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2016年06月16日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 13日の月曜日、盛岡競馬場で『スーパージョッキーズトライアル2016』の“本戦”、第1ステージが行われました。
 盛岡でSJTが行われるのは約2年ぶり。2014年の前回も雨でしたが、今回も同様に雨。前日までの暑さとはうって変わって肌寒い中での戦いとなりました。

 登場した騎手は14名。本戦から出場する12名と、ワイルドカードから進出してきた2名です。この14名の中から第1ステージ成績上位12名が次の第2ステージに進むことができます。

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★恒例・出場騎手の集合写真

 まずは岩手。山本聡哉騎手と山本政聡騎手。兄弟騎手のSJT同時参戦はもしかして初?
 山本聡哉騎手は昨年はワイルドカードから出場していましたが、今年は堂々“岩手リーディング1位”の立場での参戦です。

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 その昨年の山本聡哉騎手の立ち位置なのが山本政聡騎手。ですが、ワイルドカードは本来出場予定だった騎手の負傷辞退によるピンチヒッター的招集だったのが1位で本戦進出を果たしたのですから、ある意味昨年の山本聡哉騎手以上の強運・・・かもしれません。

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 北海道からは五十嵐冬樹騎手。岩手でもおなじみですね。しかしコスモバルクでOROカップを勝ったのは2007年、もう9年も前の話になってしまいました。

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 南関東。森泰斗騎手。先日の東京ダービーは残念でしたが、今季も南関リーディングを独走中。5月の『南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ』でも盛岡に登場していましたね。

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 矢野貴之騎手。おなじみです。ロゾヴァドリナとのコンビで盛岡の芝重賞を2勝、強い印象を残しています。

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 的場文男騎手は岩手でおなじみって言うレベルではなくもはや日本競馬界のレジェンド。SJTに11回目の出場は最多。

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 こうして見ると、南関東の騎手を岩手で見る機会がすごく増えているんだなあ、と改めて感心しますね。

 金沢の田知弘久騎手。盛岡初登場。っていうか東日本初登場ですね。騎手紹介の時、OROのスタンドを何度も見回していたのが印象的。左回りのコースも初めてのようで、ちょっと気にされていた様子でした。しかしそんな事はどうでも良くなるくらいイケメン。

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 笠松の吉井友彦騎手。一昨年、2014年はワイルドカードに出場しましたが本戦進出は果たせず。今回が“笠松のリーディングジョッキー”として初めての盛岡登場です。

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 吉井騎手は元々岩手でデビューした騎手です。在籍期間は2001年と2002年、岩手での通算勝利数は15勝でした。
 いろいろあって免許返上、その後笠松で再デビュー。そんな話を聞いた頃はリーディングにまでのし上がるとは思っていませんでした。
 笠松からの遠征馬の鞍上として岩手に乗りに来る機会が、実は年に1回くらいはあって、再デビュー後もわりとちょくちょく岩手で乗っていた吉井騎手なのですが、今回はリーディングの貫禄なのか、見違えた、昔とは全然違って見える・・・という職員さん達からの声が多数。いや、本当に立派になったよ吉井くん。

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★FBでも書いた吉井騎手の盛岡芝での勝利の時の口取り写真。2002年9月28日盛岡5R、2歳新馬戦でのもの

 名古屋の丸野勝虎騎手は2014年のSJT盛岡ステージを1位通過しました。あの時は13頭立て13番人気の馬を1着に持ってきた事がその原動力となったわけですが、そのミラクルの再現なるかどうか?に注目。

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 兵庫の川原正一騎手。岩手で騎乗する機会が意外に少ない方でして、岩手への参戦自体が2010年に盛岡で行われた時のSJT以来です。岩手にももっと来てほしい騎手ですよね。

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 高知の永森大智騎手。赤岡騎手に並ぶ高知の顔として名前が売れてきていますし、岩手でも昨年の『ジャパンジョッキーズカップ』登場で知名度が上がりました。袖の輪が片腕にしかない勝負服もこちらではちょっと珍しい。

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 九州・佐賀からは山口勲騎手。SJTは10回目の出場なのですが、実は盛岡からスタートしたSJTでは過去2回も“足切り(第2ステージに進めない下位2名)”の憂き目に会っている微妙な相性。しかし昨年の『ジャパンジョッキーズカップ』では盛岡で1勝を挙げているし、そんな相性は打破してほしいところです。

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 という前振りを経て。
 まず第1戦、シルバーサドル賞。ここは岩手の山本聡哉騎手が見事優勝を飾りました。

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 騎乗したモズフウジンは前走でも手綱をとっていましたが、出遅れて砂を被って・・・の敗戦。今回はその分の借りも返したい一戦でした。いつも以上のプレッシャーがかかったであろうレースにも関わらず慎重かつ大胆に押し通したレースぶりは見事と言っていいでしょう。

 第2戦はSJT初の芝での戦いになりました。盛岡の芝なら岩手の騎手に地元の利もある・・・と思っていたのですが、終わってみれば勝ったのは矢野貴之騎手。8番人気のマリノエトワールを楽に勝たせるあたり、さすがとしか言いようがありませんでしたね。

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 2戦の結果、第1ステージを1位で通過したのは矢野貴之騎手、26ポイント。2位は山本聡哉騎手で22ポイント。3位は真島大輔騎手、18ポイントでした。

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 1戦目で上位だった騎手が2戦目では揃って下位に沈み、結果的には「2戦とも掲示板確保」という騎手がなんと「0」。そのせいか20ポイント以上を獲っているのは勝ち星を挙げた2名のみ、10ポイント台に8人がひしめくという接戦の形で第1ステージを終えることになりました。

 レース自体も特に第2戦が大接戦で、1戦目でポイント下位、2戦目も混戦の中にいた騎手たちは自分が通過できたかアウトだったかでドキドキハラハラだった模様。
 田知騎手や吉井騎手が胸をなで下ろしていた一方、“足切り”に遭ってしまったのがなんと赤岡騎手と丸野騎手。SJT過去2回優勝の名手と2014SJT盛岡ステージ覇者の脱落には他の騎手たちも驚きを隠せなかったようです。

 SJTの後半・第2ステージは7月7日の名古屋競馬場で開催です。22ポイントを持っている山本聡哉騎手は「2戦とも掲示板確保」が、17ポイントの山本政聡騎手は「2戦とも掲示板確保、うち1戦は優勝」が総合優勝にむけた目標ラインになると思われます。
 昨年、僅差で総合優勝を逃した山本聡哉騎手に今年こそ・・・と願う一方、山本政聡騎手にも今回のようなせっかくのチャンスをモノにしてほしいとも思います。2人がそれぞれ1勝したら面白くなるんですけども、それは欲ばりすぎですね。まずは第2ステージへ、両騎手とも何事もなく出場できることを祈ることにしましょう。





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最終更新日  2016年06月17日 00時03分03秒


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