここで少しご紹介したとおり。



おととし、自身初のリーディングジョッキーにかがやいた吉井友彦騎手。
同じくおととし、通算3000勝を達成したベテラン向山牧騎手。
そして昨年、通算1000勝を達成し、自身、「リーディングをねらいます!」と公言する佐藤友則騎手。

昨年の笠松競馬リーディングジョッキーあらそいは、この3名によって熾烈にくりひろげられました。
結果、吉井騎手が129勝で2年連続のリーディング獲得。
7勝差で向山騎手。佐藤騎手は少し差をあけられましたが、年間100勝を越えました。

今年はどうなるでしょうか?

吉井騎手には3年連続リーディングがかかりますし、向山騎手は、暮れに発表された日本プロスポーツ大賞功労賞受賞という、本人にとっても大きな励みになるであろう慶事もありました。佐藤騎手は、昨年のJRA遠征での勝利や金沢での重賞勝ちなど、地元以外での目だった活躍を今年も続けられるかどうか注目されます。

おそらく、今年もまた笠松リーディングジョッキーあらそいは、この3人を中心にあらそわれることになるでしょう。



ところで、2年連続笠松リーディングジョッキーとなった吉井友彦騎手ですが。
以前、話を聞いたところ、

「佐々木竹見カップに出たいんです!」

と話していました。
その思いは変わらず、昨年も「リーディングにならないと、竹見カップに出られませんからね」と言い続けていました。

今年の佐々木竹見カップジョッキーズグランプリは、明日、川崎競馬場でおこなわれます。
出場騎手メンバーの中に…吉井騎手の名前はありません。

選考の条件と過程がオープンにされていないので、なぜこのメンバーになったのか、細かいところはわかりません。が、単純に各地のリーディングジョッキーが選ばれた、というわけではないようです。
今年の佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ出場騎手を見ると、たとえば赤岡修次騎手は昨年の高知2位。
一方で、金沢首位の田知弘久騎手や笠松首位の吉井騎手は選ばれず。…少し、不透明感というか不公平感というか、そういうものがあるのは否定できません。

こうしたレースへの出場騎手選考は、完全に客観的な数字だけによるものにしてしまうと面白みに欠けるでしょうし、主催者・選考委員による恣意的な部分が大きくて当たり前だとは思います。
が、全国には、吉井騎手のように、ぜひともアレに出たい!!という熱意を持ったトップジョッキーが多くいるはず。彼ら自身にも、彼らを応援しているファンにも納得のいくように、選考過程をいくらかオープンにしていただけるとうれしく思います。

なんだか話がそれました。

2年連続リーディングジョッキーとなった吉井友彦騎手には、3年連続を目指してもらうとともに、活躍の場を他地区へもひろげていってもらいたいところです。
各地で活躍することで、名前も騎乗ぶりも広く認知されるようになるわけですし、地元・笠松ファンにとってもそうした活躍はうれしいものとなるハズです。…そして、もしかするとそうした活動こそが竹見カップ出場への近道かもしれません。


それにしても寒い。
いや、全国的に寒いんでしょうけども、それにしても笠松競馬場実況席、寒いです。
声が震えないよう、引き続き実況がんばります。





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最終更新日  2016年01月25日 14時19分57秒
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