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久しぶりに長く北海道を離れて、本州に滞在。これを良い機会にとばかりに、あちらこちらの競馬場に取材でお邪魔しています。
この1週間は、笠松にも名古屋にも足を運んで、馬やひとびとの姿に触れてきました。
先週1月24日木曜日には、笠松競馬場へ。
笠松競馬場前の土手の上の道路。
丁度名鉄電車が通りかかりました。
折からの晴天続き
この日もこのように青空の下にスタンドの風景
さすがにこの季節の笠松は寒い!
それでも馬たちはあつい戦いを展開しています
そしてひとびとも…
JRA 山田敬士ジョッキーの姿が見えました。
前日とこの日、JRA交流のレースに騎乗するため、笠松競馬場に登場。他のレースの騎乗依頼も数多く受けて、さながら「プチ武者修行」の様相でした。
長い騎乗停止のあとまだ勝利がなく、ひとつはそこ。
あとは、この日行われるメインレース・ゴールドジュニアで重賞に初めて騎乗するのも話題となり、今日は普段JRAで取材する記者の方が笠松に彼の様子を取材に来ていました。
同じ「小桧山門下」の青木調教師が一日「付き添い」(本人談)として彼の姿を見つめ、アドバイスをしていました。
JRA交流での騎乗姿
さて、そのメインレースのゴールドジュニアは、明けて3歳馬の重賞。
結果は、土曜日に竹之上さんも書かれているように…
兵庫から参戦の オオエフォーチュン
が、後方一気の差し切り勝ち
馬が引き揚げてくると、喜びに包まれる

デビューからおよそ10年での重賞初勝利
私たち取材陣からの求めに応じて、こんな笑顔でポーズを取ってくれた 山田雄大ジョッキー
。10年という数字には、「やはり長かった」とひとこと。それでも笑顔と、彼独特の心地よい語り口で、喜びを語っていました。笑顔も素晴らしい!
「今日はもう、メンバーとか枠番とかコース形態を考えたら、末に賭けるしかないと思っていました。流れが向いたにしてもよく走ってくれました。これからこの馬と、あと楽しみな牝馬もいるので、(重賞を)どんどん勝っていきたいです。」

報じられたように…
山田敬士ジョッキーは、返し馬で馬が暴走してしまい、放馬して競走除外。重賞デビューはお預けの形になりました。
本当に申し訳なさそうに取材に応じる山田敬士ジョッキー。
人馬ともに怪我がなかったのが何よりでした。
競馬とは、そうしたもの。
スポーツとは、こういう中から掴む何かを追い求めるもの。
次に彼の姿を目にするのが、楽しみになりました。
昨日1月29日火曜日には、名古屋競馬場に出かけました。
びっくりするような青空
素晴らしい晴天
検量室前の景色も、いつもと違って見えます
今日は、3才牝馬の重賞・梅桜賞に、8戦8勝のエムエスクイーンが登場。
しかしその前にも、終盤で注目の馬たちが次々と登場しました。
まずは2つ前の9レースのA-5組
以前もこのブログでご紹介したこの馬。
メモリーファルコン
父スマートファルコン 母メモリーアフリート
故障を克服して競走生活を続け、ここまで13戦13勝
しかし、昨年後半はわずか2回走っただけでまた休養に入ってしまいました。
管理する塚田隆男調教師に伺うと、諸々ケアが必要な部分が出てきて休養したところ、それが長引いたとのこと。この日は4ヶ月半ぶりの実戦でした。馬体重はマイナス33キロ。レース後塚田調教師自身が「最低のデキ」と自ら話した馬の状況でしたが…
この日も5馬身差の圧勝
やはり力があるところを示して、これで成績を14戦14勝としました。
「乗っていて、やはりいい時とは全然違うなと感じましたが、勝負どころで仕掛けてみるとグーンと行きだして、『ああ、勝ったな』と。調子は全然でしたが、やはり力はあります。」
…とは、騎乗した 今井貴大ジョッキー
の話。
たぶん、馬の気持ちがすごいんでしょうね。
今後のことは予断を許しませんが…肉体的に厳しい状況の中でどこまでやれるのか、今後のメモリーファルコンの動向から目が離せません。
続く10RのB-2特別には
10戦8勝という成績の4才牝馬、ホウライマリーンが登場
昨年秋まで7連勝のあと、2ヶ月半休んで臨んだレースで惜敗。その後はまた2連勝してきましたが、内容は一杯一杯でまだこの馬らしさが出ていませんでした。調教での動きも戦前の評価も、本来のものには及ばぬ状況の中でのレース。
今日も、終い詰め寄られて辛勝。
とはいえ、早めに出ていって最後負けなかったわけですから。
力は見せたと感じましたよ。
村上弘樹ジョッキー
私はこの馬を見るのがこの日初めてだったのですが、村上ジョッキーから「すごく走る、楽しみな馬がいるんです」と教えてもらっていました。
その村上ジョッキーをして、レース前から「今日は自信ない」と弱気な談話。
恐らく、本来の彼女の状況にないことを、最もよくわかっていたからでしょう。
まずは無事勝てたこと。これが大きいですよね。
村上ジョッキー自身、これでこの日4勝。
今年早くも14勝(1月29日現在)。
人馬ともに更なる飛躍を期待しましょう。
さていよいよ、メインレース。
この日の主役が登場!
エムエスクイーン
デビューから8戦8勝
7勝目まではライバルを「秒」でちぎる強さを見せていた彼女が、前走年末のライデンリーダー記念では周囲も見るものも彼女の負けを一瞬悟ったという、ヒヤヒヤの差し切り勝ち。改めて「仕切り直し」とも思われるこの日のレースに、注目が集まっていました。
何せ、単勝オッズ1.0倍ですから。
返し馬での姿
果たしてレースでは…
3コーナーでフカしていこうとしても、後ろから2頭追随してきて、なかなか後続を引き離すことが出来ませんでした。結局そのまま逃げ切ったものの、見た目明らかにパンチを欠く走り振りでした。
勿論、7戦目までの圧勝続きのイメージもあるからかも知れません。しかし、冷静に反芻してみても、「普通に勝ったな」と。そんな印象でした。まわりで見ていたひとびとも、皆そう思ったみたい。
でも、負けなかったからね。
今井貴大ジョッキーのレース後のインタビューの模様は、 こちら
をご覧下さい。(名古屋競馬オフィシャルのYoutube映像です)
囲み取材に応じる、竹下直人調教師
「今日は冬毛も出て毛づやも良くなくて、状態は良くなかった。恐らく季節的なものだと思う。(2,3月の出走予定について)状態を見ながらになるかな。」
この馬の本当の強さを改めて目にするのは、やはり春が訪れてからになるようです。
楽しみな馬たちが、春の訪れを待っています。
馬たちが飛躍を期する春が待ち遠しく感じられます。
この春はきっと盛り上がりますよ、東海も。
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