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2019年06月06日
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カテゴリ: 横川典視
木曜担当のよこてんです。

 今回は何から書きましょうか。まずは6月6日に門別競馬場で行われた北海道スプリントCから。

 レースは1番人気のJRA・ヤマニンアンプリメが優勝。重賞挑戦5回目にして待望の初重賞制覇を飾ると共に、同馬を管理する長谷川浩大調教師にも開業後初のタイトルをもたらしました。




★北海道スプリントC優勝/ヤマニンアンプリメ号


★表彰式にて優勝馬関係者

 JRAのシュウジと元JRA・現大井のショコラブランの先行争いを3番手で追走したヤマニンアンプリメは、外目追走から楽に抜け出して直線は気合をつける程度で3馬身差の完勝。2着馬との差は3馬身でしたが、印象としては力の差はそれ以上と感じるものでした。「ここ2戦は悔しい結果が続いていたので、これだけの走りを見せてくれたのは嬉しい」と長谷川調教師も文句なしの勝利だったようです。

 気になる次戦ですが、これも長谷川調教師によれば「今年はJBCを目標にしてレースを選択してきた。できればオーバルスプリントに出走して本番の前に一度浦和を経験しておきたいですね。JBCを目指してここまで頑張って走ってきた事でもあるので夏はリフレッシュさせてあげたい」との事。クラスターカップよりは9月のオーバルスプリントを目指す可能性が高そうです。

 さて、6月2日の盛岡競馬場では『地方競馬ジョッキーズチャンピオンシリーズ』ファーストステージが行われ、永森大智騎手(高知)が1位、佐藤友則騎手(笠松)が2位、そして地元岩手の山本聡哉騎手が3位となりました。





★地方競馬JCS第1戦優勝/コスモパープル号(佐藤友則騎手)






★ファーストステージ表彰式 ※佐藤友則騎手は都合により欠席

 今年のファーストステージは片方の結果が上位、片方の結果が下位とはっきり分かれたものが多く、例えば永森騎手は7着と1着、佐藤騎手も1着と9着だったりします。2戦共に上位と言えるのは山本聡哉騎手くらい(3着・3着)。
 その結果として1位永森騎手が36ポイント、2位佐藤友則騎手32ポイント、3位山本聡哉騎手が30ポイント。4位森泰斗騎手でも28ポイント、5位真島大輔騎手が21ポイントと、つまりファーストステージ上位は接戦になっています。これくらいの差なら1着と3着、2着と4着のポイントの差で簡単に変わりますから、6月20日の園田競馬場で行われるセカンドステージの、その2戦目まで結末がわからない・・・のではないでしょうか。

 同じ6月2日のメインレースにあたる重賞・早池峰スーパースプリント。優勝したサインズストームに騎乗していた岩本怜騎手はこれが重賞初制覇。それもデビュー2年目にしての重賞勝ちを達成しました。


★早池峰スーパースプリント/優勝サインズストーム号


★初めての重賞の口取りにおさまる岩本怜騎手


 習志野きらっとスプリントの出走権を得たサインズストームなのですが、石川栄調教師は「本来は1000mがベストというタイプではないし、真夏に遠征するのも」と、次戦は地元戦を選択する気配です。
 船橋は岩本怜騎手の“地元競馬場”でもあって本人は船橋で乗ってみたいようなのですが、まあいずれその機会もくるでしょう。

 そして翌6月3日、メインのかきつばた賞はコスモリョウゲツ号が優勝。手綱を取った小林凌騎手はデビュー5年目で「準」がつくものの重賞勝ちを達成。2日連続で若手騎手が活躍する姿を見せてくれました。


★かきつばた賞優勝/コスモリョウゲツ号

 岩本騎手の重賞制覇を見せつけられて「先輩なのにまだ勝っていない自分が歯がゆかった」と言っていた小林凌騎手。「次は“準”が付いていない重賞を勝ちたい」と気持ちを新たに次のチャンスを狙います。
 勝ったコスモリョウゲツはJRA未勝利→岩手→JRA→岩手と転々としていながら盛岡の芝は5戦5勝という抜群の相性の良さを持つ馬です。以前の在籍時の勝利は1600・1700mでしたが、今回2400mでもむしろこれまでより強いという走りを見せたのは大きな収穫だったはず。2400mで2周目2コーナー過ぎから動き始めて捲り切ってしまうというのは並みの馬に出来る事ではありません。せきれい賞は遠征馬との戦いにもなりますが、この走りなら少々の遠征馬相手ならひけはとらないでしょう。


★板垣吉則調教師も「弟子が初めて重賞を勝ったんだよ」と嬉しそうでした

 奇しくも、北海道スプリントCでは岩本騎手の同期になる落合玄太騎手が2着に、同じ日に笠松で行われた。飛山濃水杯ではひとつ上、2017年デビューの渡邊竜也騎手が自身の重賞初制覇を果たしたりしています。地方競馬JCSの、ベテランのトップジョッキーたちが競い合う戦いが繰り広げられると同時に、各地で若手騎手が活躍する姿を見せる。なにかこう、少しずつ時代が動きつつあるような気がするこの一週間だったように思います。




★北海道スプリントC、メイショウアイアンで2着だった落合玄太騎手





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最終更新日  2019年06月07日 07時59分03秒


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