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2018年01月26日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。

 今週は全国的に雪に悩まされたでしょう。僕は日曜から高知にいたので、東京の大雪には見舞われなかったんですが、高知から最終便で羽田に戻った時は、意外と雪はないに等しいぐらい、なくなっていました。今日は、昼の飛行機で羽田に飛び、大井に行くつもりでしたが、その時間帯まで空港周辺は吹雪いており、早々と欠航が決定。その後、天候は回復し、遅れたものの何とか夕方6時半に羽田に到着しました。明日以降の仕事に影響がないのが幸いです(-_-;)

 高知ではもちろん、「第32回全日本新人王争覇戦競走」がメインで行きましたが、21日には黒船賞選考競走となる「第7回大高坂賞」が行われるので、そちらも見たいと思って日曜から入りました。

 「大高坂賞」は9頭立てと少々寂しい頭数になりましたが、JRA1勝から昨秋に高知へ移籍し、「高知県知事賞」でも3着に健闘したティアップリバティが、逃げるカイロスを勝負所で内から一気に交わし去り、その勢いのまま直線は独壇場。6馬身差をつけて重賞初制覇を飾りました。


(大高坂賞の表彰式の様子)

 第1回と第2回は福山で行われ、第3回から高知で行われるようになった「大高坂賞」ですが、今年を入れて5回のうち、赤岡騎手は4年連続での勝利と相性抜群のレース。

「県知事賞の目に見えない疲れなどの心配や、一気の距離短縮で追走に苦労しないかという不安もありましたが、全くそんなところを垣間見せない良い状態でした。普段の攻め馬は大人しいそうですが、パドックや返し馬では気が張るタイプのようです。それでも、普段よりましな方でした。速い馬が揃っていたので、砂を被る形になりましたが、怯むことなく集中して走っていましたし、本当に強い内容でした。今後が楽しみです」

と、レース後に赤岡騎手は話していました。2着に敗れたカイロスの佐原騎手は

「スタートを決めて楽に先手を取ることができ、マイペースで運べました。ただ、勝負所で赤岡さんがあっという間に交わし去り、抵抗することができませんでした。交わされた後も気を抜かず、2着を確保できたのは力のある証拠ですが、勝ち馬には完敗でした」



 さて、ティアップリバティの今後ですが、

「県知事賞をピークに持っていったので、距離短縮など心配な点は結構あったんですが、想像以上の勝ち方ができてホッとしています。この後はリフレッシュさせますが、馬の体調を見極めて、黒船賞も含めて次走を決めたいと思います」

と、打越調教師は話していました。この日の馬場状態は「重」とはいえ、脚抜きはあまり良くなく、全体に時計は掛かる1日でした。1分30秒を切った「大高坂賞」は、この日の馬場状態を考えれば優秀な内容と言えます。

 そして、23日は「第32回全日本新人王争覇戦競走」が行われましたが、前日にかなりの雨が降ったものの、夜のうちに止んで、当日は天気に恵まれました。


(今年の出場騎手による集合写真)

 JRAからは、木幡巧也騎手と坂井瑠星騎手が参戦。地方ジョッキーは、山本咲希到騎手(北海道)、鈴木祐騎手(岩手)、木村直輝騎手(岩手)、保園翔也騎手(浦和)、中越琉世騎手(川崎)、加藤聡一騎手(名古屋)、塚本雄大騎手(高知)、山口以和騎手(佐賀)が出場しました。

 第1戦、第2戦ともハイペースとなり、後方から進んだ馬が上位争いを演じました。第1戦は、坂井騎手が騎乗したスティルフルが、早め先頭に立ったアキノリーツリーを差し切りました。続く第2戦は、普段より後ろからレースを進めた加藤騎手が騎乗したサウスディアマンテが、勝負所から一気にスパートして息の長い末脚で1着となりました。2着以降は大接戦、内を突いた木幡騎手のヤマニンアドルフォが、最後方から追い込んできた保園騎手のナチュラルキラーの追撃を退けて2着となりました。

 第1戦は5着ながら、第2戦を制した加藤聡一騎手が、見事に第32代新人王に輝きました。2位は、地元の塚本雄大騎手が、第1戦2着、第2戦4着と堅実に駆け、同じポイントの場合は第2戦の結果が重視され、7着に敗れた坂井瑠星騎手が3位となりました。


(第32回全日本新人王争覇戦競走の表彰式の様子)

「第1戦で馬場の傾向を掴むことができ、第2戦は外を回る競馬をしようと思い、後方からでも慌てずに馬の力を信じて騎乗しました」

と加藤騎手。デビューイヤーから大活躍の加藤騎手ですが、大きな目標を立てながらもきっちり結果を残す有言実行タイプの大物。それでも謙虚な姿勢で、向上心が高い点に、ポスト岡部誠騎手の期待が高まります。



 「全日本新人王争覇戦競走」が終わると、すぐ高知龍馬空港に移動して羽田へ飛び、翌朝に新千歳空港へ。高知は寒いと言いながらも、やはり北海道の寒さに比べれば全然(-_-;) 氷点下二桁を示し、道路も凍結していたので、運転に大分気を使いました。28日の東京9R「セントポーリア賞」に、ホッカイドウ競馬からハッピーグリンが出走しますが、24日の朝に追い切りを行いました。その様子は、​ こちら ​をご覧下さい。服部騎手が騎乗し、単走で3F36秒2-23秒5-12秒1をマーク。緩やかなコーナーのところで手前を替えるのがギコちなく、フラフラしていた感じはありましたが、速い時計を出す時はいつも見せる様子で、気にする必要はないとのことでした。

「全日本2歳優駿後は4、5日ほど休んだぐらいで、門別競馬場で調整してきました。13日には坂路3本目で山本咲騎手を乗せてテンから一杯に追い、単走で3F35秒8-23秒7-12秒4をマークしました。中央馬と戦う上で、負荷を掛けて調整する上で、最終追いの前日も坂路3本上り、今朝は2本目で軽く仕掛ける形ながら時計もしっかり出しました。長距離輸送の経験もあり、昨夏の内容からも好勝負してくれることを期待しています」

と、田中淳師は期待を寄せていました。この時期の東京で行われる中距離の特別にしては、例年に比べると小粒な印象もあり、好勝負できる可能性は高いと思っています。27日の午前中には東京競馬場に到着する予定です。ぜひとも、頑張って欲しいと思います。


(24日の朝、坂路から眺める厩舎地区の様子)





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最終更新日  2018年01月26日 23時27分29秒


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