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2017年01月05日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 遅ればせながらあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 新年最初のブログ担当ですので改めてご挨拶をさせていただきました。皆様の新年はいかがでしたか?私の新年は、懐が酷寒にさらされ・・・。

 そんなことはどうでもいいですね。私の懐とは正反対に穏やかな年末年始ではありました。

 「雪が積もっていない正月競馬」は、近年は実はそれほど珍しくないんですが、それは前後には頻繁に雪が降ったり積もったりしていたけれど正月時期だけちょっと晴れが続いたから・・・という場合がほとんど。これだけ雪が降らない、暖かい天候が、それも年末年始に渡って長く続いたのは珍しい。
 水沢競馬場のスタンドにはシャッターがありまして、寒い時期は通路以外は閉めきっているのですが、この年末年始はずっと開いた状態です。雪はなくとも寒い、風が冷たいのが通例ですから、これはちょっと記憶にないくらい珍しい事なのではないでしょうか。

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★今年の1月2日。スタンドのシャッターが開いているのが分かるでしょうか

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★2015年の1月2日はこんな感じで寒々としていました

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★2014年の1月2日は雪のため開催打ち切り・・・

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★2010年の1月2日も降りしきる雪の中のレースになりました

 そのためコース状態も例年と違っていますね。前回のこのブログで「冬は田んぼ馬場」と書きましたが、今年の冬はほとんどそうなっていません。唯一、12月17日の大雪の後の18日くらいですよね。それも翌19日には水が浮いて見えるのはコースの一部くらいに回復していましたし。
 あちこちで聞いた話を総合するに、今年の冬は雨も雪もあまり降っていないうえにわりと乾燥している日が多かったのでコースが水を含んでいない。なので少々のことでは水が浮いてこないのではないか、と。12月17日のようなドカ雪でもない限りは極端な悪化はないだろう・・・という事だそうです。

 例年の冬の「田んぼ馬場」だとむしろ脚抜きが悪くなるので「ダート・不良」の一般的な印象とは逆に時計が遅くなるパターンが増え、またそんな馬場が合う合わない、得意な馬・不得意な馬の差が現れがちにもなります。今年の冬は普通の「不良」のように持ち時計勝負になりやすいですよね。


 話を年末年始に戻して。12月31日に行われた暮れの大一番・桐花賞はナムラタイタンが優勝。昨年に続いての連覇を達成しました。

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★桐花賞優勝/ナムラタイタン

 絆カップでナムラタイタンを破ったナリタポセイドンは休養入りして出走せず。3歳の雄エンパイアペガサスは移籍。残るライバルからもライズラインが当日出走取消となってしまい、ナムラタイタンにとっては戦いやすくなった印象がありました。
 結果、2着アントニオピサに1馬身3/4差はナムラタイタン陣営にとっては不満というか、良い状態の時ならもっと反応良く突き放していたのに・・・という手応えではあったようですが、なんにせよここは勝つ事それ自体に意味がある戦いですから、それをきっちり成し遂げたナムラタイタンの底力はやはり高いと、自分は改めて感じましたね。

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 なんといってもレース時10歳、翌日からは11歳になる古豪が、他馬の陣営をして「あの馬はやっぱりモノが違う」と言わしめるほどの強さを維持しているのですからたいしたものです。
 来シーズンも現役続行、恐らくレース数も絞る事になるだろうと思いますが、少ないレースであっても出てくれば強さを見せつける・・・そんな存在として君臨してくれるのではないでしょうか。
 若い馬が伸びてきてナムラタイタンを打ち倒すべき・・・なのかもしれませんが、でもこうして目標になる存在がそびえ立ち続けるのも望ましい姿だろうと思います。

 また、このレースで注目を集めたもう一頭、ナリタスーパーワン。2番人気に推されたのですが、見せ場らしい見せ場がないまま6着に終わりました。

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★ナリタスーパーワンの返し馬。この時点でもう落鉄しています

 実はナリタスーパーワンは返し馬で落鉄して、打ち直しのために一度引き上げて再度コースに出るという事が起きていました。レースでのちょっと集中し切れていないような走りは、発走直前に一度戻ってきたために馬の「気」が殺がれた、抜けた・・・せいなのかもしれません。
 本来岩手初出走になるはずだった白嶺賞が雪のため取り止めになって、桐花賞が初めての実戦。結果的にはそれが大きな誤算だったのでしょうね。
 この結果によりトウケイニセイ記念に出走してくる可能性が出てきたんじゃないかと思いますが、もし出走するのなら、今度は違った姿を見せてくれるはずです。


 年が明けて1月2日に行われた3歳重賞の金杯。こちらは当初8頭立てから2頭出走取消で6頭立てのレースとなりました。勝ったのはオールザベスト。ホッカイドウ競馬から岩手転入後3戦目での重賞制覇となりました。

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★金杯優勝/オールザベスト



 気になるのはこの先、春を迎えての3歳戦線でどうなるか?オールザベストの父Speightstownの産駒は短距離馬が多くほとんどの馬が長くてマイルまで。それ以上の距離で勝ったのは国内全産駒の中で1頭だけと、非常にはっきりとした距離適性を示しています。早い段階で1800m・2000mという距離への対応が要求される3歳戦線、オールザベストがどのようにこなしていくかは注目ですね。

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★芦毛の大流星がどう変わっていくのか?も楽しみ

 もうひとつ。騎手・調教師リーディングはどうなっているでしょうか。
 1月3日終了時点での騎手リーディング上位は、

■騎手リーディング10位まで(1月3日終了時点)
1位 山本聡哉 193勝
2位 村上 忍 178
3位 山本政聡 126
4位 齋藤雄一 110
5位 高松 亮 94
6位 阿部英俊 89
7位 高橋悠里 87
8位 関本 淳 66
9位 菅原俊吏 61
10位 陶 文峰 55


 1位と2位の差は15勝。残り3日ではもうひっくり返らないでしょう。山本聡哉騎手の2年連続リーディングは濃厚。
 それ以下の順位も変動がなさそうですが、唯一あるとすれば阿部英俊騎手と高橋悠里騎手の6位7位でしょうか。高橋悠里騎手は90勝に乗せて欲しいところ。



■調教師リーディング10位まで(1月3日終了時点)
1位 板垣吉則 83勝
2位 晴山厚司 80
3位 瀬戸幸一 66
4位 櫻田康二 63
5位 小西重征 63
6位 伊藤 和 61
7位 櫻田浩樹 56
8位 菅原 勲 53
9位 畠山信一 48
10位 千葉幸喜 47


 1位板垣吉則調教師と2位晴山厚司調教師の差は3。簡単ではないですが不可能な差ではないですし、勝ち星で並べば2着数でリードできる可能性も残っています。
 3位以下も接戦です。4位5位は2着数の差ですし、5位6位は2勝差、9位10位も1勝差です。この表には現れていませんが11位以下にも1勝差間隔でずらっと並んでおり、流れひとつで大きな変動も起こりそうです。
 調教師リーディングの方は最終日・最終レースまで目が離せませんね。

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 ちなみにこれが金杯の副賞になる「金杯」。もちろん本当の金でできていて、非常に柔らかいために丁寧な扱いがもとめられるそうです。





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最終更新日  2017年01月06日 02時10分38秒


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